KAIENTAI DOJO

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有限会社かいえんたいどうじょう
KAIENTAI DOJO
種類 有限会社
略称 K-DOJO
本社所在地 日本の旗 日本
260-0001 
千葉県千葉市中央区都町3-4-17
設立 2002年4月
業種 サービス業
法人番号 4040002014437 ウィキデータを編集
事業内容 プロレス興行
関連企画の運営
飲食店の経営
代表者 代表取締役社長 TAKAみちのく
関係する人物 TAKAみちのく(創業者)
外部リンク KAIENTAI DOJO公式サイト
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KAIENTAI DOJO(かいえんたい どうじょう)は、千葉県を中心に活動するプロレス団体

概要

前身はTAKAみちのく2000年10月プエルトリコに設立したプロレス学校闘龍門と同じように育て上げた選手を逆上陸させるシステムを取っている(成績不振の選手がプエルトリコに強制送還されることもある)。

国内での旗揚げに先駆けて所属選手のHi69ヤス・ウラノ柏大五郎石坂鉄平真霜拳號松本だいすけの6名が先に逆上陸し全日本プロレスなどに参戦。その後2002年4月20日ディファ有明大会でKAIENTAI DOJO旗揚げ戦を行った。

エンターテイメント性が強いプロレスを展開している。入場時のスクリーンによるプロモーションビデオの使用、会場裏でのスキット、所属選手を「タレント」と呼称する(WWEでは選手を「スーパースター」と呼称している)など、TAKAがWWEで学んだノウハウが随所に組み込まれている。

そのWWEの影響からか、TAKAが脳天から落とす技を嫌っているために垂直落下系の技を使う選手が少ない。基本コンセプトは「大技連発をしないで一点集中攻撃」である。このことによって逆に垂直落下の技を使用することがTAKAに対するアピールになるという意味合いが生まれている。

またK-DOJO出身選手は仲間の試合時にセコンドがリング下から積極的に大きな声を出し、応援したり指示を送ったりしているのも特徴的である。ファンもそれにつられてか非常に高いテンションで応援をする。後楽園ホール大会では観客数は満員には程遠いもののメジャー団体の興行よりも観客席が盛り上がっていることがある。

団体では選手は基本的に本名を公開しない方針で、本名で出場している選手でも「本名非公開」となっている。過去に他団体に所属して本名がかつて公開されていた選手でも同様の処置がしてある。これはプロフィール上での処置のため本人が公表しても特に違反、罰則はない。

この規定は退団者にも適用されていたが最近では特例(後述)で明かしたりFacebook開設時に本名を出す選手(所属ならびに退団)が出てきている。

かつては社長のTAKAの本名が公開され、それにちなんだユニットも活動していたが、現在は非公開となっている。

火野裕士プロレスリング・エルドラド参戦時、同じ高校のレスリング部の先輩である"brother"YASSHI沖本摩幸南京Fuckin'高校レスリング部を結成してユニットの方針により本名で参戦している。またテレビ出演時に本名の記載された卒業アルバム写真も公開している。

歴史

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

  • 1月3日、「ビックリ新年会」開催。
  • 1月14日、「KAIENTAI DOJOという名のタッグリーグ戦」が開幕。TAKUがリングネームを安沢たくに改名。
  • 4月8日、後楽園ホール大会で「CLUB-K SUPER ev6」旗揚げ5周年大会開催。DJニラが引退。
  • 4月15日、2リーグ制の廃止、中川の移籍を発表。
  • 6月10日、RAVE最終興行開催。
  • 7月8日、「STRONGEST-K2007」開幕。リーJr.が引退。ウラノが退団。
  • 7月22日、リーJr.がリングネームをマイク佐藤に改名したのと同時に新コミッショナーに就任。
  • 7月25日SEAMOのシングル「Fly Away」のプロモーションビデオに味方と梶が出演。なお、この撮影は千葉ブルーフィールドにて行われた。
  • 9月17日、敬老の日に「R-60」を開催。
  • 10月21日レフェリー熊本ちえがデビュー。
  • 12月23日、2007年の最終興行が開催され、終了後に第4回「K-AWARD」開催。

2008年

2009年

  • 9月22日、梶が関根に破れて「NOT STRONGEST-Kトーナメント」優勝となりK-DOJO最弱と認定される。
  • 9月23日、「NOT STRONGEST-K」優勝者である梶が、2009年度「STRONGEST-Kトーナメント」優勝者である旭志織に破れて罰ゲームとしてリングネームを梶トマトに強制改名。

2010年

2011年

2012年

  • 1月3日、フリーのリッキー・フジが入団。
  • 2月26日、海外遠征中のKAZMA滝澤大志WWEとディベロップメント契約。
  • 4月8日、後楽園ホール大会で行われた10周年記念で本田アユムがデビュー。
  • 7月8日、千葉ポートアリーナ大会で行われた10周年記念で8月5日に毎年恒例のSTRONGEST-Kトーナメントに代わる「海王トーナメント」という1DAYトーナメントの開催。WWEとディベロップメント契約を解消した滝澤の復帰と同トーナメントへのエントリーを発表。
  • 7月29日、提携していたREINA×WORLDの運営会社「レイナ・コーポレーション」へ、新たに子会社化されたことを発表。REINAと女子選手育成プロジェクトを発足。
  • 10月14日、YOSHIYAが引退。

