NBAジャム (ゲーム)

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NBAジャム』(NBA Jam)は、ミッドウェイゲームズが開発した業務用バスケットボール・ゲームである、NBAジャムシリーズの第1作。 すべてアセンブリ言語で書かれていたこのゲームのプログラマー兼メインデザイナーはMark Turmell。[1][2]

NBAジャムのヒットにより、アクションパックじみていて現実的でないプレイを基にした新しいタイプのスポーツゲームが生み出される結果となった。

このゲームのアーケード版は1992年から93年までのNBAのシーズンのチームリストが使用されており、家庭用では1993年から94年までの NBAのシーズンのチームリストが使用された。なお、1994年に出たメガドライブ版、メガCD版、ゲームギア版、スーパー32X版、スーパーファミコン版、ゲームボーイ版では販売時期に合わせて調整がなされた。 ミッドウェイゲームズはマイケル・ジョーダンの名前およびパロディに関して許可が得られていなかったため、シカゴ・ブルズやその他のチームにマイケル・ジョーダンの名前を載せることができなかったが、ジョーダンのチームメイトであるスコッティ・ピッペンがジョーダンに似ているということで出ている。また、業務用のNBAジャムにオーランド・マジックの一員として出場したシャキール・オニールは、家庭用には出場していなかった。

各チームの登場選手[編集]

いくつかのコンソールのバージョンでは発売の時期によって選手の移籍があったため異なる選手が登場する。(例、チャールズ・バークレーシャキール・オニール

イースタン・カンファレンス[編集]

チーム アーケード SNES/ジェネシス セガCD ゲームボーイ ゲームギア
アトランタ・ホークス ドミニク・ウィルキンス
ステイシー・オーグモン
ドミニク・ウィルキンス
ステイシー・オーグモン
ステイシー・オーグモン
ムーキー・ブレイロック
ステイシー・オーグモン
ムーキー・ブレイロック
ドミニク・ウィルキンス
ステイシー・オーグモン
ボストン・セルティックス レジー・ルイス
ケビン・マクヘイル
ディー・ブラウン
ロバート・パリッシュ
ディー・ブラウン
ドミニク・ウィルキンス
ディー・ブラウン
ドミニク・ウィルキンス
ディー・ブラウン
ロバート・パリッシュ
シャーロット・ホーネッツ ラリー・ジョンソン
ケンドール・ギル
ラリー・ジョンソン
アロンゾ・モーニング
ラリー・ジョンソン
アロンゾ・モーニング
ラリー・ジョンソン
アロンゾ・モーニング
ラリー・ジョンソン
アロンゾ・モーニング
シカゴ・ブルズ スコッティ・ピッペン
ホーレス・グラント
スコッティ・ピッペン
ホーレス・グラント
スコッティ・ピッペン
B・J・アームストロング
スコッティ・ピッペン
ホーレス・グラント
スコッティ・ピッペン
ホーレス・グラント
クリーブランド・キャブス マーク・プライス
ブラッド・ドアティ
マーク・プライス
ブラッド・ドアティ
マーク・プライス
ブラッド・ドアティ
マーク・プライス
ブラッド・ドアティ
マーク・プライス
ブラッド・ドアティ
デトロイト・ピストンズ アイザイア・トーマス
ビル・レインビア
アイザイア・トーマス
ビル・レインビア
テリー・ミルズ
ジョー・デュマース
テリー・ミルズ
ジョー・デュマース
アイザイア・トーマス
ビル・レインビア
インディアナ・ペイサーズ レジー・ミラー
デトレフ・シュレンプ
レジー・ミラー
デリック・マッキー
レジー・ミラー
デリック・マッキー
レジー・ミラー
リック・スミッツ
レジー・ミラー
デリック・マッキー
ミルウォーキー・バックス ブラッド・ローハウス
ブルー・エドワーズ
ブラッド・ローハウス
ブルー・エドワーズ
ヴィン・ベイカー
エリック・マードック
ヴィン・ベイカー
エリック・マードック
ブラッド・ローハウス
ブルー・エドワーズ
マイアミ・ヒート ロニー・サイカリー
グレン・ライス
ロニー・サイカリー
ハロルド・マイナー
ロニー・サイカリー
グレン・ライス
ロニー・サイカリー
グレン・ライス
ロニー・サイカリー
ハロルド・マイナー
ニュージャージー・ネッツ デリック・コールマン
ドラゼン・ペトロビッチ
デリック・コールマン
ケニー・アンダーソン
デリック・コールマン
ケニー・アンダーソン
デリック・コールマン
ケニー・アンダーソン
デリック・コールマン
ケニー・アンダーソン
ニューヨーク・ニックス パトリック・ユーイング
チャールズ・オークリー
パトリック・ユーイング
ジョン・スタークス
パトリック・ユーイング
ジョン・スタークス
パトリック・ユーイング
ジョン・スタークス
パトリック・ユーイング
ジョン・スタークス
オーランド・マジック シャキール・オニール1
スコット・スカイルズ
ニック・アンダーソン
スコット・スカイルズ
ニック・アンダーソン
アンファニー・ハーダウェイ
ニック・アンダーソン
アンファニー・ハーダウェイ
ニック・アンダーソン
スコット・スカイルズ
フィラデルフィア・76ers ハーセイ・ホーキンス
ジェフ・ホーナセック
クラレンス・ウェザースプーン
ジェフ・ホーナセック
クラレンス・ウェザースプーン
ジェフ・マローン
クラレンス・ウェザースプーン
ジェフ・ホーナセック
クラレンス・ウェザースプーン
ジェフ・ホーナセック
ワシントン・ブレッツ トム・ググリオッタ
ハーベイ・グラント
トム・ググリオッタ
ハーベイ・グラント
トム・ググリオッタ
カルバート・チェイニー
トム・ググリオッタ
カルバート・チェイニー
トム・ググリオッタ
ハーベイ・グラント

