RABニュースレーダー

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RABニュースレーダー』(アールエービーニュースレーダー)は、青森放送(RAB)で放送されているローカルワイドニュース番組。1970年4月1日から放送されている長寿番組で、現在放送中の青森県のテレビ局の番組では最も長く放送されている。1999年10月からはラジオでも放送されている(後述)。

テレビ放送

RABニュースレーダー
(テレビ放送版)
ジャンル 報道番組
出演者 秋山博子
菅原厚
製作
制作 青森放送テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
RABニュースレーダー
朝(放送開始 - 1977年3月)
放送期間1970年4月1日 - 1977年3月
放送時間月-金曜 6:58 - 8:00→6:58 - 8:15
放送分62→77分
夕方(1977年4月 - 現在)
放送期間1977年4月 - 現在
放送時間月-金曜 18:15 - 19:00(2011年10月 - )
放送分45分

特記事項:
放送時間帯が朝の時代は『NNNあさ7時のニュース』→『NNNモーニング7』を内包。
1986年10月から1988年3月まで『NNNライブオンネットワーク』を内包。
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日本初」のローカルワイドニュース番組である。当初は現在のような夕方ではなく朝の時間帯に放送されていたが、1977年日本テレビの『NNNおはよう!ニュースワイド』のスタートに伴い夕方に移った。また、この番組はスタート当時は朝6:58から放送しており(7:00からの『NNNモーニング7』を内包)、「日本初」のフライングスタートを実施した番組でもある。

そもそも、この番組が始まる前の青森放送テレビの朝の編成は午前6時59分に開始ID画面を出した後、7時の時報とともに開始、『NNNあさ7時のニュース』、『NNNスポーツニュース』、『おはよう!こどもショー[1]の以上各番組を日本テレビからネット受けし、それが終わった8時台に『東奥日報ニュース』を放送するという形であったが、当時のローカルニュースは5分しかなかった。当時、NHK青森放送局総合テレビは7時台に今日のニュースワイドゾーンの原型となる『青森県民のみなさんへ』(ローカルニュース)、『スタジオ102[2]を放送しており、当時はNHKがほぼ一人勝ちの状態になっていた。

そこで7時台に地域に根差した大型報道番組を作ろうという機運が高まったが、当時のローカルニュースは1回につき天気予報の分を差し引きしても5-6分、3-4項目程度しか伝えることができないという状況だった。そこで、県内のニュースだけでなく、東京支社と協力し、県外の主要ニュース、さらには青森県に深いかかわりを持つ県外の企業・団体・社会などのニュースの提供を計画した。更に当時の青森県内67市町村のうち56市町村に視聴者を対象とした取材協力スタッフを配置し、地域密着型・視聴者参加型報道番組の構築を目指した。

さらにフライングスタートをするきっかけとしては、それまでは単独番組だった『あさ7時のニュース』、『スポーツニュース』を内包することにあった。7時ちょうどにスタートしていきなり全国のニュースをネット受けするのは面白みに欠けるとして、「放送開始時間の一番乗りを考えよう」ということで、前述の放送開始時間を1分早めることで6時58分に司会者の顔出しでオープニングを始めるという体裁を取ることになった。

また番組開始当初は6:58 - 8:00の1時間番組だったが、その後視聴者の反響から3か月後に8:15までの75分番組に延長され、これを機に番組の司会者に女性アシスタントを加えた3人体制を整えた。[3]

1987年10月から1988年3月までは全国ニュース『NNNライブオンネットワーク』を内包した1時間番組となっていたが、1988年4月から全国ニュースが『NNNニュースプラス1』に変更したことに伴い、全国ニュースを分離するものの、2006年3月の番組終了まで『NEWS PLUS1』(2004年3月までは初代ロゴの『プラス1』)とサブタイトルがつけられていた。なお、エンディングは現在も『news every. RABニュースレーダー』と両方の番組名を併記している。

全国の民放テレビ局各社が、ローカルワイドニュース番組を次々とスタートさせたきっかけは、この番組の成功が元とされているが、一方で代表的な例とされる山陽放送の『山陽TVイブニングニュース』(現『RSKイブニングニュース』)や静岡放送の『SBSテレビ夕刊』、さらに中部日本放送の『CBCニュースワイド』は、この番組の夕方移行よりも早く、夕方ローカルワイドニュース番組としてスタートを切っている。

