Help:ノートページ

H:TALKから転送)

ウィキペディア日本語版ヘルプページです。


ウィキペディアの通常のページには、その内容の改善点について利用者が質問や議論を行うための管理ページが付属しています。ノートページノート[1]と呼ばれます。なお、元のページについて、ノートページとの関連で言及する場合、「主ページ」や「表(おもて)のページ」とも呼ばれます。以下の点を説明します。

各ページに付属するノートページへ移動するには、デスクトップではページの上部、モバイルでは下部の「ノート」タブをクリックします(注:本文書のタブ名や位置は、標準的な設定の場合です[注 1])。利用者自身のノートページである会話ページへの移動特別:会話ページから行けます。ノートページがまだ無いときは、赤リンクとして表示されており、クリックするとページ作成用の画面が開かれます。タブについてはガイドブックの「タブの使い方」を参照してください。

ノートページの用途[編集]

記事ページ[編集]

記事ページに用意されているノートページは、記事としての主ページについての対話の場であり、百科事典であるウィキペディアの記事として改善・充実させるために使用されます。具体的には、記事内容への質問や感想の投稿、加筆や修正についての提案・議論、編集内容の要約の補足説明、スタイルに関する記事固有のルールについての相談などを行います。また時には、記事本文中の記述を、独自研究の疑いや、出典の不備などの問題のために、転記することもあります。いきなり完全に除去する代わりにそうされます。

ウィキペディアは百科事典です。演説をする場所ではありません。一般に、記事のテーマについての自説や個人的感想を述べるため「だけ」にノートページを利用することは歓迎されていません。あくまで、主ページがどうあるべきかという観点から発言するようにしてください。記事と直接関係ない、ウィキペディア全体に関する議論のためには、Wikipedia:井戸端などが用意されています。特定の分野全体にまたがる話題を扱う場としては、ウィキポータルウィキプロジェクトも準備されています。

また、ノートページで議論が起こるのは自然なことですし、礼儀を守った建設的な議論は、多くの場合、記事内容の改善・充実にも有益ですが、度を越した論争は悪影響が伴います。議論に深入りする前に、利用者の行動のルールについての関係文書をよく参考にしてください。

利用者ページ[編集]

利用者のノートページである会話ページ(「利用者‐会話:」[2]名前空間)は、利用者間で個人的に対話するために使えます。会話と表示されるので、「会話ページ」とも呼ばれます。ウィキペディア上の公開ページですので、百科事典の編纂とあまりに無関係なやりとりは控えてください。書きこむ際には、礼儀に気をつけてください。

自分の利用者ページの会話ページへは、特別:会話ページから移動できます。各会話ページには、履歴最近更新したページなどで利用者名の後にある「会話」というリンクからも移動できます。また署名に含まれるリンクから利用者ページを開いた後に、「ノート」タブをクリックしても行くことができます。 アカウントを作成しログインしている利用者には、利用者ページに付属するノートページとして、専用のノートページが割り当てられています。ログインしていない利用者にも、IPアドレスごとの同様のノートページのほうはあります。

会話ページ右上部にある ハートマーク からウィキラブを利用することもできます。非公開で対話したい場合は、ウィキメールが使用できる場合があります。

その他のページ[編集]

Wikipedia ページやHelp ページなどの、その他のページに付属するノートページは、基本的に主ページの内容、もしくはその使い方について話し合う場です。たとえば「Wikipedia‐ノート:中立的な観点」であれば、ウィキペディアの重要な編集方針である「Wikipedia:中立的な観点」の方針の内容や方針文の記述方法について話し合う場ですし、あるいは「Wikipedia‐ノート:井戸端」であれば主ページの「Wikipedia:井戸端」をどう使うか、どう構成するかなどを話し合う場になっています。

ウィキペディア全体に関する問題や、どのページのノートに書きこめばよいかはっきりしない内容については、それぞれ目的に応じて、「Wikipedia:井戸端」や「Wikipedia:利用案内」を利用することができます。使い分けについては「Wikipedia:質問」を参照してください。

ノートページへの投稿手順[編集]

ノートページの編集方法は基本的に他のページと同じです。

いずれの際にも、「編集」タブは利用可能ですが、ケースに応じて使い分けるのが便利です。

なお、自分が投稿したノートページの更新については、ログイン利用者であればそのページをウォッチリストに追加しておくことで簡単に把握できます。その際、ウィキペディア利用者は基本的に皆ボランティアですので、応答が付くのに長い時間がかかったり、実質的に全く付かないこともありますので、ご承知ください。場合によっては、議論を喚起するために「コメント依頼」を行ったり、テンプレートの{{告知}}を利用したりなども考えられます(ただし乱用は歓迎されません)。

