Harlem Beat

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

Harlem Beat』(ハーレム ビート)は西山優里子による日本の少年漫画作品。1994年1999年に『週刊少年マガジン』で連載されたバスケ漫画。単行本は全29巻。ノベルスが2冊、文庫版が全16巻発行されている。またゲームもKONAMIより製作されている。

概要[編集]

当初は渋谷の一等地にある空き地を使ったTHREEMEN'S HOOPを軸とし、ストリートバスケを題材にしていた。連載開始から1年ほどして、主人公成瀬徹の所属する上南高校バスケ部の成長を描く高校公式バスケがメインになり、人気を獲得。上南高校がインターハイで敗北して、公式バスケが一段落すると、またストリートを軸に描くことになる。

登場人物[編集]

ストリート・SKY KISS 編[編集]

SCRATCH(スクラッチ)[編集]

スリーメンのシュウからゴールを決めた成瀬徹と尾崎浩介、ミニバスケの女王楠田みずきで結成されたチーム。SKY KISSに参加するためにはメンバーが4人必要なため、1人でスリーメン3人からゴールを決めた澤村正博が助っ人として加わり、SCRATCHとなった。

成瀬 徹(なるせ とおる)
物語の主人公。ふたご座のA型。小学校では野球、中学校ではサッカーをやるも万年補欠。上南高校入学後、バスケ部に入部。偶然再会を果たした幼馴染のみずきに連れられ行ったスリーメンズフープでシュウと1on1をし、偶然エアウォークを決めゴールを奪って以降、バスケの楽しさにのめりこむこととなる。そこから数々のライバルと出会い、努力を重ねて非凡の才能を開花させていき、高校バスケ界を担う選手となっていく。ニックネームは「なるちょ」。
純粋で真っ直ぐなバスケへの情熱は数々の人物に影響を与えている。天性のバネを持ち、バスケット選手としての成長にも貢献している。プレイスタイルがお手本通り過ぎるということが弱点とされながらも、エアウォーク以外にも無敵のレイアップ(いわゆるプロレイアップシュート)、奇跡のJ(逆足で滞空時間が異常に長いジャンプシュート)、そして進化のレイアップ(奇跡のJを応用したダブルクラッチ)等といった必殺技を次々と編み出した。バスケ歴は浅いせいかテクニックはまだまだ(それでも最終的にはバスケ歴では劣るはずの小泉弟を1on1で負かしていた)だが、ゴールに対する執念は彼に強い影響を与えた桜井に引けをとらず、「能天気にバスケバカして周りを引きずり込むところは間違いなく桜井の後を受け継いでいる」と作中の人物に評されている。桜井達3年生が引退してからは1年生を引っ張る役に。連載開始当初は身長175cmだったが、後に身長178cmの澤村と同じくらい(澤村より伸びているかもしれないくらい)になった。インターハイ編で知り合った広島県フェリシア女学院の小泉智美とはインターハイ編で一気に親密になった後ウインター杯編でとうとう恋仲に。ポジションはSF。バッシュは桜井がニューバランスを履いていた影響を受け、ニューバランスのBB800。巻末のおまけマンガなどでは一貫してヘタレキャラ。作者の後作品である「純情カレンな俺達だ!」では大人になって上南高校の教師でバスケ部の顧問の先生、そしてバレー部の顧問代行として登場しておりそこかしこに懐かしい交友関係も見られる。
楠田 みずき(くすだ みずき)
成瀬の幼なじみ。聖ヨゼフ女学院高校1年。ふたご座のB型。両親は離婚し、インテリアコーディネートの世界では優秀で才能ある美人社長の母親と共に暮らしている。父親はオーストラリア建築家をしている。昔はミニバスケの女王と呼ばれていたこともあり、テクニックでは成瀬よりも上。ポジションはG。バッシュはインドアではasicsのGB-GX-MID、ストリートではミズノのキスエアMID。アイドル並みの外見の持ち主だが、それにおごることなく誰からも人気がある。ただ、澤村とは犬猿の仲。浩介にたびたびいい寄られているが冷たくあしらっている。上南の公式戦にはTHREEMEN'S HOOPのメンバーで応援に行き、インターハイも北海道まで応援に行った。インターハイでは成瀬の応援に行った際に、試合中のテンションが上がった折りに「マカレナダンス」も披露して見せた。ストリート編当初はヒロインだったが、その座は後に小泉智美に取って代わられ、いつの間にかサブキャラに降格してしまった、ちょっと不遇な存在。桜井に想いを寄せていた(ストリート編では成瀬とくっつける予定だったが、路線変更のため桜井に変更になった)が、結局実を結ばなかった。実は、水戸黄門が好き。
モデルは観月ありさ[1]
尾崎 浩介(おざき こうすけ)
センター街付近をウロウロしているチーマー。やぎ座のB型。みずきに惚れていて、より近づくためにストリートバスケを始める。インターハイ編では都合上、影が薄くなってしまったが以降は何とか巻き返した。悪ぶってはいるが友情には熱い男である。ポジションはC。モデルは山本太郎[1]
澤村 正博(さわむら まさひろ)
スリーメン3人からたった1人でゴールを決めた男。おとめ座のO型。スクラッチには助っ人として呼ばれた。ポジションはストリートではトリックプレーを考案するなど、アシストに徹するPG。公式ではスリーポイントを撃つSGを主に務め、桜井に代わってPGに就くこともあった。PGとしてのプレースタイルは、トリッキーなパスで繋いでいくタイプ。根っからのギャンブラーで、2点より3点を稼げるチャンスはほっとけない。試合では度々無理な体勢からの3Pや連続3Pを決め、ミラクル3Pシューターと言われることもある。十八番はフェイクで、フェイクのみでスリーメン3人からゴールを奪った。他人の嫌がることを見つける天才で、成瀬からも「敵になったらこんな嫌なヤツはいない」と評される。フェイクや3P、PGとしての能力は作中でもトップレベルだが、体力面に不安がある。SCRATCHでだけでなく、3年生引退後の上南バスケ部のブレーン役にもなっており、新体制のチームで部員の新ポジションも考案したこともある。闇バスケ編では、かつての相棒でありフェイクの師匠である甲斐万丈とCANEY Gというチームを組んだ。バッシュは公式ではMIZUNOのアクセルダンサーPRO-L、ストリートではReebokのGRAND PARK。
中学の時に親に捨てられ、4ヶ月程ホームレス同然の生活を送り、その後は1人で生きてきた。そのため一匹狼な性格だったが、成瀬たちと出会い、徐々に人と打ち解け始める。都の援助で上南に入学した後は、バスケだけでなく勉強でも優等生ぶりを発揮する。実際、勉強することは嫌いではないようで、上南に入学する前からバイト先のマスターから教科書をもらい、高校の勉強をしていた。本人曰く、もともとは超のつく優等生。実は、高校に入る前は水泳部だった。強がりだが、オバケが(失神する程)大嫌い。超の付く大食いで、10人前程度の料理を平気でたいらげるが、ジャンクなものは受け付けない。カラオケはバイトでも歌っているので久保田利伸が上手いが、十八番は北島のサブちゃんビリヤードも上手い。1人暮らしの上、バイトでも料理を作るので、実はみずきよりも料理は得意。インターハイで北海道に行った際、失踪した父親と再会。当初はすれ違いがあったものの、復縁。容姿が良いため、女装させてもかなりの美女。なお、スポーツもでき、オツムも良く、腕も立ち、クールな性格から、女の子からは絶大の人気を誇り、ナンパも上手いが、本人はあまり女の子に興味がない。モテっぷりは作中だけでなく、女性読者からの絶大なる支持があった。お金にがめつく、作中の賭け事には負けたことがないが、唯一の悩みは万年金欠病。
作者の構想では、この澤村が「澤村魁」という名前の主人公という設定であった。モデルは特に決めていなかったが、結果的に作者の中のイメージの本木雅弘に似ている。正博という名前の由来は大食いTVチャンピオンの「博正」から。