ノンスポンサーにて放送。したがって、番組内に挿入されるCMはすべてスポットCM扱いとなっている。

1970年10月からは手話通訳放送も開始し、現在は毎月最終金曜日に行っている(特別番組などで最終週に放送できない場合は、前の週に変更される)。

2004年4月、スタジオセットに「バーチャルスタジオシステム」を採用している。導入当初は番組の前半及び後半の天気予報で使用されたが、2006年7月以降は天気予報(2007年4月以降はモニターの上に表示される「Weather」のCGにのみ使用)と特集コーナー(不定期)で使用(クロマキー合成)。

2006年7月3日、ハイビジョン制作による放送を開始(当初は県内各支社・支局からのニュース映像は標準画質で、東京・大阪支社からのニュースはハイビジョン対応だったが、現在は県内分も全てハイビジョン取材に対応。これは県内民放では初)。オープニングCG、テロップなどが一新された。また県内民放の夕方ニュースでは最後となるステレオ放送も開始した(当初、新聞のテレビ欄ではステレオ放送を表す記号がついていなかったが、2007年7月頃からは記号をつけている)。

テレビ版放送時間の変遷

期間 放送時間(日本時間 備考
1970年4月1日 - 1970年6月13日 月曜 - 土曜 06:58 - 08:00(62分) NNNあさ7時のニュース』→『NNNモーニング7』を内包
1970年6月15日 - 1973年9月29日 月曜 - 土曜 06:55 - 08:15(80分) 同上・放送時間18分拡大
1973年10月1日 - 1974年3月29日 月曜 - 金曜 07:15 - 08:30(75分) 『NNNモーニング7』を分離し、ローカル枠のみに。同時に土曜日の放送を打ち切り。
1974年4月1日 - 1975年3月28日 月曜 - 金曜 07:00 - 08:15(75分) NNN朝のニュース』(6:45 - 7:00)開始に伴う変更で、15分繰り上げ。
1975年3月31日 - 1977年4月1日 月曜 - 金曜 07:15 - 08:15(60分) ANNニュースセブン』(7:00 - 7:15)開始に伴う変更[4]
1977年4月4日 - 1987年10月2日 月曜 - 金曜 18:00 - 18:30(30分) 夕方に移動。1977年3月まで夕方の青森ローカルニュースは18:25 - 18:40→18:50(又は18:55) - 19:00まで『東奥日報ニュース』で放送されていた。
1987年10月5日 - 1988年4月1日 月曜 - 金曜 18:00 - 18:55(55分) NNNライブオンネットワーク』を内包
1988年4月4日 - 1996年9月27日 月曜 - 金曜 18:30 - 19:00(30分)
1996年9月30日 - 2000年8月18日 月曜 - 金曜 18:23 - 19:00(37分)
2000年8月21日 - 2000年12月29日 月曜 - 金曜 18:22 - 19:00(38分)
2001年1月4日 - 2002年6月28日 月曜 - 金曜 18:20 - 19:00(40分)
2002年7月1日 - 2004年3月26日 月曜 - 金曜 18:19 - 19:00(41分)
2004年3月29日 - 2006年3月31日 月曜 - 金曜 18:17 - 19:00(43分)
2006年4月3日 - 2011年9月30日 月曜 - 金曜 18:16 - 19:00(44分)
2011年10月3日 - 現在 月曜 - 金曜 18:15 - 19:00(45分) 正確には18:58.30(時期により18:55.40か18:56.10もしくは18:56.40)で終了

ラジオ放送

RABニュースレーダー
(ラジオ放送版)
ジャンル 報道番組
放送方式 生放送
放送期間 1999年10月 -
放送時間 月-金曜18:00 - 18:15
(15分)
放送局 青森放送ラジオ
パーソナリティ テレビ版に出演しないアナウンサーの持ち回り(2名1組を基本)
※男性は主に鮫島大史
特記事項:
放送開始から2000年3月まで月-金曜夕方のニュースは『RABニュースTODAY』と並行して放送。
1999年度下半期の半年だけ、テレビ版と同時放送の時代があった。
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1999年10月、テレビとの同時放送(サイマル)形式で実験的に放送開始。ラジオで聴くリスナーへの配慮から、ニュースの当事者および街頭インタビュー映像(音源)は、誰の音声か事前に注訳を入れたうえで放送を行うようになった[5]。それとは別に、元々青森放送では1985年からラジオ独自のローカルニュース番組『RABニュースアイ』→『RABニュースTODAY』を17時台に放送しており、2000年3月まではラジオにおいて自社制作のニュース番組が併存する状況となっていたが、2000年4月より長らくテレビでの看板番組であった当番組とタイトル・イメージを統合する形でラジオ独自の放送を開始。タイトル、テーマ音楽、アタック音はテレビ版と統合されたが、ニュース項目の切り替え時にアタック音を流すなど、番組のフォーマットはラジオでの前番組『ニュースTODAY』から引き継がれた。開始当初は18:00からの20分枠で放送していたが、テレビとの兼ね合いから2005年9月からは前番組と同様の15分枠に縮小された。

