LAMP法

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LAMP法(らんぷほう、Loop-Mediated Isothermal Amplificationの略)とは、栄研化学が開発[1][2]した遺伝子増幅法。標的遺伝子の配列から6つの領域を選んで組み合わせた4種類のプライマーを用いて、鎖置換反応を利用して増幅させる方法である。

プライマーの設計によって、最初の増幅産物のプライマー結合部位にループ構造を生じるようにする。ループ部分は一本鎖なので、次のプライマーがアニールできる。鎖置換活性の高い特殊なDNA合成酵素は、進行方向にある二本鎖DNAを解離しながら、自らの伸長反応を進めていく。最終的には、もとの標的配列の約整数倍の長さの増幅産物が1時間ほどの65℃の反応で蓄積する。したがって反応産物を電気泳動するとラダー状である。

PCR法と比較して、1本鎖から2本鎖への変性反応が必要なく、60〜65℃の定温で反応が進行するという特徴があり、サーマルサイクラーのような機器を必要としない。また、増幅速度が速く、特異性も高い(標的以外のものが増えにくい)ことから、反応液の白濁を見るだけでテンプレート(標的)が増えたかどうかを確認できる。

応用[編集]

マイコプラズマ感染症の検査として、Loopamp マイコプラズマP(栄研化学) が実用化されている。

外部リンク[編集]


文献[編集]

  1. ^ “Loop-mediated isothermal amplification of DNA”. Nucleic Acids Res 28 (12): E63. (June 2000). PMID 10871386. http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pubmed&pubmedid=10871386. 
  2. ^ US6410278[1]