スリーメン[編集]

THREEMEN'S HOOPを作った謎の3人組。その正体は1年前の都大会での優秀選手達である。かつて敵として試合をした3人が偶然再会し、ひょんなことからTHREEMEN'S HOOPが創り上げられた。なお、空き地にそのままバスケゴールを置くようにしたTHREEMEN'S HOOPがある場所は渋谷のホテル街道玄坂)であり、その点を登場人物にツッコまれたこともある。なお、 SKY KISSに参加するためには4人必要であり、4人目はシュウ(桜井)の飼い犬ジョンの名前を登録していた。大会後に解散したが、上南の合宿時にこのメンバーで3on3を行なった。

シュウ
スリーメンのPG。正体は上南高校バスケ部の桜井 修司である。彼がサングラスとキャップ帽をかぶると“シュウ”になる。温厚な桜井に比べてシビアな言動が多くなり、作者も「ジギル博士とハイド氏ぐらい性格が違う」と述べている。プレイスタイルも桜井と比べて大きく変わり、ダンクやダブルクラッチなど、派手で荒々しいプレイを多用するようになる。当初、成瀬にはシュウ=桜井ということを隠していたわけではないが、成瀬はこのことに気づかなかった。巻末のおまけマンガでは彼をネタにした主人公のマンガが連載されていた。
ネリ
スリーメンのC。正体は元・東目黒商業高校のビッグC塩練 訓(しおねり さとし)。巨体の割に軽やかなジャンプ力を持っており、現役時代は「空飛ぶ冷蔵庫」の異名を持っていた。卒業後はM電器で社会人バスケをやっている。インターハイ前に桜井と賭けをして負けたため、上南の合宿にザットと共にコーチとして参加することになる。甘いものが大好きで、けっこうな毒舌家。
ザット
スリーメンのF。正体は元・川相工業高校のPF里衣 昌次郎(さとい しょうじろう)。現役時代は「クレイジー・サト」の異名を持っており、反則まがいのプレイも平然とやってのけるタフな精神の持ち主。上南の合宿では、成瀬のコーチを務める。口は悪いながらも彼にジャンプシュートのコツを熱心に教えていた。ちなみに現役時代は髪型がリーゼントだったが、卒業後は大工に弟子入りし、見事なスキンヘッドになっている。
ジョン
本名はJohn Lennon。スリーメンの4人目。実はシュウの飼い犬のコリー犬。Sky Kissの出場規定が4人のため、名前だけ登録された。

NOTORIOUS[編集]

武蔵丸 健児(むさしまる けんじ)
チームNOTORIOUSのF。練馬に住む中3。ファッションセンスが極端に悪い。スリーメンズフープの偵察に来て成瀬と知り合い、成瀬とは年の違う友人となると同時に初めてのライバルとなる。中学生ながらバスケの腕は確かで、レイアップに相当な自信を持っている。最終話で四谷鵜の原に入学した様子が描かれている。