キャスターも、前番組までの1人制から2人制に変更、メイン=主要ニュース、サブ=フラッシュニュース・天気予報という分業体制となった。開始時は、当時同局アナウンサーだった大竹辰也をメインに据え、女性アナウンサーが日替わりでサブを担当。大竹が一線を退いた後は鈴木伸夫、のちに綱川和夫が主にメインを務めるも、時折別の男性アナウンサーが代わりにメインを担当することもあり、日によってはメイン・サブともに女性(もしくは男性)同士[6]、ごく稀に一人での進行となることもあった[7]。 2013年4月からは、2009年頃よりメインを主に務めていた綱川に代わり、テレビ版の11代目キャスター・鮫島大史が主にメインを務めている。また同年6月からは、時折サブの女性アナが主要ニュース、メインの男性アナもフラッシュニュースを読み上げるようになるなど、これまで貫かれてきた分業体制が若干崩れている[8]

オープニングテーマ曲はテレビ版の1世代前(2004年4月 - 2011年4月)のものを、番組前半の項目変更やフラッシュニュースへ入るときのアタック音は2世代前(1995年4月 - 2004年3月)のものを使っている。アタック音・フラッシュニュース・天気予報時のBGMは、ラジオ版の放送開始時から一貫して変わっていない。ラジオ版のエンディングテーマ曲は、2011年4月22日までラジオ・テレビのオープニング曲と同じものが使われ、そのエンディング部分が聴けた。4月25日からはテレビ版のBGMが変更されたが、ラジオ版は先代のものを引き続き使用する。

放送時刻は月-金曜 18:00 - 18:16(正確には18:15.00で終了)2000年4月から2005年9月まではラジオの放送時間が18:20(正確には18:18.00まで)の放送だった。そのため、一時期1分程テレビとラジオの放送がかぶっていた時期があった。なお、番組表上は、ラジオからテレビへ連続放送となっている。なお、2011年10月以降テレビの放送開始時間が早まったこともあり、18:15から1分間だけ放送時間が被っていることになっているが、ラジオではステーションブレイクでコマーシャルが流れているため、実質的にはラジオの放送からコマーシャルを挟まずにテレビの放送へ繋いでいることになる。

出演者(テレビ)

メインキャスター

  • 秋山博子(12代目・2004年10月 - )
    • 40年を超える歴史の中で初となる女性メイン司会者であり、現在歴代で最長。
    • 不在時は天気キャスター(以前は菅原。その際のサブに天気キャスター)。

サブキャスター

  • 菅原厚(2006年10月 - )
    • 不在時は当初代役が不在で秋山1人進行だったが、近年は青山英次(2009年11月23日・26日・27日)、星和明(2009年11月24日・25日)、鮫島(前メイン。2011年6月27日 - 7月1日、2013年6月下旬。)、上野比呂企が登板。

天気キャスター

  • 日によって、ラジオ版のニュースレーダーも担当。
  • 両名は該当曜日以外の月-金曜午前に『今日も!あさぷり』を担当。

月・火曜

水・木・金曜

かつての出演者(テレビ版)

歴代キャスター

時間帯 期間 メイン[9] サブ[10] 天気予報[11]
朝枠 1970年4月 1970年9月 吉備彬[12] 小島倫 [13]
1970年10月 小島倫 [14]
小島倫 [15]
鎌田学而[16]
高森邦夫
1977年3月 清水豊治
夕方枠 1977年4月 1980年 山中達一
1980年 1981年11月 長崎昭義
1981年12月 1987年9月 黒滝久可[17]
1987年10月 森山茂樹
柿崎元子
原田賀子
1995年3月 [18]
1995年4月 佐藤義之[19]
松尾志織[20]
2001年3月 [21]
2001年4月 2003年 鮫島大史[19]
2003年 2004年3月 落合こず恵[20][22] 亀井薫[20][22] 伊東幸子 筋野裕子
2004年4月 2004年9月 山内千代子[23] 筋野裕子[24] 矢羽々恵匡
2004年10月 2006年3月 秋山博子[20] 矢羽々恵匡 山内千代子 筋野裕子
2006年4月 2006年9月 上野由加里 永井まどか
2006年10月 2008年3月 菅原厚[25]
2008年4月 2008年5月
2008年6月 2011年3月 桒子英里 樋田かおり
2011年4月 現在
リポーター

