グランド・セフト・オートIV
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| ジャンル | アクション |
|---|---|
| 対応機種 | PLAYSTATION3、Xbox 360、PC |
| 開発元 | Rockstar North |
| 発売元 | |
| 人数 | 1人 |
| メディア | PS3 BD-ROM 1枚組 Xbox 360 DVD-ROM 1枚組 PC DVD-ROM 2枚(2層ディスク) Steam ダウンロード |
| 発売日 | PS3 Xbox 360 アジア版:2008年4月29日 Windows PC |
| 対象年齢 | CERO:Z ESRB:Mature (M) PEGI:18+ |
| 売上本数 | 国内 約20万本 |
グランド・セフト・オートIV(Grand Theft Auto IV、以下GTA IVと表記する)は、アメリカのRockstar Games社(開発元はRockstar North)から、PLAYSTATION3、Xbox 360およびPC用ソフトとして発売されたオープンワールド型クライムアクションゲームである。本作の物語の位置づけとしては、同社のグランド・セフト・オートIIIの正式な続編に当たるが、GTAIIIシリーズとは別の世界観にあたる。
目次 |
[編集] 概要
シリーズ第11作目となるフランチャイズ最新作の物語の舞台は自社技術のRAGEによって再構築された2008年のリバティーシティ。GTAIII、GTALCS、GTAAdv、GTASA、GTA(初代)でも登場した都市が舞台となる。主人公は旧ユーゴスラビア(現セルビアほか6ヶ国)出身の男性、ニコ・ベリック(本名ニコライ・ベリック)。
2009年2月17日にGTAIVのダウンロードコンテンツとしてザ・ロスト・アンド・ダムドThe Lost and Damnedの配信が開始された。
ダウンロードコンテンツ第2弾グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニーGrand Theft Auto : The Ballad of Gay Tonyの配信の決定が5月26日に発表された。
Take-Two Interactive社の第2四半期決算発表では、2008年5月31日時点での出荷本数は1100万本、累計販売本数は850万本に及んでいる。 ちなみに日本語版を含めると約870万本を超えている.
本ソフトは製作費が1億ドル(日本円で約100億円)として有名だが、発売数日で回収し1週間で5億ドルの売上を達成した[1]。
[編集] ストーリー
過去の出来事によりとても良いとは言えない人生を送っていた主人公ニコ・ベリック"Niko Bellic"は、リバティーシティにいる従兄弟のローマン"Roman"から度々メールや手紙を受けとっていた。スポーツカー、豪邸、女、金、アメリカンドリームの中で暮らしてる、そんなローマンの話を聞いたニコはリバティーシティでなら自分の暗い過去を捨ててやり直すことができるのではないかと思い、リバティーシティのローマンを訪れる。
しかし聞いていた話とは裏腹にローマンの生活は借金とトラブルまみれで、アメリカンドリームとはかけ離れた生活だった。ニコはそんなローマンと共に、本当にアメリカンドリームを実現し、リバティーシティで自分の過去を清算しようと動き始める。
[編集] 舞台
詳細は「リバティーシティ」を参照
GTAIVでは今まで出てきた舞台としてのリバティーシティから一新され、実際のニューヨークの地理に基づき4つの地域に分割されたリバティーシティが舞台となる。ブローカー"Broker"はブルックリン、デュークス"Dukes"はクイーンズ、ボーハン"Bohan"はブロンクス、アルゴンクイン"Algonquin"はマンハッタンに相当する。リバティーシティの西側に隣接する島はリバティーシティとは別の州として存在するオルダニー"Alderney"という地域であり、これはニューヨーク州に隣接する州ニュージャージーを元にしている。冒頭では島の間に架けられている橋はテロ対策により封鎖されているが、後にその封鎖は解除されプレイヤーは自由に街中を行き来できるようになる。