マーメイドフォース[編集]

SKY KISSの本戦に唯一出場した女性チーム。SCRATCHと2回戦で対戦。

マキ
あねごタイプ。成瀬がねん挫した際、テーピングをした。
ケイ
スーパーモデルタイプ。空手3段。
ユウ
かわいいタイプ。
マユ
キャピキャピの中坊。バストは87cm、Cカップ。

ICE PICKS[編集]

SKY KISSでは2回戦でNOTORIOUS、3回戦でSCRATCHと対戦。SKY KISS後にICE PICKSは解散。

JOKER(本間 丈一郎)
チームICE PICKSのボス。元は大学バスケのエースで奥田とともに日本代表を務めた名プレイヤーだったが、渡米した際にチームメイトの謀略によって右膝を砕かれて選手生命を絶たれてしまった。それ以来バスケを憎み、「楽しいバスケ」をモットーにする成瀬たちを潰しにかかる。都内のストリートシーンを抹殺すべく“J”と言う組織を立ち上げてストリートのメッカを賭場にする計画を企てた。バスケを憎んでいたため、プレーは氷のように冷たく厳しいが、いつも見ていたその先にはボールとゴールがあった。SKY KISS後はガソリンスタンドに住み込みで働き、片足一本で戦えるバスケを鍛え上げることを人生の目標にしていた。しかし、Jのパーティー後は行方をくらました。
Mr. PURPLE(本間 俊二)
JOKERの弟。モデルは豊川悦司。大会後はアメリカに留学した。
Mr. BROWN(峰岸 雅之)
モデルはスコッティ・ピッペン
Mr. ORANGE(中田 洋介)
モデルはミハエル・シューマッハ

THREEMEN'S HOOPのメンバー[編集]

メガネ
本名は不詳。丸いサングラスが特徴。スリーメンズフープの賭けバスケ(賭けるものはハンバーガーなどの低額なもの。澤村にとっては貴重な収入源の一つである)のまとめ役。フープの黎明期から登場し、澤村と同級生だったなど、過去のエピソードを語る上での重要な進行役。
ウルトラマン
本名は高橋 繁雄(たかはし しげお)。帽子と大きなサングラス(目の部分がウルトラマンの目のような形)がトレードマーク。DJ志望。当初はメガネの補佐役的な単なるサブキャラだったが、闇バスケ編冒頭のエピソードでは準主人公格となった。
でっぱ
本名は鈴木守(ただし、1コマ触れられただけで本名で呼ばれた例がない)。ロン毛と左側の飛び出た出っ歯が特徴。かなりのおバカ。

公式バスケ[編集]

上南高校バスケ部[編集]

桜井達が1年の頃の実績は弱小だったようだが、桜井達の努力により都2位に輝き、インターハイ初出場にしてベスト8の快挙を成し遂げるまでになった。桜井の時代は希理子発案によりメンバーの足を生かしたパスラン主体のスタイルだったが、桜井達が引退した後はパスランを生かして、成瀬、澤村、小林だけフレックスオフェンスを使うようにもなる。テーマソングは爆風スランプの「ランナー」。

