GTO (テレビドラマ)

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GTO』(ジーティーオー)は、藤沢とおるの漫画『GTO』を題材としたテレビドラマ作品。実写映画版に関してもここで扱う。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


目次

[編集] 概要

1998年7月7日-9月22日関西テレビが制作し、フジテレビ系列(火10ドラマ枠)にて放映。関東地区の視聴率は最終回で35.7%を記録した(ビデオリサーチ調べ)。主演した反町隆史の歌う主題歌『POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』は50万枚[1]を、ビデオは1999年12月時点で累計10万本[1]を売り上げた。

1998年12月にテレビドラマシリーズの総集編として放送された。沖縄では2000年に放映(当時沖縄テレビでは火曜10時に日本テレビの土曜9時枠ドラマを放映していたため、2007年4月から同時ネット)。

関西テレビプロデューサーの安藤和久をはじめとするスタッフの「原作よりもシリアスな学園ドラマにする」という製作方針により、原作とは部分的に設定を改変。舞台を中学校ではなく高校に変え、さまざまな規則で生徒を縛り付ける学校に対する問題提起や鬼塚と冬月の激しい確執と和解を軸にしている。ただし、原作のコミカルな要素も盛り込まれており、コメディーとしても楽しめる。

GTOドラマスペシャルや映画版の後もテレビドラマとして新シリーズが計画されていたと言われる。しかし、同じ講談社の写真週刊誌フライデー」が反町隆史について素っ破抜き記事を掲載し、これに反発した反町の所属事務所である研音と講談社の関係が急速に悪化、その煽りを受ける形で本発表寸前まで行きながら立ち消えになったという[要出典]

本作で主人公・鬼塚英吉を演じた反町隆史とヒロイン・冬月あずさを演じた松嶋菜々子は、このドラマでの共演をきっかけにして、1999年11月に交際を始め、2001年2月に結婚した。

放送当時、各アイドル雑誌で特集されたが、近代映画社の『近代映画』だけ特集しなかった。

[編集] あらすじ

暴走族のリーダーで昔湘南に君臨した鬼塚英吉(25)は湘南の高校を中退後、大検を受け三流大学の優羅志亜(ユーラシア)大学に入学し、7年かけて卒業した。彼は高校教師になるのが夢。しかし実際は教育に熱心することはなく、女子高生とつき合えるし、楽しく生きていけるし、ただ単に教師になりたいからという理由であった。そんなある日、鬼塚が普段通りにアルバイトをしていると鬼塚の親友で警察官をしている冴島龍二が私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを持ってきた。千載一遇のチャンスとなった鬼塚は応募し聖林学苑の面接に向かうが、面接官の内山田ひろし教頭と学年主任の中丸浩司からは邪険な扱いをされた挙句、退学させられた生徒に対する内山田の態度に腹を立て、回し蹴りを食らわす。

しかし、そんな無茶苦茶だが目先の理屈よりも「ものの道理」を通そうとする彼の行為に武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらが目をつけ、ある事情を鬼塚に明かして採用する。その事情とは、武蔵野聖林学苑は伝統ある自由な学苑だと思われているが、内情は、イジメ、登校拒否、暴力などの問題だけでなく、生徒や先生たちにも問題があるなど様々な複雑な問題が山積みであることであった。それらの問題を桜井一人ではもう抱えきれなくなっていた。そこで、それらの問題を解決できる教師は鬼塚しかいないと思い、彼を非常勤として採用したのだ。

