GUID
GUID (Globally Unique Identifier) またはグローバル一意識別子(ぐろーばるいちいしきべつし)は、UUIDの実装のひとつ、あるいは(事実上)UUIDの別名である。
UUIDのマイクロソフトによる実装を指すと解されることもあるが、オラクルのデータベースやNetIQのeDirectory(ディレクトリ・サービス)、GUIDパーティションテーブルなど、ほぼUUIDを指して、GUIDの語が使われることもある。
GUIDを生成するツールとして、Microsoft Windows SDKに付属するGuidGenなどがある。
構造
GUID は16バイト(128ビット)の2進数値で、以下のような構造体で表現される。
GUID STRUCT Data1 dd Data2 dw Data3 dw Data4 db 8 GUID ENDS
guiddef.h におけるGUIDの定義は以下のとおり。
typedef struct _GUID { unsigned long Data1; unsigned short Data2; unsigned short Data3; unsigned char Data4[8]; } GUID;
テキスト表記
GUIDは一般に以下のような16進表記が行われている。
- 3F2504E0-4F89-11D3-9A0C-0305E82C3301
このテキスト表記は以下のような32桁の構造を持つ。
- Data1 (8桁)
- ハイフン
- Data2 (4桁)
- ハイフン
- Data3 (4桁)
- ハイフン
- Data4 の最初の2アイテム(4桁)
- ハイフン
- Data4 の残りの6アイテム(12桁)
波括弧(ブレース)で囲んで表記することも多い。
- {3F2504E0-4F89-11D3-9A0C-0305E82C3301}