桜井 修司(さくらい しゅうじ)
誕生日は11月20日。血液型はO型。身長190cm、体重82kg。モデルは作者が中学時代に憧れていた先輩[1]
3年のスーパープレイヤー。実質的にバスケ部の中心で、馬呉にも自分よりもキャプテンに相応しいと言われているが名目上キャプテンではない。ポジションはPG。バッシュはニューバランスのBB800。成瀬が目標としている良き先輩。性格は穏やかで、常に先の事を見通す人格者。中学生の頃に偶然バスケと出会い、高校生になったらバスケ部に入部することにしていたようだ。廃部寸前だった上南バスケ部を建て直し、部の中心的存在になった。桜井がシュート練習のし過ぎで体育館のゴールを1つ壊したという逸話もある。なお、この頃は3年次の時に比べると容姿も体躯も非常に幼い感じで作者も桜井たちが1年の時の読みきりを描いた時「どうしたら2年であんなにたくましくなるのだろう?」と言っている。
何を隠そうスリーメンのシュウその人であり、当然1on1のスキルも高い。上南バスケ部においては、桜井自身が「みんなでバスケ」が好きなため、1on1を挑んだり派手なプレーをすることは少ない。スタンドプレーは景気づけと、スリーメンのシュウの時だけである。しかし、高校バスケ界最強の金北との試合では、日本一の高校生プレイヤーでありPGである高城に、力試しで1on1の勝負に出たこともある。そのプレースタイルは高城曰く、「動きがユニークで、殺気のようなものが伝わってこない」とのこと。都のMVPに輝いたこともある。
勉強においても常に学年トップの成績であり、将来は医者になることを目指している。容姿もそこそこ、性格も悪くなくバスケ部で大活躍、勉強も出来るとくれば女子生徒にも人気はあったようだが、女性には無頓着と思いきや、一年の頃から一途に希理子に惚れており、作品中盤以降は積極的にアタックしていた。ここまで来ると隙のない完璧な人物だが、麦茶に砂糖をたくさん入れたり、ごはんにソースをぶっかけただけの料理を好きだったりなど、センスの悪い一面もある。刑事の叔父がおり、かなりの無茶をすることもあった(バイト中の澤村を無理矢理補導まがいのことをさせて上南に編入させるなど)。自他ともに認める「自己中男」である。国境なき医師団に入ることを目指しており、卒業後は自分の目で「本当の医療の現場」を見るべく、一年間休学して旅立った。
小林 純直(こばやし すみすぐ)
誕生日は1月21日。血液型はO型。身長188cm、体重75kg。
2年生。根暗で傘張り浪人と称されるほどの無愛想。ポジションはPF。バッシュはMIZUNOのアクセルダンサーPRO-L。1年の頃からレギュラーとして活躍。3年生の引退後には主将に。なお、彼の主将としての方針はこれまで桜井を中心として纏まっていたバスケ部に対し、個々の存在がバスケ部を支えていくというような“神輿のようなバスケ部”にしていきたいと考えている。バスケ以外では剣道を祖父から仕込まれ、段を持っている。また、書道の腕も確か。実家は下町方面の商店街で酒屋を経営している。親戚が海の家と民宿を営んでおり、夏の間はここでバイトをしている。澤村との仲の悪さは随所で顕著だが、プレーを通じて互いを認め合っていく。おまけマンガやバスケ以外のところでは、意外とヘタレ気味な一面を見せている。
矢部 希理子(やべ きりこ)
誕生日は12月20日。血液型はB型。身長170cm。
3年のマネージャー。見た目は美人だが上南の性悪魔女と呼ばれ、近隣でも不良少女として名高い。成瀬をいじめるのが趣味化しており部内でも暗黙の了解となっている。身内からは性悪魔女と言われる一方で、本性がバレていない他校からは美人マネとも言われていた。成瀬のことはいじめてはいるものの気に入っているようで、バスケの面で彼をバカにした連中にはかなり激しい叱責を浴びせることもある。試合中に怪電波を送って相手チームのシュートをはずさせる事が特技。料理は壊滅的に下手。中学女子バスケのエースだったが足を故障して引退した過去を持つ。ひねくれた印象が強いが根は真面目で優しい性格でテーピングマッサージの腕は確か。桜井を異性として意識するようになってからは、ツンデレ気味な面を見せている。小学校の卒業式の時、馬呉と波崎に告白されたことがあるが、デブも地黒も苦手なため、「二人ともシュミじゃないね!」と断っている。後に桜井と結ばれた。「純情カレンな俺達だ!」では上南バレー部の臨時コーチも勤めている。底意地の悪さは相変わらず。
馬呉宏明(うまくれ ひろあき)
3年でバスケ部の主将。ポジションはC。チャールズ・バークレーにあやかって頭をスキンヘッドに剃っている。希理子とは小学校からの幼馴染(そして、こっぴどくフラれている)。強面で頑固だが、根はお人好しで結構涙もろい一面もある。四谷鵜の原の波崎とは良きライバルで親友だったが、中学生時代に周囲からの扱いに差が出てしまって以降、溝を作ってしまう。しかし心根では互いに認め合っている節もあり、都予選の試合後はフォーメーションの相談をするなど以前よりはだいぶ仲が回復した様子。部活引退後は剃っていた髪を伸ばし、まるでモーツァルトのような頭になったが、こっそり彼を散髪した希理子の失敗のせいで、結局元のスキンヘッドに逆戻りしてしまった。小学生の頃は意外にも太っていた。その頃のあだ名は「ジャイアン」。
高倉 巌(たかくら いわお)
3年でポジションはSF。愛称は「ガンちゃん」。部のムードメーカー的な存在で後輩からも慕われている。チーム1の俊足であるが、シュート率はあまり高くない。澤村の代わりにSGに入ることもあった。女性ファンからの人気は意外と高かった。
斉藤 伸之(さいとう のぶゆき)
3年でポジションはSG。ガンちゃんとは公私ともに親友。桜井と同じ位の体格だが、やることが目立たず、自分でも情けないくらい気弱だと思っている。とっさのパスに反応するのが苦手。実力は澤村に劣る(と言うよりは、澤村が上手過ぎる)ものの、大事な場面で連続3Pシュートを決めるなど、かなりの活躍を見せた。実は彼女がいたが、バスケに理解を示さない彼女だったようで、予選の間に別れてしまったらしい。
今川 聖(いまがわ きよし)
2年のマネージャー。もともと選手として入部したが1年の頃出場した関東大会の茨城代表・南郷大附属筑波高校戦において膝を故障しマネージャーに転向した。仕事をしない希理子に代わってほぼ全ての仕事を管理しており部員からの信頼も厚い。気難しい小林の良き理解者であり無二の友人。どっからみてもA型人間で、一度仕事が多すぎてストレスでボロボロになってしまったこともある。希理子に恋を潰されたことがある。さだまさしが好き。
磯村 順二(いそむら じゅんじ)
2年生。角刈りとそばかすが特徴で、なかなかに整った顔立ちをしている。活躍は少々地味だが、試合に於ける小林の女房役でもある。ポジションはPGだが、澤村の提案でCに転向。こっちの方が向いていたらしく、逞しく成長を遂げた。
鈴置 晶(すずおき あきら)
2年生。坊主頭とつぶらな眼がチャームポイント。ポジションはSG。インターハイ予選の序盤で手首を骨折してしまい、メンバーから外れることになった。そして彼の代わりに、転入してきた澤村がベンチ入りした。3年生引退後に澤村がPGを務めるようになるとSGに復帰。今川の発言によれば、骨折前よりも格段に実力を伸ばしているらしい。ちなみに上南バスケ部で坊主頭なのは彼ひとりだけである。

