orbital period (アルバム)

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orbital period
BUMP OF CHICKENスタジオ・アルバム
リリース 2007年12月19日
ジャンル ロック
ポップス(J-POP)
時間 70分59秒(隠しトラック除く)
レーベル トイズファクトリー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間最高順位2位(オリコン
  • 2007年12月度月間順位6位(オリコン)
  • 2008年度上半期順位6位(オリコン)
  • 2008年度年間順位12位(オリコン)
  • 登場回数67回(オリコン)
ゴールド等認定
BUMP OF CHICKEN 年表
ユグドラシル
2004年
orbital period
2007年
present from you
2008年
『orbital period』 からの シングル
  1. プラネタリウム
    リリース:2005年7月21日
  2. Supernova/カルマ
    リリース:2005年11月23日
  3. 涙のふるさと
    リリース:2006年11月22日
  4. 花の名
    リリース:2007年10月24日
  5. メーデー
    リリース:2007年10月24日

orbital period』(オービタル・ピリオド)は、日本のロックバンドBUMP OF CHICKENのメジャー3枚目、通算5枚目のアルバムである。

目次

[編集] 解説

  • 前作『ユグドラシル』以来、3年4か月ぶりのアルバム。
  • ジャケット写真はBUMP OF CHICKENのロゴにも使われ、「メーデー」のPVにも登場する「星の鳥」。
  • タイトルの「orbital period」は、公転周期(軌道周期)を意味する。
  • 歌詞カードは藤原が書き下ろしたオリジナルストーリー「星の鳥」のブックレットと一体型になっており、88ページにも及ぶものとなっている(後述)。また、ブックレットとCDケースを収納するスリーブケースが付属している。
  • 3年の間に発売されたシングルA面曲は全て収録され、17曲中6曲がシングル曲となっている。また、本作は彼らのアルバムで収録曲数と収録時間が最多・最長である。隠しトラックを含めると、全部で18曲収録されている。また、無音の曲も含めたトラック数は28曲になる。「28」という数字は、BUMP OF CHICKENメンバーの当時の年齢であり、なおかつ、タイトルの公転周期をも意味する。
  • 『orbital period』オリジナルプレミアムグッズ抽選応募券同梱。
  • オリコンデイリーチャートで1位を記録し、初動売上は前作を約7万枚上回っている。2007年発売にも関わらず、2008年のオリコン年間アルバムチャートで12位にランクインし、アルバムの年間順位では自己最高となった。
  • 裏ジャケットには「星の鳥」の中で作っていた「土でできた星の鳥」を写したと思われる写真がある。よく見ると、BUMP OF CHICKENのロゴマークである。この写真の元は、世界遺産カナイマ国立公園である。

