M24型柄付手榴弾

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M24型柄付手榴弾
M24 1.JPG
M24型柄付手榴弾
種類 手榴弾/ライフルグレネード
原開発国 ドイツ帝国
運用史
配備期間 1915 - 1945
配備先 Flag of the German Empire.svg ドイツ帝国
関連戦争・紛争 第一次世界大戦
第二次世界大戦
開発史
開発期間 1915
諸元
重量 595グラム
全長 365 mm
弾体直径 60、5mm

弾頭 TNT(茶褐薬)
炸薬量 170グラム
信管 最大5秒の遅延信管
1941年東部戦線においてM24型柄付手榴弾を投擲するドイツ兵。

M24型柄付手榴弾(えむ24がたえつきてりゅうだん)は、第一次世界大戦末期にドイツで開発された柄付き手榴弾の後継型である。小さい缶詰型の炸薬に木製の棒をつけた形状から、ポテトマッシャー(じゃがいも潰し)という俗称がついた。和名は24年型柄付手榴弾、ドイツ語ではDie Kartoffelpresseという。20世紀を代表する歩兵用兵器として知られる[1]

諸元[編集]

第一次世界大戦から使用されていたヘアブラシ型手榴弾M1915の改良型で、大量の炸薬を発火させる事により起こる爆圧で相手を殺傷する。有効範囲は約10m。攻撃型手榴弾に分類される。

発火方式は摩擦発火式。木製の柄の中に弾殻に繋がる紐が付いており、柄のねじ込み式安全キャップ(ボトルキャップの様な形状)を外し、その中にある鉛製の握り玉が付いた紐を引き抜くことによって、摩擦で(マッチの様に)導火線部に着火させ、3~4秒で爆発する。一般的な仕様は、指や手首に紐を巻きつけたまま投げる事で、発火と同時に投擲を行う。 (漫画・アニメーションなどにおいて紐でなくピンを抜くことで発火するものが登場することがあるが、これは実在しない。)

また、対戦車戦闘に用いるため柄を外した弾頭部を針金などで一つの柄付き手榴弾に巻きつけて使用することがあるが、主装甲の破壊はできないためエンジングリル上や履帯に対しての攻撃に用いられた。

柄付手榴弾には三種類あり、

  • 弾頭部に携行用フック金具が付いた第一次大戦型の初期型
  • フック金具を省略した中期型
  • マウントリング部と柄の取り付け方法を省力化した後期型

が存在した。

M24型柄付手榴弾・データ[編集]

  • 全長 356mm
  • 弾頭部直径 60、5mm
  • 高さ 77、8mm(86、5mm:マウント部を含む)
  • 炸薬量 TNT火薬 170g

登場作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Bishop, Chris (1998), The Encyclopedia of Weapons of World War II, New York: Orbis Publiishing Ltd, ISBN 0-7607-1022-8 .


関連項目[編集]