M8装甲車

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M8 グレイハウンド
Izvidniško oklepno vozilo M8 Greyhound.JPG
基礎データ
全長 5.01m
全幅 2.54m
全高 2.64m
重量 7.8t
乗員数 4名
装甲・武装
装甲 19mm
主武装 37mm M6戦車砲
副武装 7.62mm機関銃M1919主砲同軸)
12.7mm重機関銃M2
機動力
整地速度 90km/h
不整地速度 48km/h
エンジン Hercules 6気筒ガソリン
110hp/82kW
懸架・駆動 リーフスプリング式
装輪式6×6駆動
行動距離 640km
出力重量比 14.1hp/tonne
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M8軽装甲車英語:M8 Light Armored Car)はアメリカ陸軍が運用していた汎用装輪装甲車である。開発・生産はフォード・モーター社が行っている。1943年に生産が開始され、1945年の生産終了までに約8,600両が生産された。愛称はグレイハウンド(Greyhound)

概要[編集]

試作型 T22

3軸6輪の装輪式装甲車であり、車体前上部にオープントップ式の旋回砲塔を搭載、ここに37mm砲を装備している。全長5mほどの小型の車体であり、装輪式のため平地や路上での高速移動が可能であったことから、主に偵察などに使用された。ドイツ陸軍の装甲車と比べるとシンプルで生産性、整備性に優れたが、路外踏破性能はそれほど高くなかった。

本来は37mm戦車砲を備えた戦車駆逐部隊での装備を予定した車輛だが、戦車の重装甲化により、もはや37mmでの対戦車戦闘などままならぬ状況となったので、偵察用途に変更された。

派生型[編集]

M20 汎用装甲車
M8の砲塔を撤去し兵員室を設けた車両。M8と共に使用された。
T69 対空自走砲
M8に4連装12.7mm重機関銃を装備した動力旋回式の銃塔を装備した車両。M3ハーフトラックのバリエーションであるM16対空自走砲に比べて総合的に劣ると判断され試作に終わった。