OXO

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OXO
ジャンル パズルゲームシミュレーションゲーム
対応機種 EDSAC
開発元 ケンブリッジ大学
人数 1人
メディア ミニコンピュータ
発売日 1952年
売上本数 0台
その他 画面写真が残る世界初のビデオゲーム
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OXO』はいわゆる「○×ゲーム」で、英語では"tic-tac-toe"、日本語風の発音では『ティック・タック・トー』、または『チクタクツー』と呼ばれるゲームの、コンピュータに実装されたきわめて初期のもののひとつである。1952年にEDSAC用として作られた。

ケンブリッジ大学の大学院生だったアレキサンダー・サンディ・ダグラスが、人間とコンピュータの相互疎通に関する研究の一例として作製したプログラムである。このプログラムはウィリアム・ヒギンボーサムの『Tennis for Two』(1958年)より古い、画面の記録が残っているビデオゲームであり、最初期のコンピュータゲームと考えられているもののひとつである。なお、細かいことを言うと、Tennis for Twoはアナログコンピュータを使ったアナログコンピュータゲームである。

横35ドット×縦16ドットのブラウン管を使い、プレイヤーとコンピュータが対戦する。プログラムリストは短いものだが、○×ゲームの手筋は完璧に把握している。9個のマスには固有の座標番号が振られており、右下が1、一歩左が2で左下が3。一段上がって中段右が4で、最後に左上が9となる。入力にはダイヤル式電話機のものと同じダイヤルを使いパルスを入力する(ブラウン管とダイヤルのどちらもEDSACの装備であり、このゲームのために特に作ったものというわけでもない)。

EDSACは量産されたコンピュータではなく(そもそもコンピュータ自体の黎明時代である。ただしEDSACの命令セット等はよくできていたので以後の設計でよく参考にされてはいる)、このプログラムは他の場所やコンピュータには広がらなかった。また、一般人が遊ぶ事ができるものでもなかった。

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