リバティーシティには多くのパロディが取り入れられており、地区名のホーヴ・ビーチ"Hove Beach"はブライトンビーチをモデルにし、名前の由来はイングランドにある地域ブライトン・アンド・ホーヴから来ている。またアルゴンクインとオルダニーを結ぶブーストンネル"Booth Tunnel"はリンカーン・トンネルをモデルにしており、名前は第16代アメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンを暗殺したジョン・ウィルクス・ブースにちなんでいる。
[編集] 登場人物
詳細は「グランド・セフト・オートIVの登場人物」を参照
[編集] システム上の特徴
詳細な内容や攻略を伴う内容については攻略サイトを参照
GTAIVは過去のシリーズ作と比べ、システム面でかなりの変更が加えられた。以下特徴的なものを記述する。
[編集] ゲーム進行における特徴
- 主人公は、ストーリーの進行により隠れ家を転々とすることになる。買うことはできない
- 携帯電話に通話をはじめとするいろいろな機能が盛り込まれており、ストーリー上の重要な要素のひとつとなっている。
- パソコンから接続できる仮想のインターネットが存在しており、ストーリー上の重要な要素のひとつになっている。
- 警察のホストコンピューターが存在し、これにアクセスしてミッションを受けることができる。
- ゲーム中で特定の条件を満たすと、実績やトロフィーと呼ばれるものを取得できる。
- PS3版にはモーションセンサーを活用した操作をすることができる。ただし操作性は非常に悪い。
- 一部のミッションは、1度失敗するなどしてリトライすると、キャラクターの会話が1度目と異なる。
- 指名手配システムが一新されており、警官の視界や警察の包囲網が重要な要素となっている。
- 一部のミッションでは、敵となる人物の運命をプレイヤーが選択する場面が存在する。生かしておいた場合は、友人になったり後の場面で再登場することがある。
- 素手や近接格闘武器による攻撃は、防弾チョッキの着用の有無に関わらず、直接体力にダメージを与えるようになった。
- 敵との銃撃戦がより高度なものとなった。(いわゆるカバーアクションができる。)またこれにより、武器の集弾性が重要視されるようになった。
- 100%コンプリートはまだ継承されているようで、すべてコンプリートすると、銃器の装備弾数が無限になり、実績解除ができる。
- シリーズで初めてオートセーブ機能がついた作品でもある。ミッションをクリアしたりするとオートセーブされる。オプションでオフにすることも可能。
[編集] 主人公操作における特徴
- 服装の自由度は、同シリーズの「Vice City」並みとなっている。
- 体型は、同シリーズの「San Andreas」のようにプレイヤーの行動で変わることがない。
- 車からのドライブバイが四方八方に打てるようになった。(前作までは車は真横、バイク等は前・真横にしか撃てなかった。)これにより、カーチェイス時の銃撃戦がより一層激しいものとなった(腕のあるプレイヤーは、ドライブバイで運転手をヘッドショットしたり、タイヤを撃ち抜いてパンクさせる)。ちなみに新車で初弾を打つ場合、ドアガラスを肘で割る仕草が入る。
- 主人公の移動速度について歩行中に各ハードウェアの走行専用ボタンを押すと「駆け足」になり、連打すると「全力疾走」する。また連打する回数が多くても、早さには比例しない。
- フレンドとのアクティビティを実行中、酒屋、バー等に入ると飲酒した状態になる。歩行、乗り物に乗ると視界性と操作性が悪くなるようになる。アメリカではMADDがこの問題を指摘、販売レーティングを変更するように要請している。
[編集] 乗り物における特徴
- 本作からはプレイヤーによる車両の運転技術の要求が格段と上昇し、それに比例して車両がより高度な挙動を示す様になった。
- 車やヘリコプターなど、盗む場合はほとんどの駐車してあるものは鍵がかかっているので、肘や足でガラスを割り、内鍵からドアを開けて盗むというモーションが追加された。
乗り物の特徴
- 自動車、ボート、ヘリコプターなど、すべての乗り物のディテールがリアルになった。
- 登場車両は全て架空のものだが、外見は実車をベースとしたのが多数存在する。
- ほとんどの自動車にはABSが搭載され、ブレーキの使い勝手がよくなった
- タクシーに客として乗れるようになっており、道路沿いであればどこへでも行く事が出来る。
