H級駆逐艦

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H級駆逐艦
HMS Hardy 1936.jpg
艦級概観
艦種 駆逐艦
艦名 Hで始まる単語
前級 G級駆逐艦
次級 I級駆逐艦
性能諸元
排水量 基準:1,340t- ハーディ:1,456t
満載:1,980t
全長 98m(323 ft
- ハーディ:102.7m(337 ft)
全幅 10.05m(33 ft)
吃水 3.78m(12 ft 5 inch)
機関 パーソンズ式ギアード・タービン2基、2軸推進
34,000 hp (30 MW)
最大速力 36ノット
航続距離
乗員 145名
兵装 4.7インチ(120mm)単装砲 4基
(ハーディは5基)
(ハヴァント級は3基)
0.5インチ(12.7mm)4連装機関銃 2基
21インチ(533mm)4連装魚雷発射管 2基
爆雷 45発(ハヴァント級は110発)

H級駆逐艦 (H class Destroyer)は1935年から1937年にかけて9隻が建造されたイギリス海軍駆逐艦の艦級。ブラジル海軍向けに建造された準同型のJavary級6隻を含めると15隻が建造された。Javary級は第二次世界大戦の勃発と合わせてイギリス海軍が買い取り、ハヴァント級と改名した。ハーディは駆逐隊を先導する嚮導駆逐艦として設計、建造された。

概要[編集]

1934年度計画のH級9隻は、外観、性能ともG級と大差ないが、嚮導駆逐艦ハーディーは三脚式前後檣を採用した。

ヒーローヘレワードの2隻はイギリス海軍の艦隊型駆逐艦に標準装備させる予定の新型艦橋を導入し、I級駆逐艦からバトル級駆逐艦(1944年)まで採用された。後継のJ級K級N級の艦砲に4.7インチ CP Mark XIX 砲塔を搭載することになっており、そのプロトタイプを搭載するヘレワードの場合は従来のCP Mark XVIII 単装砲と比べてMark XIXは全高が13インチ高く、舵手の視界を確保するため操舵所の位置を上げた新型艦橋の導入は必要であった。艦橋の前部に位置する操舵所は装甲化され、傾斜した天蓋は艦橋に船首楼の印象を与え、それまで艦橋の特徴であったくさび型に終わりを遂げた。

高速力よりも汎用艦としての能力の充実が目立つ。このクラスも大戦中過酷な戦闘に投入されて7隻を喪失している。

同型艦[編集]

ブラジル海軍向け準同型艦・ハヴァント級(ハンディ級)駆逐艦

  • ハーヴェスター(HMS Harvester, H19)
    元の艦名は「Jurua」。ヴィッカース・アームストロング社バロー造船所で1939年9月29日に進水。1943年3月11日にドイツ海軍潜水艦U-432の雷撃で沈没。
  • ハヴァント(HMS Havant, H32)
    元の艦名は「Javary」。J.サミュエル・ホワイト社造船所で1939年7月17日に進水。1940年6月1日ダンケルク沖で作戦行動中、空襲により損傷して味方駆逐艦サルタッシュによる自沈処分で沈没。
  • ハブロック(HMS Havelock, H88)
    元の艦名は「Jutahy」。J.サミュエル・ホワイト社造船所で1939年10月16日に進水。大戦を生き抜き、1947年に解体。
  • ヘスペルス(HMS Hesperus, H57)
    元の艦名は「Hearty」。ソーニクロフト社造船所で1939年8月1日に進水。大戦を生き抜き、1947年に解体。
  • ハイランダー(HMS Highlander, H44)
    元の艦名は「Juguaribe」。ソーニクロフト社造船所で1939年10月19日に進水。大戦を生き抜き、1947年に解体。
  • ハリケーン(HMS Huriicane, H06)
    元の艦名は「Japarua」。ヴィッカース・アームストロング社バロー造船所で1939年9月29日に進水。1943年12月24日にドイツ海軍潜水艦U-415の雷撃で沈没。

出典・引用[編集]

世界の艦船増刊第39集

関連項目[編集]