R160 (鉄道車両)
| R160 | |
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10両編成で走るR160B
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| 営業最高速度 | 90 km/h |
| 起動加速度 | 4.0 km/h/s |
| 減速度 | 4.0 km/h/s(常用最大) 5.1 km/h/s(非常) |
| 編成定員 | 2436人うち着席432人(10両) 1944人うち着席172人(8両) |
| 全長 | 18,350 mm |
| 全幅 | 2,980 mm |
| 全高 | 3,7000 mm |
| 軌間 | 1,435(標準軌) mm |
| 電気方式 | 直流 625v(第三軌条方式) |
| 主電動機出力 | 110kw |
| 制動方式 | 発電ブレーキ併用 |
| 製造メーカー | 川崎重工業 アルストム シーメンス |
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この表について
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R160は、ニューヨーク市地下鉄で使用されている通勤形電車である。
この電車は、製造会社の違いにより「R160A」と「R160B」の2種類に分けられるが、ほぼ共通なため本稿で一括して取り扱う。
目次 |
概要 [編集]
大型車両の走る「B・ディビジョン」の車両を置き換えるために製造された。フランス・アルストムで製造されたR160Aと日本・川崎重工業で製造されたR160Bからなるグループである。このうち4両編成93本(372両)と5両編成126本(630両)の合計1,002両がアルストム製のR160A、5両編成132本(660両)が川崎重工業製のR160Bとなっている。なお、R160Aに関してはさらに細かく分類され、4両編成のものを「R160A-1」、5両編成のものを「R160A-2」と呼ぶ。川崎重工業が参加することになったのは、本系列の仕様がすでに運行していた同社製のR143車両との互換性を求められたことや、アルストムがNY市地下鉄との取引が初めてであったことによる。
2002年に契約が締結され、2005年には両社の試験車両が納入されたあと、2006年から量産車が納入されて、同年中に営業運転を開始した。
車体外観 [編集]
R160A、R160Bともにステンレス製18.5m級の車両で、片側4つの両開きドアを持つ通勤型の車体である。前面は黒く塗ることで運転席の窓を大きく見せる視覚的な工夫がなされており、上部には走行路線を表すアルファベットや数字を表すLED式の表示器が、下部には衝突事故で衝撃を軽減することを期待してアンチクライマーが装備されている。連結器は、電気連結器付き密着連結器を採用している。落書きを防ぐために、側面には一切の飾り帯が貼られていない。
内装 [編集]
紫色のプラスチックのベンチのようなロングシートで構成され、立ち客用として車内に握り棒が設置されているが、つり革は設置されていない。その後、一部のR160車両にて混雑時の座席格納改造を施した車両では、金属製のつり革が装備された。客用案内装置としてLED表示による行き先と次の停車駅を案内する装置が備え付けられている。
運転・走行機器 [編集]
電装品はR160Aがアルストム製、R160Bは初期の車両がアルストムで後期はシーメンス製である。台車は第三軌条方式対応で集電靴を持ち、R160Aを含めて全車両が川崎重工業製のものを装着する。
運用 [編集]
通常は2編成を連結した8両編成、もしくは10両編成で用いられており、以下の路線で運用されている。
- 8両編成(R160A-1) - J,L,MとZの4路線
- 10両編成
- R160A-2 - E,F,NとQの4路線
- R160B - R160A-2と共通運用。
トラブル [編集]
今回が初取引となったアルストムであるが、量産先行車の納入期限に遅れた[1]うえに量産車についても月に200両から400両を納入できるとしながら、実際には80両しか納入できなかった。最終的には設備を増強したものの、予定より7か月遅い2010年4月に完了した。これによりアルストムは1両1日につき200ドルの違約金を市交通局に支払った。
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ 職員の視察で溶接場所の不具合が見つかったため。2005年7月28日付ニューヨーク・タイムズより
参考文献 [編集]
- ニューヨーク市交通局向け次世代地下鉄電車を受注 - 川崎重工リリース2010年11月9日閲覧