桜井は、この無茶苦茶な鬼塚が様々な問題に真っ向からぶつかり、豪快な力技で解決してくれることに一縷の望みを託したのであった。

[編集] 各話あらすじ

第1話
元暴走族の鬼塚英吉は東京・吉祥寺の有名進学校・武蔵野聖林学苑の教師として採用され、2年4組の担任を命じられる。しかしそこは生徒による陰湿な担任いじめにより何人も担任が変わっているという問題学級だった。赴任した当日、鬼塚が帰宅するとクラスの女子生徒・水樹ナナコが涙を浮かべてアパートの階段に座っていたが、実はナナコは昨日鬼塚にカツアゲした2人組の渡辺マサルと依田ケンジの仲間で共に鬼塚を罠にハメようとしていたのだった。「悩みがある」というのが口実だったが、実際、ナナコは誰にも言えない秘密を抱えていた。
第2話
学園内に鬼塚の破廉恥な合成写真が貼り出される。犯人は鬼塚のクラスの男子生徒で学年一の秀才・菊池善人だった。IQが高く様々な能力に秀でていることを鼻にかけ教師を見下す菊池に対し、鬼塚はある行動に出る。
第3話
吉川のぼるは、クラスのボスである相沢みやびたちから陰湿ないじめを受けていた。過激なやり方でみやびたちを懲らしめた鬼塚だったが、みやびたちはそれを逆手にとり学校にある要求をつきつける。ある要求とは、体育館で全校生徒の前で土下座による謝罪をすることである。みやびたちは、土下座をすれば許す、しかし拒否すれば即刻解雇という条件を内山田や中丸に突きつけた。吉川のぼるにとって鬼塚は学校内で唯一の後ろ盾であったことから、吉川のぼるも鬼塚に土下座することを懇願する。「土下座をしてみやびたちからの許しを乞い、吉川のぼるを守るか」,「土下座を拒否して学苑を去り、吉川のぼるを見殺しにするか」、鬼塚は究極の選択を迫られた。
第4話
みやびの扇動により、菊池・吉川・ケンジ・マサル・ナナコを除く2-4の生徒たちは鬼塚の授業をボイコットし始めた。さらにみやびは幼なじみの野村朋子を使い、鬼塚を一層追いつめようとする。一方鬼塚は朋子をオーディションに出場させようとするが、国語教師・小谷宏子は猛反対する。
第5話
夏休みに入り、学園では特進コースの夏期講習が始まった。英語教師・冬月あずさに思いを寄せる数学教師・勅使河原優は、夏期講習を機会として彼女をものにするために様々な策略を画し始める。
第6話
熱血を自認する体育教師・袴田はじめが鬼塚に協力を申し出た。担任いじめにおいてみやびの相棒である村井国雄の家を訪問した鬼塚は、村井の母・村井つばさから村井の複雑な生い立ちを知る。
第7話
夜の街をさまようみやび・月島えりか・大島知佳子の3人組は、遊ぶ金を手に入れるためにある行動に出る。一方鬼塚と冴島龍二は出会いを求めてテレクラボックスに出かけ、学年主任の理科教師・中丸浩司は知佳子の父・大島卓三とその部下・山田の教科書販売会社の接待に招待されていた。
第8話
みやびの母のPTA会長・相沢麗子が学校に乗り込んできて援助交際詐欺のかどでえりかと知佳子を退学処分に、鬼塚を解雇にするよう迫る。緊急会議を開くものの、鬼塚は相沢麗子の話に真剣に耳を傾けず、火に油を注ぐごとく彼女を怒り心頭とさせてしまう。鬼塚の失敬な振る舞いで怒り心頭となった相沢麗子は、内山田にえりかと知佳子退学処分と、鬼塚の解雇の決定を突きつける。えりかと知佳子は自宅謹慎を強いられるが、鬼塚は聖林学苑の教師採用面接で内山田に上から目線の発言をされたこともあり、えりかと知佳子の処遇に納得がいかず内山田に突っかかる。当然のことながら受け入れてもらえず、えりかと知佳子は自暴自棄にり、退学を願い入れする。しかし、鬼塚はこの二人を放っておくことはせず、えりかと知佳子を「課外授業」に誘う。一方で、みやびが変貌し担任いじめをするようになった原因が明らかになる。
第9話
朋子が沖縄のタレント養成スクールに入るために高校を辞めたいと言いだした。高校生と、タレントの両立ははっきり言って事実上不可能であった。「高校生を続け、友達と楽しい高校生活を満喫する。一方で何の変化もない毎日を過ごすだけ。」を選ぶか、「高校を中退して養成スクールに行き、夢を叶える。一方で友達もいない、何事も全て一人でしなければならなくなる。」を選ぶか、朋子は究極の二択を迫られていた。考え直すよう説得する冬月だったが、かつて自分が就職試験に失敗した航空会社がスチュワーデスの中途採用を実施することを友人・夏目みゆきから聞かされ、動揺する。周囲が反対する中、鬼塚だけは「日本一のアイドルを目指せ。」と朋子の背中を押す。周囲の反対できっぱりと決断できずに苦しむ朋子を見て、鬼塚はついにクラス担任として一つの行動に出る。
第10話
内山田ひろし教頭たちは、鬼塚解雇のための新たな作戦を打ち出した。一週間後の模試で5科目8割以上を得点できなければクビという厳しいもの。鬼塚は自分の部屋にはナンパで知り合った女子大生の内山田の娘・内山田好子と内山田の妻でその母・良子と内山田母子が居座っているため仕方なく冬月の部屋に泊まり込んで猛勉強するはめになる。一方、PTA会長の母の一件以来、クラスで孤立して授業ボイコットと登校拒否を続けるみやびは死んだ恋人・猛にそっくりの少年・藤堂真一に出会い、交際を深めていた。鬼塚が模擬試験を受ける前夜にみやびがトラブルに巻き込まれ、鬼塚も関与したことで事件に発展する。
第11話
藤堂の企みにより鬼塚は高校生らを暴行した暴力教師に仕立て上げられ、聖林学苑は世間から糾弾される。さらに文部省の高級官僚である藤堂の父親・藤堂真人も動きだし、学園内でクーデターが起こり鬼塚と桜井あきら理事長の追放が断行される。しかし、聖林学苑教師らによる鬼塚と理事長の追放は2年4組の生徒から大きな反感を買うこととなる。冬月はこの一連の事件で聖林学苑の教師という仕事に失望し、自ら退職を願い出る。理事長と鬼塚、そして冬月が聖林学苑を去り、内山田ひろし教頭たちにとって平穏な学苑に戻りつつあるように見えたが、再び問題が勃発する。
第12話
内山田ひろし教頭たちが生徒のボイコットで混乱する中、藤堂の父親・藤堂真人と神南学園理事長・神村が聖林学苑に再び乗りこんできた。そして、藤堂真人は聖林学苑を神南学園の傘下とすることを聖林学苑の教師たちに通告する。傘下になると同時に聖林学苑の生徒は神南学園に編入することになるが、職員は全員解雇されることとなった(勅使河原優は除く)。さらに聖林学苑の敷地は、運動部専用グランドとすることとなり校舎は取り壊されることとなった。聖林学苑の教師たちは失職する形となり、再就職先・退職金等で窮地に立たされることとなった。一方で鬼塚と冬月は既に第二の人生に向けて一歩づつ踏み出していた。そんな中、藤堂の父・藤堂真人と神南学園理事長・神村の主導により、神南学よる聖林学苑の吸収合併計画は着々と進んでいた。鬼塚は2-4生徒たちとともに一つの行動に出て、教師の初心を取り戻した聖林学苑の教師たちも動き出した。

