LAHAT (ミサイル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
IAI LAHAT
LAHAT.jpg
LAHATの4連装発射機
種類 対戦車ミサイル
性能諸元
ミサイル直径 10.5cm
ミサイル全長 97.5cm
ミサイル全幅 28.5cm
ミサイル重量 13.5kg
弾頭 タンデムHEAT弾頭
射程 6km(公式値)
推進方式 固体燃料ロケット
誘導方式 セミアクティブ・レーザー・ホーミング(SALH)
飛翔速度 280m/s
テンプレートを表示

LAHATは、イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)社が開発した対戦車ミサイル

概要[編集]

弾体が小型軽量で、ロイヤル・オードナンス L7など105mm口径戦車砲から発射可能である特徴を持つ(スペーサーの装着により120mm砲でも発射可能)。誘導方式はセミアクティブ・レーザー・ホーミング(SALH)方式で、照準装置から目標に照射されたレーザーを探知・追尾する。発射した車輌以外のレーザー照準装置からの誘導も可能。弾頭タンデム式成形炸薬弾となっており、均質圧延鋼装甲(RHA)換算で800mm厚の貫通能力を持つ。信管の起爆モードを切り替える事で、対戦車ヘリコプターやソフトスキン(ジープトラックなどの非装甲車両)に対しても有効である。

同国の国産主力戦車メルカバの最新型Mk 4には標準で運用能力が備えられている他、レーザー照準装置と弾頭データ入力装置を増設する事で105mm・120mm砲を装備する他の戦車でも運用可能である。また、専用の4連装発射機も用意されており、全弾装備状態でも75kgと軽量であるため、あらゆる車輌やヘリコプターなどでの搭載・運用が可能である。こうした汎用性の高さを売りに世界各国へ活発なセールスを行っており、ラインメタル社がレオパルト戦車の能力向上キットに採用したほか、アメリカ軍でも無人航空機(UAV)での運用試験が進められている。

名称は英語のLAser Homing Anti-Tankの略とヘブライ語の「雷」との掛け合わせである。

運用国[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]