MiG-AT (航空機)

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MIG-AT

MAKS2007に出展されたMiG-AT

MAKS2007に出展されたMiG-AT

MiG-ATは、ロシアMiGが開発した複座高等ジェット練習機軽攻撃機である。型式のATは、Advanced Trainerの略である。

MIG-ATとは、1980年代に計画されたソ連空軍とソ連海軍航空隊で任務に就いているエアロL-29L-39を代替する新しい200機の高等練習機の要求仕様(海軍航空隊用は航空母艦から運用の条件付)に応じて設計された。MIG-ATの設計は、競合機であるYak-130より保守的で、低翼で直線翼であり、機体両側面に各1基のエンジンが搭載されている。

2つのプロトタイプが製作され、1996年3月16日に初飛行し、3月22日までの6日間にジュコフスキーにて合計7分間の飛行が行なわれた。

選定の結果Yak-130が選定されため不採用であり、その後も開発を続けたスホーイのS-54とは違い開発も中止された。派生型としてはペーパープランで実機は作られていないがSu-25の後継機計画(LUS)に提案された軽攻撃機型のMiG-ACが存在する。

ちなみにMiG-ATは計画上は2種類存在し、前述のMiG-ATは不評であった初期案を破棄して再提案したものである。


要目 (MIG-AT)[編集]

武装を搭載したMiG-AT
  • 乗員:2名
  • 全長:12.01 m
  • 全幅:10.16 m
  • 全高:4.42 m
  • 翼面積:17.67 m2
  • アスペクト比 5.7:1
  • 最大離陸重量: 7,800 kg
  • 総重量: 4,610 kg
  • 最高速度:1,000 km/h 高度2,500 mにおける値。
  • 最大速度:1,000 km/h
  • 燃料容量:2,390 リットル
  • 実用上昇限度:14,000 m
  • 航続距離:1,200 km
  • 上昇率: 81.7 m/s
  • エンジン:SNECMA/チュルボメカ ラルザック 04-R-20
  • Gリミット: +8.0、-2.0
  • 武装
    • ハードポイント:7箇所のハードポイントに分割して合計2,000kgのロシア製の空対空・空対地兵装が搭載可能。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]