[編集] 登場人物・キャスト

[編集] 主要人物

鬼塚英吉 - 反町隆史
主人公。日本史担当の教師。通称「GTO」(Great Teacher Onizuka)。元暴走族のリーダーで、神奈川の暴走族2000人を1人でまとめ上げたという伝説を持つ。
親友・冴島龍二が持ってきた、私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを見て、それに応募。面接当日の破天荒な振る舞いから不採用にされそうになるも、その姿を見た武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらにより、様々な問題を抱える聖林学苑の解決と未来を託され採用される。
結託して教師を脱落させるためのイジメをしている2年4組の担任となり生徒と対立、嫌がらせを受けるが、彼らの抱えている苦悩や学苑全体を巻き込むトラブルと向き合い、自分を忌み嫌う内山田を筆頭とする教職員達の様々な攻撃を突破してゆく中で生徒達からの信頼と人望、そして冬月からの信頼も徐々に得ていく。
冬月あずさ - 松嶋菜々子
ヒロイン北海道出身。早稲田大学第一文学部卒業の英語担当の教師。スチュワーデス志望だったが、就職氷河期のせいもあって夢破れたため教師になった。容姿端麗で生徒には人気があり、保護者への対応はそつがなく、信頼も厚いマドンナ教師という“表”の顔を持つ。しかし、その実態は教育に対する理想や理念などゼロで、教師をただのつなぎのお仕事としてしか考えていないOL教師だった。終盤、教師の仕事をしつつ、スチュワーデスの臨時採用試験を受けて見事合格し、夢であったスチュワーデスの職に就き、教師兼臨時スチュワーデスとなった。当初は鬼塚の行動や言動を無茶苦茶な行為と思っていたが、生徒の気持ちを本当に考える熱意によって、次第に鬼塚の一番の理解者となった。アフター5はパチンコ屋に入り浸りなほどのパチンコ好き。好きな男性芸能人は竹野内豊[2]。そのため自宅には竹野内豊のポスターが貼られている。最終回で「GTF」(Great Teacher Fuyutsukiの略)という通称名がつけられた。
最終回では、鬼塚が聖アカデミー学園に臨時教員として出向いた関係から2年4組の担任となる。
SPで鬼塚と交際し別れを切り出そうとする。しかし終盤、鬼塚のとんでもない行動を止めようと決死の末に飛び込むも後に海に飛び込んだ鬼塚に救われたことと、鬼塚の反省に触れた父が認めたことにより鬼塚と結婚を果たした。鬼塚との結婚後は竹野内豊ファンを辞めたため、竹野内のポスターが無くなっている。
余談だが、父・謙造もあずさと同様、30年間教員を勤めていた。現在は定年退職している。