1シャキール・オニールはアーケード版にのみ登場している。これはホームコンシューマー版を作成する際のライセンス料がマイケル・ジョーダンのように高くついてしまうのを避けたためである。

ウェスタン・カンファレンス[編集]

チーム アーケード SNES/ジェネシス セガCD ゲームボーイ ゲームギア
ダラス・マーベリックス デレック・ハーパー
マイク・イウゾリノ
デレック・ハーパー
ジム・ジャクソン
デレック・ハーパー
ジャマール・マッシュバーン
デレック・ハーパー
ジャマール・マッシュバーン
デレック・ハーパー
ジム・ジャクソン
デンバー・ナゲッツ ディケンベ・ムトンボ
ラフォンゾ・エリス
ディケンベ・ムトンボ
ラフォンゾ・エリス
ディケンベ・ムトンボ
アブドゥル=ラウーフ
ディケンベ・ムトンボ
アブドゥル=ラウーフ
ディケンベ・ムトンボ
ラフォンゾ・エリス
ゴールデンステート・ウォリアーズ ティム・ハーダウェイ
クリス・マリン
ティム・ハーダウェイ
クリス・マリン
クリス・ウェバー
ラトレル・スプリーウェル
クリス・ウェバー
ラトレル・スプリーウェル
ティム・ハーダウェイ
クリス・マリン
ヒューストン・ロケッツ アキーム・オラジュワン
ケニー・スミス
アキーム・オラジュワン
バーノン・マックスウェル
アキーム・オラジュワン
バーノン・マックスウェル
アキーム・オラジュワン
バーノン・マックスウェル
アキーム・オラジュワン
バーノン・マックスウェル
ロサンゼルス・クリッパーズ ダニー・マニング
ロン・ハーパー
ダニー・マニング
ロン・ハーパー
プー・リチャードソン
ロン・ハーパー
プー・リチャードソン
ロン・ハーパー
ダニー・マニング
ロン・ハーパー
ロサンゼルス・レイカーズ ブラデ・ディバッツ
ジェームズ・ウォージー
ブラデ・ディバッツ
ジェームズ・ウォージー
ブラデ・ディバッツ
ニック・バン・エクセル
ブラデ・ディバッツ
ニック・バン・エクセル
ブラデ・ディバッツ
ジェームズ・ウォージー
ミネソタ・ティンバーウルブズ クリスチャン・レイトナー
チャック・パーソン
クリスチャン・レイトナー
チャック・パーソン
クリスチャン・レイトナー
アイザイア・ライダー
クリスチャン・レイトナー
アイザイア・ライダー
クリスチャン・レイトナー
チャック・パーソン
フェニックス・サンズ チャールズ・バークレー
ダン・マーリー
ダン・マーリー
ケビン・ジョンソン1
ダン・マーリー
ケビン・ジョンソン
ダン・マーリー
ケビン・ジョンソン
ダン・マーリー
ケビン・ジョンソン
ポートランド・ブレイザーズ クライド・ドレクスラー
テリー・ポーター
クライド・ドレクスラー
テリー・ポーター
クライド・ドレクスラー
クリフォード・ロビンソン
クライド・ドレクスラー
クリフォード・ロビンソン
クライド・ドレクスラー
テリー・ポーター
サクラメント・キングス ウェイマン・ティスデイル
スパッド・ウェブ
ウェイマン・ティスデイル
ミッチ・リッチモンド
ウェイマン・ティスデイル
ミッチ・リッチモンド
ウェイマン・ティスデイル
ミッチ・リッチモンド
ウェイマン・ティスデイル
ミッチ・リッチモンド
サンアントニオ・スパーズ デビッド・ロビンソン
ショーン・エリオット
デビッド・ロビンソン
ショーン・エリオット
デビッド・ロビンソン
チャック・パーソン
デビッド・ロビンソン
デイル・エリス
デビッド・ロビンソン
デイル・エリス
シアトル・スーパーソニックス ショーン・ケンプ
ベノイト・ベンジャミン
ショーン・ケンプ
デトレフ・シュレンプ
ショーン・ケンプ
デトレフ・シュレンプ
ショーン・ケンプ
デトレフ・シュレンプ
ショーン・ケンプ
デトレフ・シュレンプ
ユタ・ジャズ カール・マローン
ジョン・ストックトン
カール・マローン
ジョン・ストックトン
カール・マローン
ジョン・ストックトン
カール・マローン
ジョン・ストックトン
カール・マローン
ジョン・ストックトン