- 本作からGPSが実装され、ミッションなどで車両に乗車するとレーダーに道順が表示されるようになった。またポーズメニューからも希望地を設定すれば同システムが作動する。
- 車両の保管は車庫に代わって路上のパーキングエリアで行う。スペースはすべて一律2台まで。
乗り物の損傷による特徴
- 接触の規模に応じて、その部分の部品を、単なるテクスチャの変更ではなく実際に変形させている。
- 銃撃を受けると、窓は被弾した場所を中心に蜘蛛の巣状のヒビが入り、車体は穴が開くようになっている。
- タイヤをパンクさせた状態でしばらく走行すると、タイヤがバーストしてホイールのみになる。
- 転覆・横転しても、従来作のように爆発はしない。
- 破損の部位や度合いによってはタイヤが回転しなくなることもある(特に近くで爆発が起きた場合など)
- 猛スピードで障害物にぶつかると、フロントガラスを突き破って車外に放り出される。
- 同上に停車及び同進路走行中、対面走行中の車に衝突すると、相手の運転手が同じように吹っ飛んだり、ハンドルに頭をぶつけて死亡する事がある。稀に乗っていた市民に火が点くこともある。
- エンジン部分を激しく損傷すると、エンジンがかからなくなることがある。(一般車はFFやFRが多いので主に前部分、スポーツカー等RRが多いので主に後ろ部分)
その他
[編集] 武器における特徴
The Lost and Damnedの武器の内容については攻略サイトを参照
- 武器の種類は大幅に減り、シンプルな物になった。
近接格闘武器
- ナイフ(SAでできたステルスキルは不可能)
- バット(一発の威力はナイフと同じくらいだが、車のガラス等が壊せるのが特徴)
ハンドガン 最大所持弾数は1500発。ドライブバイ(車上射撃)が可能。
サブマシンガン 最大所持弾数は1200発。ドライブバイが可能。
- マイクロSMG(モデルはIMI マイクロウージーで、序盤から終盤までの敵が装備。装弾数50発)
- SMG(モデルはMP5のコピー品のSW MP10で、NOOSEやFIB、終盤の敵が装備。装弾数30発)
アサルトライフル 最大所持弾数は600発と少ない。
ショットガン 最大所持弾数は80発。
- ポンプ式ショットガン(モデルはウィンチェスター・リピーティングアームズM1300ディフェンダーで、警察や序盤の敵が装備。装弾数8発)
- 軍用ショットガン(モデルはベレッタM1201FPで、終盤の敵が装備。装弾数10発)
スナイパーライフル 最大所持弾数は50発。
- ボルトアクション式スナイパーライフル(モデルはレミントンM700の派生レミントンSR-8で、警察ミッションの敵が稀に装備。装弾数5発)
- 軍用セミオートスナイパーライフル(モデルはPSG-1で、警察の狙撃部隊や警察ミッションの敵が稀に装備。装弾数10発)
重火器 最大所持弾数は8発。一発撃ちきりの為、一発ごとにリロードが必要。
- RPG(モデルはRPG7で、あるミッションのムービーシーンで敵が装備)
投擲武器 最大所持可能数は全て25。ドライブバイ可能。
- 手榴弾(破片手榴弾では無く、爆風で殺傷するタイプ。中盤からの敵が装備)
- 火炎瓶(今作では火が地面から燃え移る様になった)
[編集] ラジオ局・サウンドトラック
詳細は「グランド・セフト・オートIV サウンドトラック」を参照
[編集] ダウンロードコンテンツ
詳細は「グランド・セフト・オートIV・ザ・ロスト・アンド・ダムド」を参照
詳細は「グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー」を参照
[編集] 備考・不具合等
- 当初2007年10月の発売予定であったが、2008年4月29日に延期となった。
- 発売直後からプレイ中または読み込み中にフリーズを起す事案が発生、ゲーム関連フォーラムに報告が殺到する事態となった。殆どがPS3版(Rockstar社のサーバーがトラブルを起こした状態で自動的にアクセスを行なう為、ハングしてしまう)だが、Xbox360でも発生している。[2]
- ※ちなみにPS3の場合はPlaystation Networkのアカウントをログアウトさせるか、LANケーブルを抜くことで回避できる。この案件については後日修正パッチが配布された。