[編集] 武蔵野聖林学苑教職員

当初は鬼塚のことを忌み嫌っており、2年4組の生徒たちが鬼塚によって更生していくと次々と裏切られていく。終盤、(藤富を除き)内山田の味方となってイジメをして鬼塚を解雇することに成功するが、最終話で藤富と鬼塚の一番の理解者となった冬月の熱弁により改心・更生する。

中丸浩司 - 近藤芳正
学年主任で想定は東京理科大学卒の理科教師。内山田の腰巾着でもある。自分では何も意見を言えずに人の意見に便乗ばかりしていた。次期教頭として候補に挙がっていたが辞退し、藤富に譲った。SPでは冬月の紹介で冬月の友人であるみゆきと結婚することになった。
小谷宏子 - 円城寺あや
国語教師。ヒステリックな言動で教え子や同僚の教師にも嫌われている。女子生徒を標的にした受験科目に関係のない茶道華道裁縫など、家庭科のような授業を教えて自分がいつまでたっても結婚できない憂さとストレスを発散しており、女にとって一番幸せなのは「好きな人と結婚して、夫に尽くすことだ」と言っているが、実際は結婚はしていない。結婚相談所のパンフレットや生徒の没収品が職員室の自分の机の引き出しの中に入っている。若くてキレイで周りからチヤホヤされている冬月には何かと嫉妬心を抱いている。
藤富誠 - 沼田爆
古文教師。教師の中では、内山田と中丸のいじめの標的。教員室の机は、鬼塚と対面する。「すいません」が口癖で、生徒にも教師にも気を遣いすぎて、ストレスにより鬱病に慢性疲労狭心症高血圧を患い休職していた。冬月には嫌われていないが、心配されていた。いじめが原因で教師という仕事を辞めるまでに追い詰められていたが、鬼塚の教師としての振る舞いを見て「生涯一教師」としての再スタートを決意する。教職員の中では一足先に鬼塚を信頼し、心の支えとしている。その後、内山田の校長昇格にともない、後任の教頭に就任。第3話からの登場。
袴田はじめ - 小林正寛
日暮里体育大学(モデル校日本体育大学)卒の体育教師。運動神経は抜群で時には熱血的になることもある。性格が軽いという欠点もあって生徒からはあまり信頼されてない。村井が悩んでいた時に強引に悩みを聞こうとして断られたことに腹を立てて、つい興奮して村井に暴力を振るっていしまい体罰で問題になりかけたことがある(目撃した冬月に止められて大事にはいたらなかった)。冬月に想いを寄せており、冬月を巡っては勅使川原と衝突する。金八先生に憧れている。
勅使川原優 - 井田州彦
東京大学卒の数学教師。性格は几帳面。夜はの講師をしている。頭の中は常に学苑の有名大学進学率であり、内山田からは優秀な教師と思われているものの生徒からは鬱陶しく扱われている。鬼塚を解雇する方法を考えた第一人者である。父と兄は行政官(文部官僚)で文部官僚志望であったが、国家公務員試験に落ちたため教師になった。勅使川原も冬月に片想いしており、袴田と冬月を巡って衝突をする。一時、冬月のストーカーとなったことがある。父を尊敬している。

