M2M
M2M
- ノルウェーのマリオン・レイヴンおよびマリット・ラーセンによる女性音楽グループ。詳細はマリオン・レイヴンの項参照。
- ネットワークに繋がれた機械同士によるネットワークセントリックなシステムの略称。本項で詳述。
M2M(エムツーエム、Machine-to-MachineまたはMachine-to-Managementの略)とは、ネットワークに繋がれた機械同士が人間を介在せずに相互に情報交換し、自動的に最適な制御が行われるシステムを指す。
情報通信ネットワークと通信技術・通信機器の発達、およびセンサネットワーク技術や情報処理システムの高度化により初めて可能となるシステムで、ユビキタスコンピューティングの成果の一つである。通信機器が小型化され各種の装置に容易に組み込むことが可能になったこと、オンラインネットワークが国中の隅々まで張り巡らされたこと、さらには無線通信技術の発展などの多様な技術がM2Mを支える土台となっている。
最も単純なものとして、プロパンガス供給装置にセンサーを取り付け、リアルタイムで消費量をガス会社に送るM2Mシステムのモデルを考えてみる。ガス会社は情報に基づきガスが無くなる時期を自動的に計算する。同時に近隣の情報も全て計算し、最適のタイミングかつ最適の配送ルートでガスボンベの交換が出来るように各配送所に情報を送る。旧来の方法では、現場の経験と勘で行う為、ガスが無くなるのを恐れて交換サイクルが早くなり、またボンベの残量にかかわらず近隣の供給装置のボンベを一括して交換する方法になりがちである。持ち帰ったボンベには新たにガスを充填するが、なかには半分以上ガスが入っているボンベも出てきてしまうので、無駄な作業が増えることになる。M2Mを利用することで、情報をリアルタイムで確認できるようになり、計算に基づく効率的な作業が可能となる。また、単なるボンベ交換の効率化にとどまらず、消費量が一定の計算値を超えている場合にはガス漏れの警報を出したり、他のネットワーク経由で近隣の火災情報が入った場合に遠隔操作でガスの供給を一時的に停止する等の処理も技術的に可能である。
泥棒の侵入を知らせる防警報装置、自動販売機の缶コーヒーの在庫切れを知らせる装置などに使われている。