ノートページの投稿練習は、Wikipedia‐ノート:サンドボックスを利用してください。

新しい話題の投稿[編集]

下記の手順で行います。

  1. ノートページ上部の「話題追加」タブをクリックし、話題追加のための編集画面を開きます。「新しい節 」と付記されています。
    ノートページが未作成なら「ノート」タブは赤文字で表示されており、クリックすると編集画面が開きますが、さらに「話題追加」タブをクリックすれば話題追加の画面となります。
  2. コメント本文を、テキストボックスに書き込みます。
    趣旨をわかりやすく書くことや、エチケットへの注意などは言うまでもありません。記事文用のスタイルマニュアルなどは適用されませんので、表記などは好みのスタイルで構いません。
    コメント文の末尾に日時入りの署名を行います。テキストボックス上部の編集用アイコンの署名アイコンをクリックすると署名のための記号 --~~~~ を自動入力します。使用できない際には、手動で入力します。この記号は投稿時に日時入り署名に変換されて保存されます。ログインしていないなら利用者名部分は IP アドレスとなります。
    必要に応じて、リンクしたり、サブ節を設けたりも記事の場合と同様です。その詳細はHelp:ページの編集#マークアップにあります。
  3. テキストボックスの上側にある「題名:」欄に記入します。
    入力内容は、ノートページの新しい節の「見出し」となるように自動処理されます。また、同じ内容が「履歴」や「ウォッチリスト」上でも表示されますが、その際に「新しい節」であることも明示されます。
  4. テキストボックスの下方にある「プレビューを表示」をクリックし、投稿内容の表示をチェックします。
    それが意図したような表示内容かどうかを誤字脱字なども含めて十分に確認し、もしミスなどに気付けば再度編集とプレビューを行います。
    • なお、以前は先に題名を入力すると、その後にコメント本文を書いてもコメントがプレビューできず、利用者がミスを犯してしまうことがありましたが、2023年10月26日時点では先に題名を書いても問題なく表示されるようになりました。
  5. 最後に、画面上の注意事項も踏まえた上で、投稿ボタンをクリックします。

新規コメントがページ末尾に新しい節として追加保存されます。

ページ上の話題への応答[編集]

下記の手順で行います。

  1. 応答しようとする話題を含むセクションの見出しの右側にある [編集] のリンクをクリックし、セクションの編集画面を開きます。このとき、タイトル部分には「セクション単位」と付記されています。
  2. テキストボックスの内容にある相手のコメントの後に応答コメントを追加します。
    コメントの文章内容については、エチケットに注意し書き込んでください。そして、最後に署名を行ってください。
    加えて応答コメントでは、自分のコメントを区別しやすくするため、「字下げの深さを変える」のが一般的です。字下げは、各段落の先頭に半角のコロン (:) を挿入して行います。挿入するコロンの数【なし、1個、2個 …】に応じて、字下げの深さ【なし、1段、2段 …】が増加します。他のコメントの深さに応じてコロンの数を調整してください。詳細は、「Help:ページの編集#字下げ」を参照してください。
  3. テキストボックスの下にある「編集内容の要約:」欄に記入します。
    同欄には、編集したセクションの見出し名が記入されているので、その後にコメントの要旨を記入してください。
  4. 最後に、画面上の注意事項も踏まえた上で、投稿ボタンをクリックします。

すると、応答コメントがページ上に追加保存されます。

サブセクションやサブサブセクションでも [編集] リンクが表示されており、同様に投稿できます。

文頭にCategory:コメントアイコンテンプレートを使用すると意思表示の助けになります。

コロン (:) を使った字下げの例
入力: 表示:
{{コメント}} 話題1
: {{コメント}} 話題1へのコメント
:: {{コ}} 話題1へのコメントのコメント

{{コ}} 話題2
: {{返信}} 話題2への返信
コメント 話題1
コメント 話題1へのコメント
コメント 話題1へのコメントのコメント

コメント 話題2

返信 話題2への返信

複数の話題に関する投稿[編集]