[編集] 武蔵野聖林学苑2年4組生徒

表面的には男子も女子も真面目な生徒の揃ったクラスに見えるが、実際は男子と女子が共に結託して担任教師を脱落させるためのイジメをしている。しかし、鬼塚が聖林学苑に赴任したことによって、非常識な鬼塚の活躍により更生していき、鬼塚を信頼するようになる。SPでは3年4組に進級している。但し、信頼している教師は鬼塚だけ(後に冬月も)で他の教師への反感は変わらない。

水樹ナナコ - 希良梨
両親が金持ちで裕福であるが、家では互いに別々の生活をしており、家庭内別居状態であった。鬼塚によって家庭内別居問題を解決してもらって以降、鬼塚と友達となり、いつも一緒にいる。下着姿になって鬼塚を誘惑したこともある。かなりの音痴である。
村井国雄 - 池内博之
教師イジメの参謀。成績優秀でスポーツ万能。水泳、及び陸上競技は体育教師・袴田より優れている。母子家庭で極度のマザコンである。クールな性格である。母はトラックの運転手、父は暴走族「暴走天使」の3代目の総長であったが、国雄が生まれてすぐバイクの度胸試しで亡くなっている(鬼塚と冴島も「憧れの人」と言い、彼の遺品を見てはしゃいでいた)。当初は父の事を憎んでおり、悪口を言っていたが、鬼塚によって父の悪口を言ったり教師イジメを辞めて更生して改心する。
みやびに好意を寄せているような節があり、SPではみやびと付き合っている。
渡辺マサル - 山崎裕太
鬼塚にケンジと共にカツアゲをしたり、ナナコとケンジと共に鬼塚をハメるが失敗。以後鬼塚と共に友達としている。
依田ケンジ - 徳山秀典
鬼塚にマサルと共にカツアゲをしたり、ナナコとマサルと共に鬼塚をハメるが失敗。こちらも以後鬼塚と共に友達としている。
菊池善人 - 窪塚洋介
2年4組きっての天才。教師イジメの黒幕(リーダー)。天才児であると同時に問題児でもあるため、武蔵野聖林学苑教師にとっては非常に扱い難い存在である(問題を起こすため退学にさせたいが、天才児ゆえに退学させると難関大学合格実績に影響が出るため)。水樹ナナコとは同じ中学校であった。パソコンで鬼塚の如何わしい破廉恥なSM合成写真を作り鬼塚を罠にハメて陥れようとして問題を起こす。ただ、今までの教師ならこれでノイローゼにさせていたが鬼塚には全く通用せず、逆に菊池にとって想定外の反応となる。都内で一番偏差値の高い高校である神南学園に合格できる実力がありながら、試験当日に体調を崩してしまい不合格になる。このこともあり、「高校なんか東大入るためのリハーサル」と言っていたが、鬼塚の熱弁により考えを改める。以後、教師イジメをやめ鬼塚の理解者となる。
SPで朋子と遠距離恋愛していることが判明。
相沢みやび - 中村愛美
2年4組きっての問題児。教師イジメの中心であり、母は教育評論家でPTAの会長。根は誰に対してでも優しい女の子であったが、昔付き合っていた彼氏の事件で大人を信用しなくなり、大人から見て性悪の女に豹変する。菊池や村井といった教師イジメの主要人物が相次いでイジメを止める中、彼女は一人になっても考えを改めなかった。都内で一番偏差値の高い、神南学園の成績トップ者である藤堂真一によって、騙されたときに鬼塚に助けられた事からようやく鬼塚を担任と認め、教師イジメを辞め再び大人を信用するようになる。朋子とは小さい頃からの親友だが、言動が遅いことや鬼塚に感化されたこともあり徐々に見下すようになる。しかしながら、完全に相手にしないということはなく、朋子が沖縄に行くときには彼女の両親を説得し、朋子の背中を押した。また、朋子は心の支えであることは変わりない。
国雄に好意を寄せられているような節があり、SPで国雄と付き合っている。
野村朋子 - 黒田美樹
愛称はトロ子(勉強・スポーツ等と何をやらせてもダメでトロイことによる)。鬼塚によってアイドルオーディションを渋々受けさせられるが、その後冬月の後押しもあり実際にアイドルになることが本人の夢となる。その後、芸能プロダクションの社長によってスカウトされ、沖縄にある養成スクールに入るため聖林学苑を中退する。そして、才能開花し押しも押されもせぬアイドルとなる。学園祭には沖縄から駆けつけている。みやびとは小学校の頃からの親友。
SPで菊池と遠距離恋愛をしていることが判明。
吉川のぼる - 小栗旬
みやびや知佳子やえりかを中心に日常的にイジメを受けており、耐えかねて学校屋上から飛び降りようとしたことがある。聖林学苑の朝会で根性を見せイジメから解放される。鬼塚とは友達。怖い話を思いつくのが得意。
SPで年上の女子大生と付き合っている事が判明。
大島知佳子 - 白川みなみ
父は教科書を販売する営業マン。みやび、えりかと共に援助交際詐欺をする。一時は退学させられそうになるが鬼塚に助けられ、えりかと共に学校に行けるようになる。これ以降、えりかと同様に体を張って自分を守ってくれた鬼塚を見直し、担任いじめを辞めて支持するようになる。
月島えりか - 林知花
みやび、知佳子と共に援助交際詐欺をする。一時は退学させられそうになるが鬼塚に助けられ、知佳子と共に学校に行けるようになる。これ以降、知佳子と同様に体を張って自分を守ってくれた鬼塚を見直し、担任いじめを辞めて支持するようになる。