2013年

2014年

2015年

  • 7月19日、「CLUB-K 3000」でプロレス界ではあまり行われない練習生の紹介を行う。「見られる」事をより意識しつつデビューに向けて精進してもらうべく一部プロフィールを公開。紹介時練習生は男性4名と女性1名である。
  • 7月25日、真霜を選手会長に新宿FACE大会で「24時間プロレス」を開催。K-DOJOは22時30分より開催。
  • 9月6日、ヤマガタ(仮)改め最上九、26(仮)改めGO浅川がデビュー。
  • 10月27日、火野が退団。
  • 11月1日、後楽園ホール大会でオオサカ(仮)改め吉田綾斗、サクラ(仮)改めダイナソー拓真がデビュー。

2016年

サラウンドフォース

KAIENTAI DOJOで行われる変則バトルロイヤル

  • 試合は主に8人で行われ2人ずつ四隅のコーナーに待機する。
  • このうち2人に試合の権利が与えられリング上で試合を行う。
  • 権利を持つ選手はコーナーに待機するすべての選手と交替することができる。
  • いずれかの選手が3カウントやギブアップなどを奪った時点で試合終了となる。そのため試合権利を持たない選手達はそれを阻止しなければならない。

タイトルホルダー

KAIENTAI DOJOが管理する王座
タイトル 保持者 歴代 防衛回数 次期挑戦者
CHAMPION OF STRONGEST-K王座 タンク永井 第20代 3 Hi69
STRONGEST-K TAG王座 真霜拳號&佐藤悠己 第30代 5 滝澤大志&吉野コータロー
WEWハードコアタッグ王座 関根龍一&那須晃太郎 第36代 2 梶トマト&本田アユムリッキー・フジ&MEN'Sテイオー洞口義浩&高橋匡哉日向寺塁&佐々木大地十嶋くにお&雄馬とのハードコアランブルマッチ
インディペンデント・ワールド・ジュニアヘビー級王座 旭志織 第23代 5 MIKAMI
UWA世界ミドル級王座 MEN'Sテイオー 第63代 福田洋
過去に存在した王座
KAIENTAI DOJOが開催するトーナメント戦、リーグ戦
タイトル 覇者 年代
BO-SO ゴールデンタッグトーナメント 滝澤大志&吉野コータロー 2016年
K-METAL LEAGUE 吉野コータロー 2015年
海王トーナメント タンク永井 2015年

所属選手、主要参戦選手

正規軍

TEAM 69 ROLL

凶月

赤闘覇

SFU

Bozz連合

NEX4

千葉ヒーローズ

スタッフ

レフェリー

リングアナウンサー

コミッショナー

特別顧問

道場犬

過去の所属選手

過去のスタッフ

試合中継

終了したテレビ番組

Blue Field

Blue Fieldは、KAIENTAI DOJOの道場兼試合会場。リングはもちろん音響、照明、映像設備、シャワー室、トイレ、トレーニング装置を完備し、選手寮も兼ねており道場大鉄は会場横の犬小屋に住んでいる。一般レンタルも行われており主に他団体の興行等に利用されているが、テレビ番組の撮影やNHKのラジオの収録なども行われたことがある。2011年12月1日、同じく千葉に本社を置くレイナ・コーポレーションに営業権が譲渡された。千葉Blue Fieldとしての最終興行は、同年12月18日、「K-SPECIAL 千葉Blue Field最終興行 〜ありがとう千葉Blue Field〜」。REINAのゼネラルマネージャーを務める上林愛貴はK-DOJOの設立に師範代として関わっている。2012年1月3日、特別興行にて新ホール名をREINAアリーナと発表された。2013年、会場の営業権譲渡により会場名が再び、Blue Field(ただし「千葉」は付かない)となる。会場へはJR千葉駅下車、東口バスターミナルよりNo.1大宮団地行きもしくはNo.10「成東・中野操車場方面」行きバスに乗車し、「旭町」バス停下車。

中華ときわ苑

KAIENTAI DOJOの事務所から徒歩1分の中華料理屋。店内には数多くのプロレスラーのポートレートが貼られており、伝説のプロレスラー「カウボーイビリー」の貴重なサインを見る為にここを訪れるファンは後を絶たない。TAKAみちのくは5代目チャーハンや天津飯が好みである(ラーメンに関しては「マズイ」とコメントしていたが蝶野正洋と対談した際に蝶野がラーメンを食べていた際には「気に入ってくれてよかった」と発言していた)。同団体のパンフレットでも紹介されKAZMAの専門誌でのインタビューの際は同店前での写真が掲載された。また旭志織は高菜チャーハン、雄馬はチャーハン定食が好物である。

スポーツ&エンターテイメントバー「CLIMAX」

2010年4月19日にJR稲毛海岸駅前にオープンした飲食店。店長にはマリーンズマスク(2代目)が就任。主にKAIENTAI DOJO所属選手がイベントを行うほか千葉ロッテマリーンズの試合日には関連イベントが開催されることもある。期間限定営業のため現在は閉店している。

脚注

  1. ^ 滝澤大志の処分について KAIENTAI DOJO NEWS 2013年7月2日付
  2. ^ "謹慎処分の解除について" (Press release). KAIENTAI-DOJO. 28 December 2014. 2015年2月24日閲覧

外部リンク