Get Wild
「Get Wild」 | ||||
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TM NETWORK の シングル | ||||
初出アルバム『Gift for Fanks』 | ||||
B面 | Fighting (君のファイティング) | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチレコード | |||
ジャンル | ロック・J-POP・アニメソング | |||
レーベル | エピックソニーレコード | |||
作詞・作曲 |
作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉 | |||
プロデュース | 小室哲哉 | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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TM NETWORK シングル 年表 | ||||
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Get Wild(ゲット ワイルド)は、TM NETWORKの10枚目のシングル。
内容
TM NETWORKの代表曲。テレビアニメ『シティーハンター』(読売テレビ系)のエンディングテーマとなったことから、大ヒットした。また、『シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期』でもエンディングテーマとして使われ、『シティーハンター2』第50話と『シティーハンター3』最終話では挿入歌としても使われた。
このシングルが発売されて数ヵ月後にTM初のベストアルバム「Gift for Fanks」が発売されてそのアルバムの先頭に収録された為、オリジナルアルバム未収録曲となっている。C/W曲「Fighting(君のファイティング)」は4thアルバム「Self Control」からのシングルカット。同アニメの挿入歌としても起用されている。
1999年にはカップリング曲(「GET WILD '89」、「Be Together」)とジャケットを変更し、マキシシングルとして再リリースされている。
売り上げ枚数38.6万枚[1]
完全版『CITY HUNTER COMPLETE EDITON』Volume:Z(徳間書店)には、特別付録としてこの曲1曲のみが収録された8cmCDが封入されている。
アレンジ・リミックス
- 1989年4月15日に海外のプロデューサー・ピート・ハモンドによるリミックスバージョン『GET WILD '89』がリリースされ、同年5月12日には同リミックスバージョンを収録したリプロダクションアルバム『DRESS』がリリースされた。
- 1993年8月21日に『GET WILD '89』を元に小室によるオーバーダビングを施した『Get Wild (techno overdub mix)』が収録されたリミックスアルバム『TMN CLASSIX 1』がリリースされた。
- 1999年7月22日、TM NETWORKの再始動の第1弾シングルとして、セルフカヴァーバージョンである『GET WILD DECADE RUN』がリリースされた。また、同シングルのカップリング曲にはリミックスバージョン『GET WILD DECADE RUN - 112 CLUB MIX』が収録されている。
- 2004年3月31日にリリースされた限定BOX「WORLD HERITAGE DOUBLE-DECADE COMPLETE BOX」には『ALL the “Get Wild” ALBUM』と題した「Get Wild」の原曲を含め、リミックス、ライヴバージョンが1枚のCDにまるごと収録されている。なお、『ALL the “Get Wild” ALBUM』のジャケットは1987年当時のデザイン(アナログ盤)を復刻させた仕様となっている。ただし、2003年2月5日にリリースされた蔵出し音源集「キヲクトキロク」に収録されている『Get Wild (Live from 2001 RENDEZVOUS IN SPACE)』及び、『GET WILD DECADE RUN (’99 Version)』の2曲については本作では未収録となっている。また、アナログ盤のみ収録だった『GET WILD DECADE RUN』のインストゥルメンタルバージョン、PV用のサビ以外がインストゥルメンタルとなっているバージョンも未収録である。
- 2014年4月22日に『Get Wild 2014』が収録されたセルフリプロダクションアルバム『DRESS2』がリリースされた。このバージョンは2013年に行われたライブ『TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-』にて披露されたバージョンが元になっており、演奏時間は8分を超える。
- 2015年3月21日に『Get Wild 2015』がライヴ会場限定販売された。このバージョンは2014年から2015年にかけて行われたライブでのアレンジが元となっており、演奏時間は11分を超える。
他アーティストによるカバー
- 1989年にはビクター・ファンタスティック・オーケストラによって「GET WILD '89」のインストゥルメンタルバージョンが発表されている。アレンジは岩本正樹によるもの。
- 1992年9月23日に発表された、デイブ・ロジャースによる逆カバーアルバム「TMNソング・ミーツ・ディスコ・スタイル」に収録されている「Get Wild」は、全編英詞である。
- 1993年にはデイブ・ロジャースによって「ゲット・ワイルド・ミーツ・テクノ・スタイル」の中で上記バージョンをリミックスし、発売されている。
- 1994年11月21日作詞を手がけた小室みつ子によるTM NETWORKの自作詞曲のカバーアルバム『SIMPLE DREAMS』がリリースされ、その中に「Get Wild」が収録されている。