[編集] 内山田家

内山田好子 - 馬渕英里何
内山田ひろしの娘(大学生)。
内山田を「パパ」と呼んではいるが、「パパの入った後のお風呂は汚い」などと、いつも父につらく当たっている。父に対しても強気な態度で接していたが、ある時それに怒った父親からビンタされたが、好子は泣くどころか怒って一時家出(鬼塚のアパートで暮らす)したことがある。
彼女が鬼塚に惚れる設定はドラマオリジナルだったが、後に原作にも導入された。
内山田良子 - 立石凉子
内山田ひろしの妻。
通販オタクな上、毎日健康器具で運動しているが、効果は見られない。
夫を尻に敷いて顎でコキ使っており、時には「うるさいなー」と邪見に扱う。前述の好子が出ていった後に母も後から家を出て2人して鬼塚のアパートでしばらくの間過ごしたことがある。
好子には結婚相手として「教師(鬼塚は例外)とだけはダメ」とクギを刺している。

[編集] 鬼塚と冬月の友人

冴島龍二 - 藤木直人[3]
鬼塚の親友で警察官。階級は巡査。鬼塚と同じ元暴走族。鬼塚とは普段は口ゲンカ仲間だが、時には鬼塚をサポートする一面もある。
名前は原作での鬼塚の友人・冴島俊行と弾間龍二[4]からとっている。
夏目みゆき - 木村多江(第2・5・9・12話)
冬月の友人で客室乗務員。準レギュラーとして度々登場。SPでは冬月に紹介された中丸と婚約する。冴島が鬼塚にとってのよき理解者であると同様、冬月のよき理解者でもある。