1 SNES, セガ・ジェネシス, ゲームギアの初期のバージョンではチャールズ・バークレーとケビン・ジョンソンがフェニックス・サンズに登場するが途中からバークレーの代わりにダン・マーリーが登場するようになっている。これはバークレーが監修する Barkley Shut Up and Jam!が発売されることとなったためである。

スピンオフ・続編[編集]

 NBAジャム
レビュー結果
レビュー元 結果
ファミ通 25 / 40 (T.E.) (SNES)[3]
25 / 40 (T.E.) (メガドライブ版)[4]
22 / 40 (T.E.) (ゲームギア版)[5]
受賞
主催者 受賞
en:Mega (magazine) MEGA名作ゲームトップ50位中7位[6]

このソフトの続編であるNBA Jam Tournament Edition(略称:NBA Jam T.E)には、より新しいロースターとより多くの新機能、そしてこのソフトとタイアップしたイースター・エッグが付いてきた。また、これらのゲームはパーソナルコンピュータを含む家庭用への移植も行われた。 家庭用は多数の隠しキャラクターのおかげもあって大ヒットした上、当時のビル・クリントン大統領とそのヒラリー・クリントン、当時の副大統領アル・ゴアがプレイしたことでも話題になった。(ただし、Atari Jaguar版をリリースしたアタリのソフトウェア開発部門副部長レオナルド・トラミエル(Leonard Tramiel)はこのことについて何も言っていない)

家庭版をリリースしたアクレイム・エンタテインメントはこのゲームについての限定的な権利を勝ち取った。アクレイム・エンタテインメントは、1996年、実況者にMarv Albertを採用した3D版NBA Jam Extremeをリリースした。アルバートの有名なせりふには"Razzle Dazzle", "BOOM-SHAKALAKA", "Kaboom", "From Downtown", "Jams it!", and "He's on Fire!"といったものがあったものの、ミッドウェイが同年リリースしたキャラクター作成機能つきのソフトNBA Hangtimeに負けてしまった。なお、ミッドウェイはNBA Maximum Hangtimeを翌年リリースした。 1995年、アクレイム・エンタテインメントはNBAジャムのカレッジ・リーグ版 College Slamをリリースした。春に行われるトーナメント戦の熱狂に合わせてリリースされたが、初期のNBAジャムほどの人気は出なかった。 それでも、ミッドウェイはこのゲームのアイデアを生かし、2 On 2 Open Ice Challenge(1995年リリース)、Wayne Gretzky's 3D Hockey (1996年リリース)、 NFL Blitz(1997年リリース)といったゲームをリリースした。 The NFL Blitzシリーズは、NFL公認ではないものの、現在でも Blitz: The League despがリリースされたほどの人気を誇っている。