四谷鵜の原商業高校[編集]

都で屈指の名門校。練習試合ではあるものの、金北に勝ったことのある唯一のチーム。桜井対策としてゾーンプレスディフェンスやマッチアップゾーンを使用したが上南に敗れたため、インターハイには出場できなかった。ウィンターカップには上南に雪辱を果たし、東京都代表として出場したものの、2回戦で南郷大筑波に敗れた。

桑田 泰彦(くわた やすひこ)
誕生日は8月1日。血液型はB型。身長186cm、体重78kg。
上南のライバル校・四谷鵜の原で2年生ながらエースプレーヤー。波崎達3年生の引退後はキャプテンに就任した。ポジションはPF。バッシュはコンバースのBACK JAM MID。常に明るく前向きで男らしい。桜井をプレイヤーとして尊敬している。次第に小林のライバル的位置兼親友的存在を占めるようになる。ともさかりえとラーメンが好き。行きつけのラーメン屋で成瀬と偶然に相席した際、アドバイスを送った。これをキッカケに、成瀬は彼に憧れることになる。バスケを始める前は陸上をやっていた。澤村ファンの小5の妹がいる。愛車はSUZUKIのBandit V400の赤。
波崎 堅悟(はざき けんご)
3年生でチームのキャプテン。都屈指の重量センター。地黒で、眉毛がカニに似ている。希理子と馬呉と同じ小学校、中学校出身。ボキャブラリーが少ない為、希理子によくイジられていた。
鳥越 俊司(とりごえ しゅんじ)
3年生。ポジションはPGで守備の要。角刈りと太い眉毛が特徴で、容姿は割と整っている。
山崎 和良(やまざき かずよし)
3年生。ポジションはSG。茶髪と割れた顎が特徴の巨漢。メガネからは波崎、鳥越の三人で「鵜の原山脈」と揶揄していた。
大久保 眞(おおくぼ まこと)
3年生。ポジションはSF。パンチパーマとたらこ唇がチャームポイント。巨漢が多いチームの中では小柄だが、敏捷性はそれを補って余りある。試合では同じSFである成瀬と対決することが多く、敢えてファウルをすることで成瀬の「無敵のレイアップ」を封じたが、それが後々チームの足を引っ張ってしまい、しかも成瀬に「エアウォークとハイループを組み合わせる」シュートを産み出させるきっかけを作ってしまった。
菱田 茂(ひしだ しげる)
監督。過去に2校を全国制覇に導いたことがある凄腕の指導者。

フェリシア女学院高校[編集]

広島県代表としてインターハイ、ウィンターカップ共に出場。

小泉 智美(こいずみ ともみ)
2年。おっちょこちょいでドンくさく、毎朝階段から落ちるのが恒例である。だが、一度コートに立てば、声が大きく一番走り回るなど、かなり目立ち、別人のようになる。インターハイで成瀬と知り合い、以降互いに意識しあう存在になる。同2年の池田浩子が相棒。バスケ歴は相当長く、テクニックに関しては劇中有数の実力者として描かれている。同じくバスケ歴の長い弟がいる。バッシュマニア。ウインター杯編で夏に敗北した高校に決勝で見事ブザービーターを決めて、チームを優勝へと導く。その後、成瀬のあまりに不意打ちな告白を受けて見事、恋仲に。告白後の作中ではほとんど出番はないが、成瀬との関係は良好のようでバレンタインデーには広島から成瀬にチョコレートを送った。成瀬の周囲の友人やバスケ部の人たちからは「広島娘」と呼ばれている。「ニューバランスを履いてる人に悪い人はいない」が信条。
池田 浩子(いけだ ひろこ)
2年。智美の相棒。成瀬と智美の仲を応援しており、よくからかっている。ちなみに池田本人は、親子程も歳の離れたコーチの宮内先生に恋心を寄せている。

喜屋武水産高校[編集]

インターハイでは沖縄県代表として出場。しかし、寒くなってもサーフィンをやめずにいたら大カゼをひき、予選当日は玉那覇貴生以外はダウンしていたため、ウィンターカップには出場できなかった。

比嘉 裕太(ひが ゆうた)
誕生日は7月14日。血液型はB型。身長180cm、体重82kg。
2年。ポジションはPF。デニス・ロッドマンを尊敬しているので、バッシュはエア・ワームとエア・シェイク。喧嘩っ早さからくる荒っぽいプレーが周りからの波紋を呼ぶが、成瀬に様々な影響を与える。猫舌で、試合が終わったあとは一転してイジられ役になっていた。裕太を殴れるのはみずきとばーちゃんと監督だけ。
玉那覇 貴生(たまなは たかお)
誕生日は3月24日で、190cm、83kg。
2年。ポジションはPG。バッシュはNIKEのエアズームライト。物腰やわらかな口調で、長髪色白の劇中屈指の美青年。喜屋武の事実上のキャプテンで、攻撃の司令塔。中学時代は意外にも不良だった。
瑞慶覧 ケンプ 辰彦(ずけらん けんぷ たつひこ)
誕生日は5月10日。身長206cm、体重117kg。
2年。ポジションはC。バッシュはReebokのShaqノーシス。日本人の父とアメリカ人の母のハーフ。他を圧倒するほどの巨体ながら微笑を絶やさない好漢だが、中学生時代は「モンスターケンプ」と呼ばれた荒れくれ者だった。
古謝 山彦(こじゃ やまひこ)・海彦(うみひこ)
誕生日は9月1日。血液型はB型。身長181cm、体重69kg。
双生児。ポジションはそれぞれSFとSGだが、オフェンスにも積極的に参加する。双子である事を活かしたトリッキーな戦法が得意。2年だが、波を待っているあいだに1年が経過し留年したため、比嘉達よりも年上。
2人のイメージは「不思議の国のアリス」に出てくるトゥイードルディー・トゥイードルダムの双児。実は、筆者もどっちがどっちだか、区別がついていないとか。一応、海彦が英語でまくしたてる役で、山彦が適当に通訳する役としている。バッシュや髪の色といったところにも違いが見られ、髪の色は山彦が緑、海彦の方が青。バッシュはNIKEのAIR MORE UP TEMPOで山彦が青、海彦が黒。
島袋 英男(しまぶくろ ひでお)
喜屋武水産バスケ部監督。サンフランシスコ帰りの日系二世。それぞれの自主性を尊重する指導方針をしており、比嘉達を息子同然に可愛がっている。試合後は上南バスケ部顧問の西前先生と飲み友達になっていた。