テレビのオープニング

放送開始当時
テーマ曲はピアノから始まる吹奏楽を中心としたファンファーレ調の曲。スタジオをバックにタイトルが表示された(アニメーションはなし)。当時の番組ロゴ(初代)は斜体の太いゴシック体であった。
夕方移動時 - 1980年代初期
テーマ曲はやや気の抜けたような曲調で、管楽器が使われている。オープニングアニメは時刻を表す6の字から番組ロゴが回転しながら出てくるものであった。ロゴも枠移動に伴いリニューアル(都合2代目)、以後現在に至るまで変わっていない。
1983年頃 - 1986年頃
ニュース映像をバックに菱形からロゴに変形するテロップアニメーションが出てくる。音楽はディスコ調のものに変わった。
1990年4月 - 1992年3月
オープニングはここでCG化。テーマ音楽は1991年3月まで短縮版といえるタイプ。1991年4月からは少し長くなり、CGもニュースレーダーのロゴが3回同じ動きをした。
1992年4月 - 1993年3月
ブロックが積み重なってRABのロゴが出来上がり、次に画面右からニュースレーダーのロゴが登場するCGになった。テーマ曲のアレンジタイプは、「東奥日報ニュース」で2011年4年まで使用された。
1995年4月 - 2004年3月
一番長く使われたオープニング。巨大なレーダーから番組ロゴが出てくるCGで、テンポの良いテーマ曲であった。
2004年4月 - 2006年6月
9年ぶりにリニューアルされたものは落ち着いたテーマ曲となり、CGもカラフルな筒状の空間から飛び出すと水色の空間に浮かぶ地球をバックに番組ロゴが出てくるものに変わった。これよりオープングにて「RAB」「ニュースレーダー」と2段表示だった番組ロゴが、EDと同じ1段表示に変わっている。
2006年7月 - 2011年4月
先代のハイビジョン対応バージョンであり、若干マイナーチェンジされた。テーマ曲は同じである。ラジオ版では2013年現在もこの時の曲を使用。
2011年4月 -
7年ぶりにリニューアルされたものはオーケストラ調の曲になる。地球儀のCGを「RAB NEWS RADAR」と書かれた帯が取り巻き、世界地図をバックにロゴが登場。ヘッドラインの音楽は落ち着いたピアノ調の曲になり、項目が切り替わる時に効果音が鳴るものに変更。

スタジオセット

初期のころは司会者席に電話機が置かれ、ニュース提供用のスタジオの直通電話番号が書かれたパネルが添えられてあった[3][26]

番組が夕方に移動してから1980年代にかけては、キャスターの背後にクロマキー合成用のブルースクリーンが形を変えてセットに配置されていた。長崎キャスター担当時は丸い形状だったが、黒滝キャスター以後は四角形になった(スクリーン自体は森山キャスターの代まで存在)。

1995年4月 - 1995年9月
緑色をバックにしたセット。一部オブジェも置かれていたが空虚感は否めなかった。この頃、キャスターは立ってニュースを伝えた。
1995年10月 - 1996年12月
セットが着席スタイルに戻る。空虚感を無くすためバックに飾り板がつけられた。
1997年1月 - 1997年11月
茶色を基調にしたセット。背後に「NEWS」の英字ロゴがあった。評判が悪かったのかすぐにとりやめた。
1997年12月 - 2004年3月
壁面の建て込みではなく、水色のホリゾントをバックに地球のオブジェなどを配した広々としたセットになる。7年近く使われた。これ以後、セット中央(メインキャスター席の背後)に「RAB」「Nippon News Network Nippon News Network」両者のロゴが併記されるようになる。セット左側は「東奥日報ニュース」キャスターおよび当番組ディレクター席、右側は天気キャスター席となっている。天気キャスター席の背後には「RAB WEATHER REPORT」の英字ロゴもあった。
2004年4月 - 2011年4月22日
バーチャルスタジオ対応となり、スタジオセットの右半分にクロマキー合成用の青壁を設置。そのため、通常セットのスペースは先代の約2/3に縮小され、部屋をイメージした壁面式のセットに戻る。セット左側には本棚が置かれ[27]、ハイビジョンモニターも設置された[28]。後に天気予報でバーチャルセットの使用を取りやめると、天気キャスターはこの左側部分に立って天気予報を伝えるようになった(テーブルはバーチャル使用時のものを流用)。なお、県内のニュース番組で地上デジタル放送開始後もアナログ単独放送時代からのセットを流用していたのは、当番組だけだった。また、これより「東奥日報ニュース」のセット部分とキャスター席が右側になっている[29]
2011年4月25日 - 現在
青と白、円形を基調とした明るめのセットとなった。キャスター席とモニターの配置は前のセットを踏襲し、バーチャルスタジオにも対応する。リニューアルが改編時期(3月28日か4月4日)にならなかったのは、地上デジタル放送完全移行(2011年7月24日)まで3か月を切ったという意味合いと、東日本大震災の影響があったものと見られる。

