NEWSROOM TOKYO

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NEWSROOM TOKYO
ジャンル 報道番組
出演者 渋谷亜希
吉岡拓馬(NHK国際部記者・ニュースデスク)
2020年4月以後原則として隔週出演
製作
制作 NHKワールドTV
放送
音声形式英語
放送国・地域日本の旗 日本
番組開始から2018年3月迄
オープニング中村幸代[1]
エンディング同上
放送期間2015年3月30日 - 2018年3月30日
放送時間平日 20:00 - 20:45
(日本時間)
放送分45分
2018年4月から2023年3月
放送期間2018年4月2日 - 現在
放送時間平日 20:00 - 20:40
(日本時間)
(再放送)放送翌日3:00 - 3:40
(日本時間)
放送分40分
2023年4月 - 現在
放送期間2023年4月3日 - 現在
放送時間平日 20:00 - 20:27
(日本時間)
(再放送)放送当日 21:00 - 21:30,放送翌日3:00 - 3:27
(日本時間)
放送分27 (21時台のみ30)分
NEWSROOM TOKYO

特記事項:
再放送は緊急を要する重大事項が発生した場合、一部差し換える場合がある。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言以後、2020年4月13日から6月26日迄『NHK NEWSLINE』の放送枠に宛てがう為、番組休止
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NEWSROOM TOKYO』(ニュースルーム・トウキョウ)は、NHKワールドTVが2015年3月30日より放送している、報道番組である。

概要[編集]

国際放送にて、同局が定時ニュース番組として放送していた、『NHK NEWSLINE』の20時枠をワイドニュースに番組編成を変更。2015年3月13日に新年度番組発表会にて、記者会見を行った[2][3]。また、番組開始直前の時期に、総務省の「NHK海外情報発信強化に関する検討会」の中間報告にて、完全ニュースチャンネル化の意見が提出された[4]時期でのテコ入れであった。 当該番組は、日本やアジア諸国では1日の終わりに差し掛かり、またヨーロッパでは1日の中間、アメリカ大陸では1日の始まりに当たる区切りの良い時間帯に、日本とアジアのその日1日を振り返り、取材に当たるNHKの国内放送局、国内外の支局などの記者からの報告や、専門家などの解説を加えて、日本とアジアの今を多角的に追及するものである[5]。また経済とエンターテインメントに造詣の深い専門家をコーナーキャスターに迎え、経済・産業や、日本のポップカルチャー、映画・演劇、音楽に関する最新情報も提供する。

出演者[編集]

NHKでは、2020年3月30日から日本人は英語放送でも自身の名前はファーストネームからでは無く苗字から名乗る指針を視聴者に説明した

現在[編集]

アンカー[編集]

吉岡のアンカー就任後は、新型コロナウィルスの蔓延防止の観点から、スタジオの三密を防ぐため、隔週出演に変更
放送回によって別府、中山が海外取材、中継の場合、渋谷1人の場合が有った

キャスター[編集]

  • Yuko Fukushima 福島優子(NHKワールドTV専属キャスター) - 2015年3月30日 - ※経済ニュース担当
  • Patchari Raksawong(フリーアナウンサー、NHKアジア総局特派員、Met 107FM英語版アナウンサー)、Dhra Dhirakaosal(フリーアナウンサー、NHKアジア総局特派員、タイ国営放送英語版キャスター)、Roselyn Debhavalya - 2017年7月10日 - 、Cholaphansa Narula(フリーキャスター、司会者、元Channel3英語版プレゼンター) - 2017年7月10日 - ※LIVING STORY OF ASIAN STORY担当(日替り)、その前からもアジア総局からの中継を担当
  • Kyoko Tashiro 田代杏子(報道局国際部記者、元アナウンサー)※古巣の大阪放送局近畿地方の取材のみ担当
  • Sayaka Mori 森さやか(気象予報士ウィング所属)- 2015年3月30日 - ※気象キャスター(隔週)
  • Jonathan Oh ジョナサン・呉(気象学者)- 2015年3月30日 - ※気象キャスター(隔週)
  • その他のニュースのコーナーに関しては、当日15・16時台の「NEWSLINE ASIA24」、並びに17・18時台の「NHK NEWSLINE」を担当したキャスターが出演するが、当番組では主に17・18時台に放送された内容の再編集を中心としている。

過去[編集]

アンカー[編集]

  • Shoichiro 'Sho' Beppu 別府正一郎(当時:NHK国際局記者) - 2015年3月30日 - 2017年6月9日[6][7]
  • Hideki Nakayama 中山秀輝(NHK国際局記者、元ドバイテヘラン支局長) - 2017年7月10日 - 2020年4月3日

キャスター[編集]

  • Marie Yanaka 谷中麻里衣(タレント・フリージャーナリスト) - 2015年4月 - 2017年3月※カルチャー・エンターテインメント情報担当[8]。現在も政治・経済関係のニュースでの記者レポートで出演する場合もある。
  • Aiko Doden 道傳愛子(NHK国際局チーフプロデューサー解説委員、元アナウンサー) - 2017年6月12日 - 2017年7月7日[9]
  • Cathy Cat カティー・キャット(YouTuberコスプレイヤー) - 2017年4月14日 - 2018年3月30日[10][11]※CAT'S EYE(カルチャー・エンターテインメント情報)担当。2021年より、鉄道情報番組「japan Railway Journal」(NHKワールドで木曜日、BS1で翌週水曜早朝=テーブル上は火曜深夜放送)のパーソナリティーを務めている

