M81
| M81 (Bode's Galaxy) | |
|
|
|
| 観測データ | |
| 型 | Sb |
| 赤経 (RA, α) | 9 h 55.6 m (J2000.0) |
| 赤緯 (Dec, δ) | +69° 4' (J2000.0) |
| 距離 | 1200万光年 |
| 視等級 | +6.9 |
| 視直径 | 21' x 10' |
| 物理的性質 | |
| 質量 (太陽 = 1) | _ |
| 直径 | _ |
| 特性 | _ |
| その他の名称 | |
M81 (NGC 3031) は、おおぐま座にある渦巻銀河。距離は1200万光年。
1774年にボーデがM82と同時に発見した。ボーデは「M81は星雲状の光斑。やや円形で、中央部に明るい核がある」と記した。1781年メシエは「おおぐま座の耳に近い。4等か5等星に平行しており、位置はこの星から決定した。やや楕円。中心部ははっきりしており、3.5フィートの望遠鏡でよくみえる」と記した。ジョン・ハーシェルは「顕著。非常に明るい核がある」と記した。1889年ロベールは写真から渦状星雲であることを確認し「核があり、境界は不明瞭で星雲状物質の和で囲まれている」と記している。ロス卿は「アンドロメダ星雲に似て、渦状というのは回転している状態だろう」としたが、実際にM81は回転が証明された最初の銀河となった。
M81は双眼鏡でM82と並んでみえ、小口径でも丸い形がはっきり見える。M82の細長い形との対照が面白い。4インチ屈折で観察したマラスは「M81の中心部はブツブツし、外側の明るさと不同でぼんやりし、外側に沿って輪状の光点が見られる」としている。口径20cmの望遠鏡では、大きな光斑の中に微妙な濃淡を観測できる。渦状星雲の腕は口径40cmの望遠鏡から確認できる。口径50cmでは腕の濃淡や構造も確認できるようになる。
M81はおよそ2500億個の星を含み、銀河系よりも小規模であると考えられている。M81は銀河の腕が中心部に向かって螺旋状に渦巻いているのがよく見え、渦巻銀河の構造がよくわかる。
M81の極めて近くにM82があり、双眼鏡では同一視野で観察できる。このM81とM82はM81銀河団と呼ばれる同一の銀河団に所属しているので、実際にもこのふたつの銀河は近くに存在している。M82は巨大なM81の重力の影響を受けている。
参考文献 [編集]
- 中野繁 星雲星団の観測 恒星社、1978年
- 浅田英夫 星雲星団ウォッチング 地人書館、1996年
- ニュートン別冊 メシエ天体のすべて、2007年
外部リンク [編集]
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||