通常のスタジオが使えない時

  • 1998年ごろには諸事情(スタジオの改装ではない)により青森放送ニュースセンター内の特設スタジオから1週間放送した(1994年頃までは「東奥日報ニュース」でも通常放送においてのスタジオとして使っていた)。
  • 2004年のスタジオ改装時は、『生テレビ』のスタジオから1週間放送していた(『東奥日報ニュース』も同様)。2011年4月の改装時は4月23日・24日の『東奥日報ニュース』を『きんこれ[30]のスタジオから放送していた。『あなたとRAB』のセットを使用していたため、担当アナウンサーは立ってニュースを伝えていた。

字幕スーパー類

1995年4月 - 2004年3月
人物紹介テロップは青色・赤色・緑色の三角形のベースに斜体で書かれた名前が出てくるものであった。書体は2002年頃に現行の平成角ゴシックに変わっているが、フォーマット自体に大きな変化はなかった。項目テロップは途中から色が変わっている。
2004年4月 - 2006年6月
人物紹介テロップは四角形で構成された魚のような形をしているベースに名前が出てくるというもの。当初はなにもアニメーションしなかったが、2004年5頃より何も書かれていないベースから名前がせり上がってくるという簡単なアクションが加わっている。ベースも男女とも水色が基本だが、天気のみオレンジ色が使われている(矢羽々アナウンサーが天気を担当していた頃は薄い緑色だった)。
また、エンディングのニュース項目紹介や「あすの動き」では、テロップの背景を透過できるようになっていた(以前、都合により1週間だけ「@なまてれ」用のテロップ装置(2006年5月2日までのもの)を使用したことがあったが、この場合では透過は出来なかった)。現在、多く使われ始めている電子テロップとは異なるため、このベースには青色しか使われていなかった(このテロップ装置で青色の表示がはっきりと出ないのを活かした技法である)。ちなみに、2004年5月頃よりニュースの字幕スーパーの書体が太くなっている。
2006年7月 - 2011年4月
ニュースサブが更新されたため、色の透過がより多くできるようになった。主なテロップ類は白を基調にした『NNN Newsリアルタイム』を意識したデザインとなった。2006年7月10日放送よりアニメーションも付加された(当番組では初)。また2007年4月にはそのアニメーションが若干リニューアルし、2008年4月からフラッシュニュースのフォーマットが一新した。冒頭の氏名テロップは平成明朝、天気キャスターの氏名テロップは丸ゴシックを使用。その他のテロップには創英角ポップや視覚デザイン研究所のロゴGが使用されている。
2011年4月 -
テロップがハイビジョン化になってから2回目の更新。青系の背景に、右には地球儀が描かれている。2013年に入ると天気コーナーや一部のニュースにフォントワークスの書体(ニューロダンロダンわんぱく、スーラマティスなど)が使用されるようになったが、基本書体の平成角ゴシックも引き続き使われている。最近ではニュース以外の青森放送主催のイベントの告知CMでもフォントワークスの書体が使用されている。
なお、他局のニュース番組で見られるような右上のサイドテロップはごく一部の特集を除き、一貫して使用していない[31][32]
2013年1月4日からはCM直前の映像に自社のキャラクターらぶりんが飛びててくる「瞬をつないで60年」のテロップが、2014年4月からは「短命県返上!」のテロップが、追加された。2013年8月15日頃から「このあとは…」のテロップの下に「天気予報は午後6:○○ごろ〜」のテロップを追加した。