[編集] その他

村井つばさ - 村上里佳子(第6話)
村井国雄の母でトラック運転手。夫の死後は、トラックの運転手をしながら国雄を女手一つで育てる。未亡人シングルマザー。とても高校生の息子がいるとは思えない、いわゆる「グラマー」な体型の持ち主で、鬼塚がつばさと居酒屋で楽しく話しているのを見た冬月が「鬼塚がキレイな女性をナンパしてる」と勘違いしたほど。明るい性格でサバサバしているが、国雄が間違ったことをするとちゃんと叱るなどちゃんとする時はちゃんとする。亡くなった夫が鬼塚の憧れの人だったこともあり、話が弾み鬼塚とは気が合う。
相沢麗子 - 田島令子(第7-8・11-12話)
相沢みやびの母。インテリで嫌味な性格で何かと学校に文句をつけたがる、モンスターペアレント。武蔵野聖林学苑のPTA会長であり教育評論家、ワイドショーコメンテーターでもある。内山田教頭をはじめとした武蔵野聖林学苑の教師を何か不祥事が有れば処分できるような存在だが、鬼塚だけにはそれができなかった。むしろ、逆に今までの考え方を変えさせられるほどであった。
藤堂真一 - 原田篤(第9話-12話)
都内で一番偏差値の高い高校・神南学園の生徒で一年次から常に首席を維持している成績優秀者。相沢みやびのかつての彼氏と顔が瓜二つである。何不自由ない裕福な家庭に育つ。しかし、同期とつるんで女性を強姦する「シンデレラごっこ」をする、疾しい部分は父の社会的権力に依頼し、もみ消して貰う等で性格はかなり悪い。発言や行動共に、「上からの目線」である。前記の「シンデレラごっこ」の標的を相沢みやびとしたため、鬼塚を怒らせ同期連中ともに半殺しにされる。その事件から、鬼塚を逆恨みしマスコミに告発。しかし、生徒たちから信頼されている鬼塚の姿を見て少しながら考えを改め、後に父・真人の陰謀を警察に密告。前述のことから終盤に大きくストーリーを動かした人物。なお第9話は姿を現してないため正式な登場は第10話からである。
藤堂真人 - 篠井英介(第11-12話)
藤堂真一の父。文部省の高級官僚(事務補佐官)で、事務次官候補。勅使河原優の父の上司でもある。武蔵野聖林学苑の生徒はおろか教師(勅使河原優は除く)・理事長をクズ呼ばわりしている。高権威者ゆえに発言や行動共に、「上からの目線」である。息子・真一の性悪さは、彼の影響による。と同時に、成績優秀の真一を非常に可愛く思うあまり、親として真一の「本来の姿」が見えなくなっている。真一が起こした事件を機に、より高い地位と名誉を獲得するために神村とつるんで陰謀を企む。しかし、その陰謀は真一に密告され未遂に終わる。
神村総太郎 - 北見敏之(第11-12話)
神南学園理事長。藤堂真人とは仲が良く、このことも加わり息子・真一を「神南学園の誇り」としている。藤堂真一が起こした事件を機に、より高い地位と名誉を獲得するために藤堂真人とつるんで陰謀を企む。

[編集] 武蔵野聖林学苑管理職員

内山田ひろし - 中尾彬
武蔵野聖林学苑の教頭。文部省やPTAなどの組織に弱く、これに関係する人の前ではやたらとペコペコする、あるいは善人となる。鬼塚を面接した直後に元生徒に暴言を吐いたため、鬼塚に跳び蹴りを食らわされる。鬼塚の非常識な行動などが気に入らず鬼塚を解雇したくてたまらない。職場では教頭の位にあるが、家庭では妻・良子や娘・好子には煙たがれており、亭主としての威厳はなく肩身の狭い存在となっている。好子が鬼塚に惚れていることを知り、嫉妬している。
夢は自らが望む理想の教育論で、昔は温厚で理想主義的者であったが、いつの間にか自己保身が強く、短気で頑固な人間になってしまい、そのせいで校長になって理想の教育論を望む夢へと変わってしまった。愛車はメルセデス・ベンツ 190E[5]そのベンツは鬼塚によって破壊されている。最終話で聖林学苑が神南学園によって吸収合併の危機に陥った際、騙されていたことに気づき、教師を辞めて転職することを考えていたが、あんなに自分を煙たがっていた良子と好子が突然教師として認めたことにより改心・更生し、教師を続けていくこと決意する。また、聖林学苑の吸収合併の事件を機に、鬼塚を多少は見直した。
ちなみに中尾は、原作『GTO』の前身の作品『湘南純愛組』のVシネマ版において、鬼塚の高校の毒大時校長役を演じている。
桜井あきら - 白川由美
武蔵野聖林学苑の理事長兼校長。武蔵野聖林学苑内では、内山田教頭が頭の上がらない唯一の存在。元々は理事長専任だったが、前任の校長が辞めたことに伴い、校長を兼任している。
校長の席が空いておきながら内山田を校長に、そして中丸を教頭に昇格させないのは、この二人が「教育者の教育者」になることに疑問符を感じていることによる。
数々の問題を抱える武蔵野聖林学苑の未来を変える可能性を鬼塚に感じ、非常勤として鬼塚に全てを託して採用する(昼間の方の面接では「理事長」としては直に接していないが、鬼塚が学苑に試験を受けに来たときからずっとチェックしていた)。
温厚で理想主義的者で、鬼塚や冬月のよき理解者だが、善意の目的のためなら時折残酷に変貌して適切だが退学などの処分・結論を下すことすらある。趣味の一環として昼は学苑内で売店を開き商売をしている、と同時に学苑内の生徒や教師の素行を監視している(但し、同一人物にならないよう、自分とは別人ということにしている)。最終話で聖林学苑が神南学園によって吸収合併の危機に陥った際、解雇されたが後に復帰する。双子の妹・さくらは聖アカデミー学園の理事長を務めている。孫がいる。