補足[編集]

渋谷、道傳、谷中の各氏は平日の「NHK NEWSLINE」の定時ニュース終了後に15分間随時放送される「NEWSLINE IN DEPTH」にも交代で担当しニュース解説を行っている。

タイムテーブル[編集]

以下は40分番組だった2018年4月2日時点
放送日のニュースラインナップによって、コーナーの前後有
  • 00分: Opening / HEADLINE
  • 01分: NEWS
  • 10分: BUSINESS
  • 18分: LIVING OF ASIANSTORY OF BANGKOK STUDIO
  • 30分: PEOPLE and PLACES(月 - 金曜) / THE FOCUS(月 - 金曜)※不定期[12][13][14] / FACES of JAPAN※不定期 / HOME away from HOME※不定期 / Road to Tokyo 2020※不定期 / PICK AND SEARCH(木、金曜)※不定期
  • 35分: WEATHER
  • 39分: Closing / BACK HEADLINE

2023年4月3日生放送分から、トピックスや解説コーナー(「PEOPLE and PLACES」/「THE FOCUS」)に相当する箇所は「NEWSLINE IN DEPTH」に事実上統合したため、主要ニュース、バンコクからの東南アジア関係のニュース、経済ニュースなどのストレートニュース主体の構成に見直された。またこれをきっかけに「IN DEPTH」の初回放送をこれまでの日本時間9:15-9:30(月曜朝のみ9:10-9:25)から、20:27-20:40放送分(20時台と翌3時台は13分、他は15分だが実際には2分間のステーションブレークがあるため実勢は13分。21時台の「IN DEPTH」の再放送はなし。祝日と重複する日は原則として19:15-19:30)が初回放送となった[15]

放送時間[編集]

JST表記

現在[編集]

  • 平日:20:00 - 20:27[16] - 2023年4月3日 -
  • 再放送:当日21:00 - 21:30,翌日3:00 - 3:27[16][17] - 2023年4月3/4日 -

過去[編集]

  • 平日:20:00 - 20:45 - 2015年3月30日 - 2018年3月30日
  • 平日:20:00 - 20:40[16] - 2018年4月2日 - 2023年3月31日
    • 再放送:翌日3:00 - 3:40[16][18] - 2018年4月3日 - 2023年4月1日[17]

特記事項[編集]

日本国の祝日ゴールデンウィークお盆休み(8月上‐中旬2週間程度)、年末年始(12月下旬-1月上旬2週間程度)休暇時は、国際局の特別編成のため放送休止。この場合は通常の『NHK NEWSLINE』(20時台は15分、3時台は10分 年末年始など特別編成の時は双方10分となる場合もある)を放送したのち、特別番組を放送するが、時間帯によっては(特に20時台)『NEWSLINE IN DEPTH』が放送される場合もある。
2020年4月7日に首相官邸から新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言以後、2020年4月13日から6月26日迄『NHK NEWSLINE』の放送枠に宛てがう為、番組休止となり、残りの時間帯は上記の特別編成に準じる番組構成を行った。

脚注・出典[編集]

  1. ^ 《中村幸代》音楽制作情報
  2. ^ すみれ、May.J、HYDEらが世界に向けて日本を発信! NHKワールドTV マイナビニュース 2015年3月14日
  3. ^ HYDE、海外進出への思い「自分にできることを少しでも」 オリコン 2015年3月14日
  4. ^ 「NHK海外情報発信強化に関する検討会」中間報告の公表』(プレスリリース)総務省、2015年1月30日https://www.soumu.go.jp/main_content/000338153.pdf2016年12月7日閲覧 
  5. ^ NHKワールドの平成27年度番組改定の主なポイントと新番組
  6. ^ 2017年6月12日付人事で解説委員室への異動のため
  7. ^ プロフィールでは外国人向けに「ショウ・別府」と表記
  8. ^ セントフォースリリース2015年3月31日
  9. ^ 別府の代理で主に金曜日に出演し、別府降板後中山が異動する迄担当
  10. ^ 国内外で重要ニュースが発生し、放送尺を確保するため出演しない場合有り
  11. ^ 2018年4月以降は、NHK WORLDの特定地域フューチャー特集のみで定期的なコーナーから出演しないため、レギュラーから降格
  12. ^ 2018年1月第3週から、NHK WORLD TVが特番としてフィーチャーしている京阪神北陸地方を取り上げる特別番組の番宣を兼ねた特集を組んだ
  13. ^ Explore HOKURIKU and HIDA
  14. ^ Live from KANSAI
  15. ^ 当番組と同じスタジオで事前に撮って出し形式で収録。渋谷は当番組と兼務しており、2022年度までは同じ日に両方の番組を担当することもあった。2023年度は「IN DEPTH」の新作の更新が当番組の終了直後となったため、それに配慮する形で、渋谷が当番組に出演する週の「IN DEPTH」は谷中、または道傳のどちらかが出演するようになった。
  16. ^ a b c d 日本国内の暦で祝祭日(含振替休日。再放送はその翌日)、お盆休み、年末年始(各2週間程度)は休止
  17. ^ a b 基本は20時から放送された内容をそのまま再放送するが、緊急を要する重大事項があった場合は一部差し換えを行う場合がある。
  18. ^ 日本国内の重要災害発生時は2018年3月末時の放送時間

関連項目[編集]

外部リンク[編集]