NASA本部

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メアリー・W・ジャクソン
NASA本部の位置(ワシントンD.C.内)
NASA本部
ワシントンD.C.における位置
別名 NASA本部
概要
用途 政府庁舎
所在地 300 Hidden Figures Way SW
Washington D.C.
座標 北緯38度52分59秒 西経77度00分59秒 / 北緯38.8830度 西経77.0163度 / 38.8830; -77.0163座標: 北緯38度52分59秒 西経77度00分59秒 / 北緯38.8830度 西経77.0163度 / 38.8830; -77.0163
完成 1992年
所有者 ハナ・アセットマネジメント
技術的詳細
階数 9階
設計・建設
建築家 Evans Heintges Architects
Kohn Pederson Fox
開発業者 Boston Properties
脚注
[1][2]
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インデペンデンス・スクエア2番地としても知られるNASA本部(ナサほんぶ)の庁舎は、首都ワシントンD.C.のHidden Figures通り(2020年6月、E通りから改称)300番地南西にある低層建築物である。建物には、NASA長官の指導の下、アメリカ合衆国連邦政府の執行機関たるアメリカ航空宇宙局 (NASA) に対して全般的な指導及び指揮を執るNASAの幹部のオフィスが入居する。全米に10施設あるフィールドセンター及び様々な研究・開発拠点が日常的な仕事を行っている[3]。1992年の設置以降は「インディペンデンス・スクエア2番地」と呼ばれていたが、2020年6月、NASA初の黒人女性技師メアリー・ウィンストン・ジャクソンを記念し、その名に改称すると発表された。

NASAのミッションを実行するために、NASAの本部組織は次の4つの部門に分かれている。

  • 航空工学:新しい飛行技術を開拓して証明し、探査及び地球での実用的な応用をするための能力を向上させる。
  • 探査システム:人間とロボットによる入手可能かつ持続可能な新しい宇宙機と可能性を創造する。
  • 科学:地球、火星、そしてそれ以遠の天体の探査や、新しい発見までの最短ルートを地図に示すこと、そして社会のために地球及び宇宙探査で得た利益を享受すること。
  • 宇宙オペレーション:スペースシャトル国際宇宙ステーション、および飛行支援を通して、NASAの残りの大部分のための決定的な実現技術を提供する。

NASAの第2代長官ジェイムズ・E・ウェッブにちなんで名づけられたジェイムズ・E・ウェッブ記念講堂では、記者会見やNASA Social英語版のイベントを主催する。建物内には他に、館外貸出可能な図書館、歴史課及びアーカイブズ、並びにNASA TVのための製作施設も入居する。[4]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ NASA本部 - Emporis (英語)
  2. ^ Template:Structure
  3. ^ NASA - About NASA Headquarters
  4. ^ Mather, John C.; Boslough, John (2008). The very first light : the true inside story of the scientific journey back to the dawn of the universe (Rev. and updated. ed.). New York, NY: Basic Books. ISBN 978-0-465-00529-1 

外部リンク[編集]