hCalendar

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索


hCalendarHTML iCalendarを短縮した名称)は、(X)HTMLのクラスとリンク属性(Rel属性、Rel attribute)を用いて、Webページ上にて、あるイベントについてのiCalendar形式のカレンダー情報を表すセマンティックHTML記述のためのマイクロフォーマットである。

hCalendarでは、パーシングツール(たとえば、他のウェブサイトや、FirefoxのOperator拡張のようなブラウザーのアドオンなど)をもちいて、イベント詳細の抽出、その抽出されたイベント詳細の他のウェブサイトでの表示、イベント詳細のインデックス化および検索ができる。具体的には、カレンダーおよび日記プログラム等にイベント詳細を読み込ませることができる。また、複数のイベント情報をタイムラインとして表示すること等ができる。

記述例[編集]

たとえば、以下の架空のイベントについて考えてみる。

   The English Wikipedia was launched
   on 15 January 2001 with a party from 
   2-4pm at 
   Jimmy Wales' house 
   (more information).

HTMLで以下のように書くことができる。


<p>
    The English Wikipedia was launched 
    on 15 January 2001 with a party from 
    2-4pm at 
    Jimmy Wales' house 
    (<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/History_of_Wikipedia">more information</a>)
</p>

hCalendar では、HTML要素のspan と HTML属性のclassであるvevent, summary, dtstart (開始日時), dtend (終了日時), locationurlを用いて以下のように書くことができる。


<p class="vevent">
    The <span class="summary">English Wikipedia was launched</span> 
    on 15 January 2001 with a party from 
    <abbr class="dtstart" title="2001-01-15T14:00:00+06:00">2</abbr>-
    <abbr class="dtend" title="2001-01-15T16:00:00+06:00">4</abbr>pm at 
    <span class="location">Jimmy Wales' house</span> 
    (<a class="url" href="http://en.wikipedia.org/wiki/History_of_Wikipedia">more information</a>)
</p>

注意点としては、開始時刻と終了時刻を含む abbr 要素を使うときには、機械可読な形式、すなわち ISO 8601 (en) による date-time形式で書かなければならない点が挙げられる。

排他的終了日時[編集]

終日日程の場合、すなわち時刻を指定しない場合、終了日時は"exclusive" (つまり、イベント終了の翌日)として記録される。たとえば以下のとおり。


 <abbr class="dtend" title="2001-02-01">31 January 2001</abbr>

アクセシビリティに関する懸念[編集]

それらの懸念は、 [1]に記載されている。abbrの使い方(abbr-design-patternと呼ばれている)が画面の読み取りや読み上げブラウザを使っているユーザーにとってのアクセシビリティ問題の原因となると指摘されている。そのため、ISO8601:日時情報で表現する方法の代替案の検討が進行中である [2] 。これは、排他的終了日時において問題になる(上記の例参照)。

Geo[編集]

Geo microformat (en) は、hCalendar仕様の一部分である。また、これはhCalendarとともにイベント開催場所の座標を記述するのにつかわれている。

属性[編集]

すべての属性のリストについては、 hCalendar cheat-sheetを参照のこと。

利用例[編集]

hCalendarを使用している重要な組織やウェブサイトは以下のとおりである。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]