K5 (拳銃)

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K5
K5
種類 拳銃
製造国 韓国の旗 韓国
設計・製造 大宇精密工業
年代 1988年 -
仕様
種別 自動式拳銃
口径 9mm
銃身長 105mm[注 1]
使用弾薬 9x19mmパラベラム弾
装弾数 13
作動方式 トリプルアクション[注 2]
全長 190mm[注 1]
重量 800g[注 1]
歴史
設計年 - 1988年12月[3]
配備期間 1990年[1] -
配備先 大韓民国国軍海洋警察庁
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K5大韓民国自動式拳銃大宇精密工業(後のS&T Motiv英語版)により開発・製造されたもので、大韓民国初の国産拳銃である[3]

1990年代より大韓民国国軍に導入された他、DP51の名称で輸出された[1]

構造[編集]

トリプルアクションもしくはファストアクション、トライアクション、3H等と呼称されるダブルアクションを改良した機構を有していることが特徴となっている[1][4][2]。これはFNハースタルの特許を実用化したもので、トリガーを引くことでハンマーが動作し、発砲に至るまではダブルアクションと同様であるが、その後銃身内部のスプリングが固定された状態となり、ダブルアクション時の12ポンドに対して半分以下の5ポンドの力で発砲が可能となるものである[1][2]。より安全性の高いダブルアクション[4]、正確な射撃を行うためのシングルアクション[1]の選択も可能となっている[2]

フレームはアルミニウム合金、銃身、スライドなどは鋼鉄製である[1][4]照準器は3点式のアイアンサイトを備える[4]。安全装置はレバー式でグリップの両側面上方、フレームの後端部に位置する[1]

標準の弾倉を使用した場合の装弾数は13発であるが、装弾数15発のスミス&ウェッソン 5906英語版の弾倉を流用可能である[4]。装弾はショートリコイルによって行われる[1]

バリエーション[編集]

  • K5:大韓民国国軍採用型。海洋警察庁にも採用されている[5]
  • DP51:民間市場向けの型。DP51B[8]
  • DP51C:DP51を小型化したもの。装弾数は10発に減少している[8]
  • DP51S:DP51のフレームに、DP51Cの銃身を組み合わせたもの。装弾数は13発[8]
  • DH40:使用する弾薬を.40S&W弾に変更したもの。装弾数は11発[8]
  • DP45:.45ACP弾採用版、試作のみ[8]
  • DP45 MkII:DP45改良版[2]

[編集]

  1. ^ a b c DP51の値[1]
  2. ^ ダブルアクションシングルアクションも選択可能[2]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i Max R. Popenker. “Daewoo DP-51 / K5 pistol (Republic of Korea / South Korea)”. 2013年9月26日閲覧。
  2. ^ a b c d e Charles Q. Cutshaw (2011-02-28). Tactical Small Arms of the 21st Century: A Complete Guide to Small Arms From Around the World. 
  3. ^ a b 기술연구소”. S&T motiv. 2013年9月26日閲覧。
  4. ^ a b c d e Derek Odom (2012年12月12日). “A Look at the Obscure Daewoo DP-51 K5”. GUNS.com. 2013年9月26日閲覧。
  5. ^ 韓国海警、違法操業の中国船員に実弾発砲”. 中央日報 (2011年3月5日). 2013年9月26日閲覧。
  6. ^ 銃身曲がる「コーナーショット」、国防科学研が開発”. 聯合ニュース (2010年3月23日). 2013年9月26日閲覧。
  7. ^ 屈折する銃…ソウル竜山で武器体系紹介会”. 中央日報 (2013年7月10日). 2013年9月26日閲覧。
  8. ^ a b c d e John Walter, Ian V. Hogg (2004). Pistols of the World 4th edition. ISBN 9780873494601. 

外部リンク[編集]