南郷大附属筑波学園高校[編集]

茨城県代表としてインターハイ、ウィンターカップ共に出場。インターハイでは2回戦で上南に敗れたものの、上南のゾーンディフェンスの練習を桑田と共に手伝った。オールコートプレスを多用する守備主体のチーム。主要メンバーはプロの傭兵集団をイメージして作られており、作者は自分が好きだった『新機動戦記ガンダムW』の影響を明かしている[2]

三上 圭悟(みかみ けいご)
誕生日は9月25日。血液型はO型。身長179cm、体重70kg。モデルはドラマ『ロングバケーション』に出演していた頃の木村拓哉[2]
2年。ポジションはF。インターハイでは当時の部のコーチである兄にPGとして起用されていた。バッシュはAIR FORCE1の白×シルバー。兄の圧政に苦しみ、試合中の事故で今川の膝を故障させてしまい心に大きなトラウマを抱えてしまったため、いつしかバスケを「仕事」としか見られなくなる。しかし、成瀬との出会いで少しずつ変化が訪れ、最終的には自分のバスケを取り戻し、今川とも完全に和解した。その後は長年のトラウマからも解放されたようで、明るい表情を見せている。
藤堂 尚樹(とうどう なおき)
誕生日は10月9日。血液型はA型。身長182cm、体重74kg。当初はTOKIO長瀬智也をモデルとしていたが、気付けばSMAP稲垣吾郎に似てしまったとのこと[2]
2年。ポジションはPG。インターハイではFとして起用されていた。バッシュはNIKEのAIR JORDANⅫ。三上とは中学時代からのライバル。クールだが友情には熱く、真島と同様に精神的に追い詰められてしまっている三上を心配し続けていた。上南に金北対策で2-1-2のゾーンを提案した。京都の老舗和菓子屋の息子らしい。
真島 真琴(まじま まこと)
誕生日は3月2日。血液型はB型。身長168cm、体重62kg。
2年。ポジションはF。バッシュはNIKEのAIR JUST FORCE。父と母はともに筑波の研究所の学者。真琴本人も頭は良い。美形揃いの筑波の中でも、女の子と見紛うばかりの外見と発言から、林田に「おまえ三上にホレてたのか」と言われ、「その手のギャグ、ぼく大っキライだからね」と激怒したことがある。今まではバスケに情熱を持つ事が出来なかったが、三上と出会って以降はバスケに対する考えが変わった。その事にキッカケに、自分のバスケを失ってしまっていた三上を心配するようになっていた。ゲームとパソ通が趣味。特にシミュレーション系とポケモンが好き。好きな食べ物はチョコレートスパゲティ
林田 翔太郎(はやしだ しょうたろう)
誕生日は12月17日。血液型はB型。身長185cm、体重78kg。モデルはTOKIOの松岡昌宏[2]
2年。ポジションはC。お気に入りのバッシュはAdidasのスーパースター。筑波の中では一番正直で、思ったことずけずけ言うなど真っ正直過ぎる性格の為、当初は今川を罵倒したりもしたが、上南の練習に付き合うなどして、次第に筑波以外のメンバーとも馴染んでいった。一度だけだが、成瀬の「奇蹟のJ」を破っている。真島とは(漫才的な)名コンビで、カラオケ友達でもある。チームの中では唯一、中学時代に全国大会に出場したことがない。地元は下呂の温泉宿。
コウ=カンジスキー
誕生日は1月10日。血液型はA型。身長174cm、体重64kg。
2年。ポジションはSG。バッシュはFILAのGRANT HILL Ⅲ MID。ロシア出身で、家族のためにバスケを武器に単身日本留学。結果が出せなければ国に帰らなければいけないため、エリート集団の筑波の中でも人一倍プロ意識が強い。夢はJBLそしてNBAで稼ぐこと。愛称はK2。真島とはゲーム仲間でもある。古典の授業が好き。
三上 克彦(みかみ かつひこ)
誕生日は7月21日。血液型はA型。身長181cm、体重81kg。モデルはドラマ「勝利の女神」に出てきた陣内孝則演ずる合理主義先生。
筑波コーチで、圭吾の実兄。年齢は32歳。とある大学を日本一に導いた事もある手腕だが、その方針は徹底的な管理と合理主義的なバスケ。奥田とは全日本チームの後輩。選手だった頃は厳しいながらも情熱と理想を持っていたプレイヤーだったが、試合中の事故でケガをして、一方的にチームを解雇されて以来(恐らくこの際に選手生命を絶たれてしまったらしく、このトラウマから"床そうじ"を非常に嫌悪している)、「結果を伴わなければ何を言っても無駄なんだ」と心に傷を負ってしまい現在のような他人の意見を尊重しない独裁者のような指導しか出来なくなってしまった。「周囲によって夢を破れてしまった」という点では、JOKERに非常によく似ていると言える。インターハイの試合中、自らに反発した圭吾に怒って椅子を投げつけたため、審判に暴力行為と見なされて退場させられる憂き目にあってしまった。その後は自分の指揮していたとき以上の実力を発揮し、のびのびとバスケをしている圭吾達の姿を見て考え改めたらしく、自らコーチを辞任(代わりに九州の大学のコーチに就任)し、遠くから見守るようになった。弟が小学校の時には、一緒に自転車で日本一周旅行をした事があり、怪我をする以前は非常に仲の良い兄弟だったようである。