- GTAシリーズでは発売直後から何かと問題を起こす事がお約束(バイスシティでのハイチ人による抗議やサンアンドレアスにおける性的シーン疑惑等)であるが、このIVでも内容的に飲酒運転が出来る事から、アメリカの飲酒運転防止活動団体MADD(Mothers Against Drunk Driving 直訳すると飲酒運転防止母の会)が、ESRB(アメリカのレーティング団体、日本のCEROに相当する)に対し、現行のM(Mature)(17歳以上対象)の販売レーティングをAO(Adult Only))に変更するよう要請し、発売中止を求めている。[3]
- ※なお、AOレーティングになると、アメリカの一般量販店での取り扱いはしない傾向がある。また、前作サンアンドレアスでも性的疑惑シーンによりAOになった経緯がある
- 発売初日で3億1000万ドルの売り上げを記録、Halo3の記録を1日で破った。さらに1週間で600万本以上を販売し、これによる収益は5億ドル以上とされており、エンターテインメント業界の売り上げにおいてギネス記録を更新した(これまでの過去最高はJ・K・ローリング著作の『ハリー・ポッターと死の秘宝』で、発売後24時間で2億2000万ドルの売り上げ)。以上の評価の高さから、前作のGTA SAの2150万本の記録を抜くのはほぼ確実と見られている。[4][5]
- PC版は当初北米で11月18日、欧州で11月21日に発売される予定だったが10月30日頃に、北米で12月2日、欧州で12月3日に延期することが発表された。[6]
- 要求スペックが非常に高い。最低環境でデュアルコアCPU+1.5GB以上のシステムメモリ+ビデオメモリ256MBのグラフィックボードを要求されるが、この条件を満たしてもGeForce7950GT程度のグラフィックボードでは、最低設定 の30fps以下しか出せない。最高設定では、クアッドコアCPU(高クロックのCore i7やPhenomシリーズが望ましい)3GB以上のシステムメモリ+ビデオメモリ2GBのグラフィックボードが必要とされているが、これでもまだ安定したフレームレートが出なく、Crysis以来の最高設定にしたくても不可能なゲームとなっている。
- すべての3Dゲームにいえることは家庭向けメーカー製パソコン(3Dゲームのプレイを前提にしていないパソコン等)は一部[7]を除き起動ができない、またはコマ落ちがすさまじいので、購入は注意すべきである。
- デュアルコアとクアッドコアの差は50%で、デュアルコアはラグが必ずといっていいほど生じるが、クアッドコアはラグ
が生じにくいので、快適にプレイするにはクアッドコアが有利である。
- PC版が発売された当日、相当数の苦情(「インストールできない」「起動できない」「画像がおかしい」などの類)が殺到、急遽NVIDIA、ATIからβドライバーの製作が行われ、画像関係は改善(と言ってもマシな程度)されたものの、第一回のパッチ配布がGames for Windowsへの認証の関係から遅れる事となり、ファンが大激怒する事態となった。日本語版Windowsではインストール画面が文字化けしているのは対処の仕様がなく、また起動エラーを起こした時のエラーメッセージも文字化けしている状態はパッチ後でも変わっていない。その他、Alt+Tabなどで画面を切り替えてしまうと、元に戻った後字幕などのオーバーレイが一切表示されずにゲームが続行不可能になる、特定のゲームパッドを接続しているとロードが永遠に終わらないなど未だにバグは残ったままである。
- Steamでもダウンロード発売されているが、現在のところ日本からは購入できず、アメリカ等一部の国からのみ購入可能である。
[編集] 日本語版
日本語PLAYSTATION3版およびXbox 360版がカプコンから2008年10月30日に発売された。この日本語版には前作のGTA SAなどにあった表現やプレイヤーの行動の規制はなくなった。但し解説書のページの一部分やゲームの一部が変更されている。 PC完全日本語版は、2009年3月20日にサイバーフロントより発売された。
また、CEROの審査を受けたパソコンゲームとして初めて「Z(18才以上のみ対象)」の区分となった。
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
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