複数の新たな話題の投稿や、話題への応答はまとめて行えます。上部の「編集」タブをクリックし、ページ全体を編集する画面を開きます。

手順や注意点は、上記の「ページ上の話題への応答」と同じです。ただし署名はコメントごとに行います。

また新しいセクションを設ける際には、== 見出し == のように半角の = を使い見出しのマークアップを行います(詳細は「Help:ページの編集#見出し」を参照)。

投稿済のコメントの修正など[編集]

自分のコメント[編集]

自分のコメントは、必要に応じて後で修正しても構いませんが、その場合には、他の利用者のことなどを良く念頭に置いて、行き違いや混乱が生じないように適切に行ってください。

  • 単純な誤字や変換ミスの修正などは、特段の注意は要しないでしょう。
  • 応答コメントがまだ付いていない段階だとしても、趣旨が多少とも変わったりする修正は、今の内容への応答を編集中の利用者がいないとも限らないことへの注意が必要です。修正する場合は、取り消し部分には「取り消し線」、追加部分には「下線」の文字飾りを行って、箇所表示することが推奨されます。直接の修正ではなく、自分のコメントへの「追記」などで触れる方法もあるかも知れません。
  • 既に応答が付いたコメントについては、趣旨が多少とも変わったりする修正は、話のやり取りが混乱しがちなこともありますので、直接の修正ではなく、そのセクションへの続きのコメントで触れる方法もあるかも知れません。そうは言っても、「できれば、この部分の記述は残しておきたくない」ということもあるかも知れません。そのような場合には、応答のあった利用者にその利用者の会話ページを使って連絡・相談するなどした上で、適切に行ってください。

他の利用者のコメント[編集]

記事のノートページでは、他の利用者のコメントを書き換えたりなどの改竄行為や、編集除去したりをしないでください。利用者の署名を書き換えることも含みます。他の利用者の誤字や文法の間違いを修正する必要はありません。いきなり修正すると、一般的に相手に不快感を与えます。つきまといやいたずらなど、悪質な行為は投稿ブロックの対象ともなりますので、注意してください。

以下はその「例外」として、修正や編集除去が許されるケースです。

  1. 相手方とのあらかじめの連絡・相談などにより、相手方の了解を得て行う修正や編集除去(相手方が確認後削除してもよいと申告したものも含みます)
  2. 著作権侵害、およびプライバシー名誉毀損など人権の侵害にあたる記述の編集除去(削除依頼の対象となります)
  3. 署名のない投稿への署名の補完や偽署名の修正、マークアップの修正
  4. 誹謗・中傷などの個人攻撃の除去のための修正

ノートページの整理[編集]

過去ログ化[編集]

記事のノートページが非常に大きくなった場合には、既に議論が収束している部分の過去ログ化を行うことができます。また、自分の会話ページについては、警告の隠蔽を除いて、白紙化も各自の裁量で自由に行うことが認められています(ウィキの特性上、履歴は残ります)。詳細はHelp:過去ログを参照してください。

議論の要約[編集]

議論によってノートの分量が膨大になったときには、議論の収束後にその要点をまとめておくことが推奨されています。これは「Wikipedia:議論が終わったらまとめておく」を参照して、慎重に行う必要があります。

IP利用者の会話ページについて[編集]

IP利用者は、公衆無線LANや施設共有のIPアドレスの環境からアクセスすると、自分宛ではなく同じIPアドレスを使っている他人宛の心当たりのないメッセージを目にするかもしれません。明らかに古いものや影響の無くなったものをホストコンピュータの管理者や使用者が白紙化することはともかく、こうした場合はすぐに過去ログ化したり消したりせずにしばらく残した方がよいでしょう。

関連ページ、テンプレート[編集]

注釈[編集]

  1. ^ デスクトップにて閲覧し、何も設定を変えていない標準の状態にて説明しています。標準設定のベクター以外に、外装(スキン)を設定している場合、本文書で説明されているタブの名称や位置が異なる可能性があります。
  2. ^ 個人設定の「ベータ機能」タブで有効・無効の切り替えが可能です。
  1. ^ ノートページはトークページ(talk page)とも呼ばれるが、日本語版の「会話ページ」は、名前空間名がそう翻訳されている「利用者についての」トークページのみを指すことがしばしばある。
  2. ^ ウィキペディア日本語版日本語名前空間名で使われるハイフン記号(「‐」)は「全角ハイフン」(U+2010)です。似た記号があるので気をつけてください。