横浜国際商業高校[編集]

神奈川県代表としてインターハイに出場。通称「浜国(ハマコク)」。上南とは3回戦で当たった。NIKEのAIR MAESTROの白×黒×グレーが統一バッシュ。

松平 勇作(まつだいら ゆうさく)
誕生日は7月21日。血液型はB型。
キャプテン。上南が弱小校だった頃から優れた実力を秘める桜井を注目しており、そのプレイスタイルやバスケとは無関係な個人データを調べ上げ、対策を練っていたが、試合では桜井が負傷を理由にスタメンから外れたため、彼と戦う機会には恵まれなかった。ちなみに、その対策はマッチアップゾーンで、四谷鵜の原がやったものと同じである。ウルフルズトータス松本がモデル[3]
吾妻 淳(あづま じゅん)
誕生日は2月4日。血液型はA型。
松平の相棒。モデルは『機動戦士ガンダム』のガルマ・ザビ[3]

金沢北工業高校[編集]

石川県代表としてインターハイ、ウィンターカップ共に出場し、優勝した。高校バスケ界の王者。上南とは準々決勝で戦い、一度は逆転されるなど大苦戦したものの、経験の差で辛勝した。部員は基本坊主頭という規則があるが、実力者に限り例外的に自由な髪型が認められている。公式戦連勝記録を更新し続けており、負けたら即坊主ということになっている。男女交際も禁止らしいが、部員から反対されている。ちなみに男子校。

高城 政宏(たかぎ まさひろ)
誕生日は5月21日。身長191cm、体重89kg。モデルはキアヌ・リーブス(『SPEED』出演時)[4]
3年。ポジションはPG。適度に整った容姿と角刈りがチャームポイント。バッシュはアシックスのオールジャパン。日本一の高校生プレーヤーであり、オリンピック候補。作中最強クラスのバスケットマンであるが、性格は桜井にも匹敵する天然ボケ。動物好き。実力者であるにも関わらず髪を伸ばさないのは「短いと楽」だから。
遊佐 任三郎(ゆさ にんざぶろう)
誕生日は4月29日。血液型はA型。身長205cm、体重108kg。
3年。ポジションはF。身長2mを超える巨体の持ち主。最強のシックスマンであるリバウンダーで、シュートが外れた際のボールの挙動を正確に予測する能力を持つ。遊佐出場時に四谷鵜の原は1点も獲れなかった。高城と併せて「黄金コンビ」と称されるほどの実力者であるが、身体の各所にガタがきており、試合に10分以上続けて出ることができない。遊佐が入学後は公式戦で負けていないので、髪は3年間のばしっぱなし。女たらし。名前の由来は遊佐未森古畑任三郎[5]。実家は呉服屋の老舗であり、彼の母は愛人であったが、正妻の息子である腹違いの兄が病死しているため、高校卒業後は彼が実家を継ぐことになっている。
八雲 一朗(やくも いちろう)
誕生日は2月1日。身長186cm、体重80kg。モデルはイチロー[4]
3年。ポジションはC。バッシュはアシックスのオールジャパン。真っ直ぐな性格の為、遊佐から「スクウェアくん」と揶揄されていた。実家が床屋であり、密かに遊佐達ロン毛組の髪を丸刈りにしようと目論んでいた。小学生時代は野球をやっていた。100人を超える金北バスケ部員全員の顔と名前を覚えているのは遊佐と八雲くらい。実は金北では唯一の彼女持ち。
羽田 岳史(はねだ たけし)
誕生日は8月6日。身長189cm、体重87kg。モデルは竹野内豊[4]。名前は仮面ライダー1号・本郷猛に由来する。
2年。ポジションはF。河村とはボケとツッコミが絶妙な名コンビ。高城引退後はキャプテンになった。口では「女に興味がない」と言うものの、実際は興味津々だった。
河村 隼人(かわむら はやと)
誕生日は9月20日。身長177cm、体重71kg。モデルは反町隆史[4]。名前の由来は仮面ライダー2号・一文字隼人である。
2年。ポジションはG。バッシュはReebokの3Dウルトラライト。羽田とは正反対におおっぴらに彼女を欲しがっており、遊佐に女の子を紹介するように頼んでいた。
天海 佐助(あまみ さすけ)
誕生日は6月28日。血液型はO型。身長175cm、体重54kg。
バスケの名門金北のスーパールーキー。帰国子女。アメリカで鍛えられたバスケテクニックで、入部早々金北のレギュラーを獲得。インターハイでトリプルダブルの記録でデビューを果たし、高校バスケ界の注目を集めたスーパールーキー。マイケル・ジョーダンを尊敬している。作品の展開上では、成瀬の終生のライバル。本人はバスケ一筋で愛想も悪いが人の機微に鈍いわけでもなく、あまりにも奥手で小泉をやきもきさせている成瀬に一度「女も大事にしろ」と忠告したこともあった。Men'sポッキーが好きだが、いちごポッキーは嫌い。食べ物の好みが智美と見事に一致している。バッシュはinはAir JordanⅤ、outはAir JordanⅩ。
森山剛
誕生日は10月3日。47歳。身長169cm、体重81kg。
監督。アフロヘア、サングラス、柄シャツといった風体であるが、金北をさらなる強豪校に育て上げた立役者であり、彼が監督について以来、公式戦において金北は無敗を誇っている。中年太り。妻子持ちであり、夫婦の年齢差は24歳。モデルは井上陽水[4]

