MAS 49半自動小銃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
MAS-49半自動小銃
MAS 49 crop.jpg
MAS-49半自動小銃
種類 軍用小銃
製造国 フランスの旗 フランス
設計・製造 サン=テティエンヌ造兵廠
仕様
種別 セミオートマチックライフル
口径 7.5mm
銃身長 580mm(MAS 49)
525mm(MAS 49/56)
使用弾薬 7.5mm×54
装弾数 10発
作動方式 ガス圧作動・リュングマン式
ティルトボルト(落し込み)閉鎖
全長 1100mm(MAS 49)
1020mm(MAS 49/56)
重量 4700g(MAS 48)
4100g(MAS 49/56)
歴史
テンプレートを表示

MAS 49小銃MAS-36ボルトアクション式小銃の後継小銃として第二次世界大戦後にMAS(Manufacture d'Armes St. Etienneサン=テティエンヌ造兵廠)にて設計されたフランス製の歩兵セミオートマチック小銃である。

開発経緯と運用[編集]

MAS 49小銃は7.5mm×54弾薬を使用する。この銃は1951年に量産が開始され、MAT 49AA-52汎用機関銃などと共に第一次インドシナ戦争アルジェリア独立戦争スエズ動乱などで使用された。

後に登場した改良型のMAS-49/56は、インドシナ戦争やスエズ危機、アルジェリア独立戦争における機械化歩兵空挺部隊の戦訓に基づいて、軽量化と短小化を行った上に着剣装置を追加した他、ライフルグレネード装着用のフラッシュハイダーと照準器を標準装備としている。

概要[編集]

この銃の作動機構はスウェーデン製のAg m/42やアメリカのM16と同様に、ガスポートから送り込まれてきた発射ガスを直接ボルトキャリアーに吹き付けて作動させるリュングマン式を採用したほか、ボルトM16AK-47などのような回転ロック方式ではなくSKSカービンFN FALと同じ上下作動ロック方式である。MAS-49や改良型のMAS-49/56は共に10連発の箱型マガジンを引き金のすぐ前方に装備する。

MAS 49は歩兵用ライフルとしては長命で、1979年5.56mm NATO弾を使用するブルパップ方式FA-MASに更新されるまでの約28年間、フランス陸軍フランス外人部隊で使用され続けた。この銃は殆ど整備をしなくても確実な作動が可能なほど信頼性が高く、実際に外人部隊が戦闘を行ったインドシナやアルジェリア、常設的に部隊が展開しているジブチ第13外人准旅団)やフランス領ギアナ第3外人歩兵連隊)において作動不良の苦情が殆ど無かったことからも窺い知れる。

関連項目[編集]