関連項目

受賞歴

脚注

  1. ^ なお、『おはよう!こどもショー』は、当番組開始の影響により番組開始から夕方移動直前までの7年間、休止となった。
  2. ^ ストレートニュースについては7時から『NHKニュース』(前半15分が全国ニュース、後半5分は各地区拠点局からの地域ローカルニュース)を別途放送していた。その後1980年4月に『NHKニュースワイド』としてこれらの番組を統合・ワイド化した
  3. ^ a b みんなで語ろう民放史 地域に密着した青森の朝を『RABニュースレーダー』の苦闘(当時青森放送記者・森田和穂)
  4. ^ 関西地区のネットチェンジにより、青森放送のANN加盟に伴うネット開始。
  5. ^ 例として、「○○知事(市町村長)です」という具合(県内首長の場合)。現在、ラジオ版においてインタビュー音源は一切放送されていない。
  6. ^ この場合は上下関係が優先され、先輩アナがニュースを担当し、後輩アナがフラッシュニュースと天気を担当する。この体制での放送は祝日に多い。
  7. ^ 2012年10月26日の放送分では、綱川一人での進行となったため、綱川がフラッシュニュースと天気予報も担当した。
  8. ^ 天気予報はこれまでと変わらず女性アナが担当。
  9. ^ 吉備、鎌田、長崎以外は青森放送アナウンサー、またはアナウンサー出身者。鮫島までは降板後に裏方へ転向。
  10. ^ 他番組も掛け持つようになるのは松尾以後。
  11. ^ 曜日別。
  12. ^ 1958年入社。当時の報道部長。
  13. ^ 稲葉直子秋山博子上明戸華恵後藤美穂子田代あおい等が担当。
  14. ^ 女性が担当。
  15. ^ 鳴海征子(朝枠時代)、椿武愛子米澤章子等が担当。
  16. ^ 立命館大学文学部卒業後、1961年入社。1962年10月時点で編成課、当番組キャスター時代は記者。現:同大学青森県校友会長。
  17. ^ 山中時代にリポーター。メイン降板後はディレクターとしてキャスター席に座っていた事がある。
  18. ^ 不明。
  19. ^ a b 不在時の代役は大竹辰也古池雄
  20. ^ a b c d 就任前に天気担当。
  21. ^ (松尾志織→)中田有紀小林あずさ(→落合こず恵亀井薫)が担当。中田・小林、落合・亀井はそれぞれ週交代。就任前は天気担当。
  22. ^ a b 週途中交代。
  23. ^ 月-水曜。
  24. ^ 木・金曜。
  25. ^ 秋山不在時はメイン代行。
  26. ^ この「民放史」の記事に、初代セットの当時の写真が掲載されており、当時の司会者である吉備・小島の両キャスターの前に電話機と電話番号のパネルが添えられてあるのが判る。
  27. ^ アテネ五輪トリノ冬季五輪で活躍した県勢選手のサインや、らぶりんの人形が飾られていた。
  28. ^ ただしHDサブ更新前は4:3の映像でも、16:9の画面いっぱいに引き伸ばして表示していた
  29. ^ 当番組エンディングで天気キャスターはこの席に座り、両キャスターとの対話や天気情報を多少交えながら番組終了の挨拶を行う。
  30. ^ 2013年現在は「ZIP!FRIDAY」のスタジオ(2012年より)。
  31. ^ サイドテロップが本来表示される部分には場所や日時などが表記されるが、長くは表示されない。ATV・ABAではこの表示は左下に表示される。
  32. ^ 裏番組の『あっぷるワイド』や『わっち!!』のニュースコーナー・『スーパーJチャンネルABA』ではサイドテロップを使用している。青森テレビ・青森朝日放送では導入後一時期使用していなかった時期があったが、後にどちらも使用を再開している。

外部リンク

青森放送テレビ(NNN 月-金曜朝のRABニュース
前番組 番組名 次番組
東奥日報ニュース
- 1970年3月31日
RABニュースレーダー
1970年4月1日 - 1977年4月1日
夕方に移動して継続。
東奥日報ニュース
1977年4月4日 -
青森放送テレビ 月-金曜夕方のRABニュース
東奥日報ニュース
- 1977年4月1日
RABニュースレーダー
1977年4月4日 -
朝帯から移動して継続。
-----
青森放送テレビ 土曜 朝のRABニュース
東奥日報ニュース
- 1970年3月28日
RABニュースレーダー
1970年4月4日 - 1973年9月29日
東奥日報ニュース
1973年10月6日 - 1996年3月30日
ズームイン!!サタデー」開始により、廃枠となった。
青森放送ラジオ 月-金曜夕方のRABニュース
RABニュースTODAY

RABニュースレーダー
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青森放送ラジオ 月-金曜18:16-18:20枠
RABニュースレーダー