- 1997年、シティーハンタースペシャルのEDテーマに使われた、GET WILD ~CITY HUNTER SPECIAL'97 VERSION~ / NAHO。
- 2005年9月7日に稼動を開始したKONAMIの音楽ゲーム『ポップンミュージック13 カーニバル』では、NMRこと前田尚紀が編曲・カバーを行ったバージョンが収録され、同作のサウンドトラックにも収録されている。
- 2005年11月2日小室哲哉のプロデュースにより玉置成実にカバーされた「Get Wild」が発売された。
- 2007年10月3日にリリースされた緒方恵美によるカヴァーアルバム『アニメグ。』に「Get Wild」が収録されている。
- 2008年3月5日にリリースされた桃井はるこによるオリジナルアルバム『Sunday early Morning』に「Get Wild」がボーナストラック扱いで収録されている。
- 2008年11月26日、小室自身のユニットglobeがカバーして発売されることが「a-nation 08'」にて発表された。しかし11月4日に小室が詐欺容疑で逮捕され、同日に発売中止が決定。その後、2010年9月29日リリースのベストアルバム『15YEARS -BEST HIT SELECTION』に収録された。同作のジャケットデザインは『シティーハンター』の原作者である北条司が務めているが、これはシングルリリースとして予定されていた際のジャケットをそのまま用いている。
- 2010年にPurple Days・超新星がカバー。
- 2010年にAnimelo Summer Liveにてmilktubとサイキックラバーによってコラボされた。
- 2011年に発表されたクレモンティーヌのアニメソングカバーアルバム「続 アニメンティーヌ」に収録されている。日本語の歌詞の部分が仏語になっている。
- 2012年放送のラジオ大阪のラジオ番組THE IDOLM@STER STATION!!!(第149回)内のコーナー「歌姫楽園2012」内で沼倉愛美が歌唱した。楽曲は2013年発売のアルバム『THE IDOLM@STER STATION!!! FAVORITE TALKS』に収録された。
- その他、テレビ番組にて、T.M.Revolution(LOVE LOVEあいしてる)、吉澤ひとみ・石川梨華(歌ドキッ! 〜ポップクラシックス〜)、SKE48(SKE48のマジカル・ラジオ)がカバーしている。
- 2013年に日笠陽子が自身のライブ 「Glamorous Live」でカバーを披露した。その模様は2014年に発売された同タイトルのBD/DVDに収録された。
収録曲
1987年版
- Get Wild(『シティーハンター』エンディング・テーマ)
- Fighting (君のファイティング)(『シティーハンター』挿入歌)
- 作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉
1999年版
- Get Wild
- 作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉
- GET WILD '89
- 作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉
- Be Together
- 作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉
ALL the “Get Wild” ALBUM 収録曲
- Get Wild (“FANKS CRY-MAX”Version)
- ライブビデオ『FANKS the LIVE 1 FANKS CRY-MAX』より初収録(1987年6月24日日本武道館)
- Get Wild
- シングル曲、『Gift for Fanks』1曲目。
- Get Wild (“COLOSSEUM I”Version)
- ライブアルバム『TMN COLOSSEUM I 』13曲目。(1989年『CAMP FANKS '89』ver)
- GET WILD '89
- シングル曲、『DRESS』7曲目。
- Get Wild (“RHYTHM RED TMN TOUR”Version)
- 限定BOX『TMN GROOVE GEAR 2』10曲目。(1991年2月22日仙台イズミティーでの音源)なお、「GROOVE GEAR 2」では単に「Live Version」としか表記されていなかったが、今回「“RHYTHM RED TMN TOUR”Version」という表記に改称された。ちなみに、ライブビデオ『WORLD'S END II Rhythm Red Live』に収録されているものは1991年3月10日代々木第一体育館での音源である。
- Get Wild (techno overdub mix)
- リミックスアルバム『CLASSIX 1』3曲目、限定BOX『TMN GROOVE GEAR 3』1曲目。
- Get Wild (“tour TMN EXPO ARENA FINAL”Version)
- ライブビデオ『EXPO ARENA FINAL』より初収録(1992年4月12日横浜アリーナ)
- GET WILD '89 (“TMN final live LAST GROOVE 5.18”Version)
- ライブアルバム『TMN final live LAST GROOVE 5.18』8曲目 (1994年5月18日東京ドーム)
- GET WILD DECADE RUN
- シングル曲
- GET WILD DECADE RUN (112 CLUB MIX)
- シングル『GET WILD DECADE RUN』カップリング曲
- Get Wild (VER.0)
- 限定BOX『TMN GROOVE GEAR 1』2曲目
脚注
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