NBAジャムとNBA Hangtime, 199年にリリースされたNBA Showtime: NBA on NBC (テーマソングは NBA on NBCと同じくRoundball Rock)に続く本格3D(ただしプレイ時は2D)の高く飛ぶバスケットボールゲームの売れ行きはよかった。移植版リリース後、ミッドウェイはシステムを他のゲームに採用しようと思い、翌年リリースされた3対3のミニバスケゲームNBA Hoopzをもってミッドウェイ版NBAジャムを終わらせた。 アクレイム・エンタテインメントは、自社版NBAジャムの人気度にもかかわらず、家庭用ソフトとしてNBAジャムの名をとどめ続けていた。 現在、ミッドウェイはこのゲームのアイデアを NFL Blitz, NHL Hitz, MLB Slugfest,手を用いてプレイするサッカーゲームRedCard 20-03に採用している。

アーケード版バスケットゲームの最新作はNBA Ballersである一方、2010年10月5日、EAスポーツはWii向けにNBAジャムの新作を出した。家庭用NBAジャムの新作は同年11月にPS3及びXbox360に移植された。第一作の作者である Mark Turmell はEAバンクーバーとともに、このゲームの制作に携わった[7] 。 2010年版NBAジャムは批評面でも商業面でも成功し、2011年にはNBA Jam: On Fire Edition(PSN:10月4日、XBLA:10月5日)が発売された。

ポップカルチャーへの影響[編集]

いくつかのサブカルチャーで使われていた"He's heating up" 、"He's on fire" 、"Boomshakalaka!" は公の場に進出している。 "He's heating up"という言葉は、誰かが2・3度連続して成功することを使われる。ゲームの中では、プレイヤーが連続して3度以上ゴールを決めたときに使われた。

"He's on fire" 自分のチームが4点以上スコアを入れた後や、相手チームがスコアを入れたことをさす。これは、ゲームの中において、火のついたボールをついてゴールを入れた途端にバスケットゴールのネットが燃えたからである。

アナウンサーは前述のMarv Albertがモデルとなっているが、ゲーム中では言及されなかった。

他に有名なフレーズには"The Monster Jam!", “Jams it in!”, "A spectacular dunk!", "Wild Shot!", "From Downtown", "For Three!", "From long range", and “Grabs the rebound!” がある。

ついには、スパイク・リー主演の映画『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』(1985年公開) に登場するマーズ・ブラックモンのスローガンとタイアップしてしまった。 なお、マーズ・ブラックモンは当時のナイキのバスケシューズのTVCMにも出演している。彼がすばらしいパフォーマンスをした後、Tim Kitzrow演じるコメンテーター[8]が"Is it the shoes?"と尋ねる内容になっている。("whoomp, there it is!"と感嘆するバージョンもあり)

脚注[編集]

  1. ^ Coinop.org /// Coinop.org /// Downloading: /KB/faqs/strat-how to win at nba jam.html (html file)
  2. ^ Developer Interview: Mark Turmell - Gaming Age
  3. ^ “NEW GAMES CROSS REVIEW: NBA JAM トーナメント エディション”. 週刊ファミ通 (エンターブレイン) (324号): 39ページ. (1995年3月3日). 
  4. ^ “NEW GAMES CROSS REVIEW: NBA JAM トーナメント エディション”. 週刊ファミ通 (エンターブレイン) (324号): 42ページ. (1995年3月3日). 
  5. ^ “NEW GAMES CROSS REVIEW: NBA JAM トーナメント エディション”. 週刊ファミ通 (エンターブレイン) (324号): 43ページ. (1995年3月3日). 
  6. ^ Mega Top 50 feature, Future Publishing, issue 26, page 74, November 1994
  7. ^ “EA to announce return of 'NBA Jam'”. ESPN. (2010年1月4日). オリジナル2010年1月10日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20100110221840/http://sports.espn.go.com/videogames/news/story?id=4795625 
  8. ^ IGN: Breaking into the Industry: Tim Kitzrow

外部リンク[編集]