ストリート(J)編[編集]

CANEY G[編集]

Jが仕込んだチーム。ストリートは通常3人で行なうが、甲斐と澤村の2人で結成。

甲斐 万丈(かい ばんじょう)
かつて澤村の相棒として動いていたプー。ヤクザの藤田がまともに見えるほど、女・金などあらゆることにだらしない。澤村を体を張って守ったことがあるが、その隙に澤村の金を持ち逃げ。その後、“J”の一員として再会し、澤村と裏の大会に出場。大会後は再び澤村の金を再び持ち逃げし、金を掘りにメキシコに行った。バスケ自体はあまり上手くないものの、フェイクは一級品。ちなみに、甲斐万丈が本名かどうかは謎。モデルはGLAYTAKURO[6]

SANCTUARY(サンクチュアリ)[編集]

Jのラスボス。

JOHNNY(芥川 英明)
通称、黒のクイーン。“J”でJOKERの右腕に君臨していた。JOKERの計画を達成するために再び組織を動かし、成瀬たちにも挑戦してくる。アビィというサルと常に行動を共にしている。普段は青年実業家。モデルは金城武[6]
ROSE(宇都宮 令司)
通称、白のルーク。身の軽さが売り。普段は歯科医。モデルはGackt
BISHOP(鯉淵 十三)
通称、青のビショップ。足が武器。 普段はサックス奏者。

その他[編集]

奥田(おくだ)
月刊フープタウンの編集者。SKY KISSを通じて成瀬たちと仲良くなり、あらゆる面で上南に協力していく。カメラマンの森田とほぼ毎試合応援席に登場する。かつては大学のバスケ選手で、オリンピックの日本代表選手だった。
館 洋海(たち ひろみ)
希理子の義理の兄。元上南バスケ部で成瀬に無敵のレイアップを託した。自由が丘美容院をやっている。容姿のモデル及び名前の由来は舘ひろし
小室 慎二(こむろ しんじ)
通称、チョッキ。武蔵丸の友人。登場当初は不良キャラで武蔵丸や成瀬達とぶつかっていたが、武蔵丸と仲直りした。もともとスポーツはできるので、バスケも上手く、澤村が「まじにやっていたら成瀬や尾崎よりうまくなってたかも」と言うほど。最終話では、上南に入学、バスケ部に入部した。
澤村 博之(さわむら ひろゆき)
澤村正博の父親。不動産屋を経営していたが、親友に騙され、莫大な借金を抱え倒産。その後、正博を残し失踪。札幌で正博と再会した。
藤田 宗司(ふじた そうし)
親に捨てられた澤村の面倒を見たヤクザの親分。当時の澤村に大きな影響を与えた。澤村の過去を描いた番外編「マージービートを聴きながら」のみに登場する。ビートルズが好き。モデルとなった人物は藤竜也岩城滉一、舘ひろし[7]

ゲーム[編集]

ゲーム版は(株)KONAMIがプレイステーション用ゲームソフトとして1999年に製作。プレイヤーは上南バスケ部のマネージャーとなり、キャラクターたちとのコミュニケーションを取る事でストーリーを進めていくアドベンチャーゲームである。成瀬や澤村、小林といった主要な登場人物の声は読者投票で決定されたが、開発側から西山に「一人だけ原作者の意向という形で決めていい」と打診があったため、西山は桜井の声として井上を選んでいる。

キャスト[編集]

ノベルス[編集]

ノベルス版を執筆したのは並木敏。本編とリンクした完全オリジナル作品で2冊が刊行された。

補足[編集]

当時の少年漫画としてはノベルティが多く作られ、カレンダータペストリー、ステーショナリーセットなどが販売されたことがある。これらの画は西山優里子のイラスト集「AIR」で一部を見ることが出来る。

出典[編集]

  1. ^ a b c コミックス第2巻、p.43、作者コメントより
  2. ^ a b c d コミックス第16巻、pp.24,43,84,124、作者コメントより
  3. ^ a b コミックス第18巻、p.102、作者コメントより
  4. ^ a b c d e コミックス第20巻、pp.46,66,144、作者コメントより
  5. ^ コミックス第21巻、p.120、作者コメントより
  6. ^ a b コミックス第26巻、p.122、作者コメントより
  7. ^ コミックス第17巻、p.142、作者コメントより