[編集] 収録曲

※全曲作詞・作曲:藤原基央

  1. voyager
    「flyby」と対になる曲。
    「flyby」と同時に作られた曲で、他の曲が全て揃ってミックスをしている最中に藤原がスタジオの会議室のような部屋で書き上げ、その後すぐにスタッフやメンバーに聞いてもらったという。直井曰く、この曲は藤原がライブリハーサルなどでギターを持つと常に弾いていたアルペジオで、直井自身もアルペジオだけで構成されている曲だと思っていたところ、歌詞メロディが付くと知らされて驚いたらしい[1]。このアルペジオは、ギターのそれぞれのが別々に録音され、別々にパンニングされている(左から、4・5弦、2弦、1弦、3弦と思われる)。「アルバムの製作では最後にできた曲だが、『orbital period』という作品に真っ直ぐ芯を通してくれた2曲だ」と語っている。タイトルの由来は発売年から28年前(1979年)に木星に接近(flyby)したボイジャー1号から。
    ちなみに、最後のポーンという音が次の「星の鳥」と繋がっている。
  2. 星の鳥
    インストゥルメンタル楽曲。藤原が、BUMP OF CHICKENをイメージして作った、テーマソングとなる曲[要出典]。この曲は「メーデー」のレコーディング中にディレクターが「「メーデー」をアルバムに入れるときは、前奏を長くして入れよう」と発案したことがきっかけで製作され、藤原自身、そのアイディアについてすごくドラマチックなことだと感じていた[2]。曲の製作過程は、「メーデー」で使用されているアルペジオで、リード・フレーズ的な表情や役割を持っているものを抜き出し、それに和音を加えるというもの。その為にいろいろな和音の数や小節の数を考え、最終的にしっくりきた組み合わせは、藤原曰く「理論的にはすごく変な小節」だとか。
    「星の鳥」と「メーデー」は曲としては繋がっているが、トラックは分かれている。
  3. メーデー
    14thシングル。特に表記はされていないが、アルバム・バージョンであり、前曲「星の鳥」と音が繋がっている。その関係で、シングル・バージョンより前奏部分が8秒カットされている。
    PVはシングル発売当初は発表されず、本作の発売期になって発表された。なおPVの一部が、本作のCMに用いられている。
  4. 才悩人応援歌
    2007年早春に作られた曲。製作中の意図は藤原もあまり覚えておらず、曰く「バーッと書いた曲」[2]
    プリプロの前日に曲について考えていたがまとまらず、そのまま徹夜でプリプロに行くという事態になり、バンド練習の時間がなかったためにその場の勢いでギターを弾いて歌った、とのこと[2]増川はその時のことについて「リズムのきっかけやトリックが全く解らず、驚きの連続だったが、聴いて弾いている方がハマってくる魅力のある曲。聴いたその瞬間からハマっていた」と語っている[2]
  5. プラネタリウム
    10thシングル。アルバムの中ではリリースの時期が最も古い曲。
    この曲は、後述の『ハンマーソングと痛みの塔』と同じく、大きな声で歌いながら作った曲である。
  6. supernova
    11thシングル「supernova/カルマ」1曲目。
  7. ハンマーソングと痛みの塔
    シングルを除けばアルバムの中で最初、2006年の秋に完成した曲[1]コード進行やメロディの断片的なアイディアだけが最初にあり、何か書こうと思って書いていたら完成した、と藤原は述べている。増川はこの曲をメンバーで聴いている時、携帯電話の電波圏外の場所にいたために連絡が取れず、一緒に聴けなかったと話している[1]
    藤原は、「あの曲は大きな声で歌わないと書けなかったと思いますね」と語っている。
  8. 時空かくれんぼ
    「ひとりごと」と同時期に作られた。「8分の6拍子をやってみたい」という藤原の思いから作られた楽曲[1]。直井は「8分の6拍子のリズムなのに、メロディがそう聞こえさせてくれない。本当に8分の6拍子なのか、それとも変拍子なのか考えさせられた」としている[2]
  9. かさぶたぶたぶ
    ビートルズが使用していたものに近い楽器で録音されている。元々、藤原が持ち込んだ隠しトラックの予定だったが、急遽アルバム曲へ昇格した[3]。「何の制作でも一度も手を抜いたことは無く、こういうイレギュラーな形で曲が生まれることもある」ということを表した一曲[2]
  10. 花の名
    13thシングル。映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌。特に表記はされていないが、アルバム・バージョンであり、シングル・バージョンと比べて弦一徹ストリングスによるストリングスの音が抑えられている。
  11. ひとりごと
    「時空かくれんぼ」と同時期に作られた曲[1]。「メーデー」と同じくベースの上にさらにベースをフレーズとして乗せるということにチャレンジしたという[要出典]
  12. 飴玉の唄
    2006年末に書かれた曲で、「ハンマーソングと痛みの塔」の次にこのアルバムの中で古い曲である[1]。曲を書いた時、ギターで弾き小さな声で歌いながらできたという[1]。藤原はこの曲以降、弾き語りでデモを録っている時に他のメンバーがブースにいるのを気恥ずかしく思い、プリプロで1人で作業するようになったという[2]。藤原曰く、歌詞に関しては「supernova」にも通じるテーマ[要出典]
    ちなみに音がこもっていてわかりづらいが、最後のポーンという音が次の「星の鳥 reprise」と繋がっている。
  13. 星の鳥 reprise
    インストゥルメンタル。こちらも「星の鳥」と同様に「メーデー」の前奏の一部が使用されているが、音がこもっているように聞こえる。
    ほんのわずかだが、余韻が次の「カルマ」と繋がっている。
  14. カルマ
    11thシングル「supernova/カルマ」2曲目。
    冒頭に「星の鳥 reprise」の余韻が残っているため、わずかな差ながらアルバムバージョンである。
    PS2「テイルズオブジアビス」の主題歌。
  15. arrows
    歌詞中の「」や「」から、遠回しに『』を指しているとされる。
  16. 涙のふるさと
    12thシングル。
  17. flyby
    「voyager」と対になる曲。
    「voyager」と伴奏はほぼ同じだが、歌詞やメロディーに差異がある。
  • 隠しトラックに「ハテナッチセブンクエスチョンズ」が歌う「BELIEVE」(作詞・作曲:BUMP OF CHICKEN)が収録されている。
    • バンドサウンドヴォーカルが乗るような形ではなく、メンバーの家で会議をするバンドがアドリブ・アカペラで歌う即興的な演奏。しかも、録音では「ワンダーセブン」「トリプルミーニング(間違えて「トリプルミーング」と言っている)」などのバンド名が候補に挙がっており、「ハテナッチセブンクエスチョンズ」となったのは隠しジャケットでのみわかる。

[編集] ブックレット「星の鳥」

88ページに及ぶ歌詞カードを兼ねたブックレットで、オリジナルストーリーが収録されている。「星の鳥」を手にいれようとする王様と動物たちを巡る物語だが、モチーフを一部共有している以外に収録曲との直接的な関連性はない。イラストレーションは藤原基央、デザインはタイクーングラフィックス。歌詞カードのアイデアを練っていた時に藤原の発案で収録が決定したが、構想を練るうちにCDケースに収まらないものにまで膨れ上がっていき、アルバムの〆切間近にカンヅメ状態で一気に描き上げなければならなくなり、最も忙しい時期で1〜2時間しか眠れないほどのタイトなスケジュールになってしまい、藤原が「もうやりたくない」というほどであった。

[編集] 参加ミュージシャン

  • 弦一徹ストリングス:Strings(M-10)

[編集] 出典・参考文献

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  1. ^ a b c d e f g 「MUSICA」2008年1月号
  2. ^ a b c d e f g DROPS Special Issue「BUMP OF CHICKEN」(2007年12月19日発行)
  3. ^ BASS MAGAZINE 2008年1月号より


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