[編集] ゲスト出演者

また、ドラマ内で登場するゲームセンターのシーンの格闘ゲームでは俳優の代わりに週刊ファミ通の編集者がプレイしている。エキストラとしても出演している。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

反町隆史POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜
第10話で模擬試験の為に学校のトイレの中で英単語を勉強していた鬼塚が「POISON…毒…どこかで聞いたことあるような…」と言っていたシーンがある。
ドラマスペシャルでは山口梨香、松谷結花、斉藤もえの三人がカラオケでこの曲を歌っているシーンがある。それに対して鬼塚は「人の歌勝手に歌うなっつーの」と言っている。

[編集] サブタイトル

放送回 放送日 サブタイトル 視聴率 備考
GREAT1 1998年7月7日 いち教師です 26.6% 15分拡大
GREAT2 1998年7月14日 変態教師とマドンナ教師 25.5% -
GREAT3 1998年7月21日 問題教師です 27.5% -
GREAT4 1998年7月28日 アイドルで金もうけ 24.5% -
GREAT5 1998年8月4日 ストーカー教師です 25.4% -
GREAT6 1998年8月11日 生徒の母親に手を出す危ない教師 26.3% -
GREAT7 1998年8月18日 援助交際する教師 26.3% -
GREAT8 1998年8月25日 二学期の始業式にクビになる教師 29.9% -
GREAT9 1998年9月1日 生徒を無理やり退学させる教師 29.6% -
GREAT10 1998年9月8日 冬月の部屋に泊まり興奮する教師 30.3% -
GREAT11 1998年9月15日 美人看護婦にしかられる暴力教師 32.4% -
FINALGREAT 1998年9月22日 グレートなティーチャーです 35.7% 15分拡大
平均視聴率28.5%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

[編集] GTOドラマスペシャル(1999年6月)

1999年6月29日の2時間SPは、7月から放送開始予定のアニメ版の前宣伝も兼ねて、テレビドラマシリーズ後の続編として鬼塚が代理教員として女子高に赴任するという設定で放送された。また、ドラマでは設定としていなかった神崎麗美の演出がある。 視聴率は27.4%

前の週に放送されていた『古畑任三郎(第3シリーズ)』最終回中盤では、古畑任三郎(田村正和)が「来週はGTOスペシャルをお送りする予定です」と番宣をしていた。

[編集] あらすじ

武蔵野聖林学苑で様々な問題に真っ向からぶつかり解決してきた鬼塚だったが、ある日桜井の依頼で、私立女子高校・聖アカデミー学園(セントアカデミー学園)に代理教員として赴任することになった。

実は聖アカデミー学園では、教育熱心で生徒に人気のある教師の武田がハーバードに留学することになったが、後任の担任の先生が決まらずにいた。聖アカデミー学園の理事長で桜井の双子の妹・桜井さくらが無理矢理姉のあきらに頼みをいれ、武蔵野聖林学苑で一番優秀な先生を依頼した結果、鬼塚を代理教員としてスカウトしてきたのだった。さくらは、武蔵野聖林学苑で様々な問題に真っ向からぶつかり解決してきた鬼塚に無理な一縷の望みと願いを託したのであった。

そんな中、鬼塚はあずさとの交際を機に童貞卒業を果たしていた。そんなある日、あずさの父・冬月謙造が北海道からやってくる。

[編集] 出演者

[編集] 映画

撮影セットの「幌比内駅」駅名標陸別駅で保管されている

GTO』のタイトルで、1999年12月18日東映系で封切された。タイトルではメディアの区別がつかないため「映画版」などと言われている。

監督は鈴木雅之フジテレビ)。同年春に放送されたドラマスペシャルの続篇で、ドラマシリーズ完結篇の意味合いもある。

小説版『GTO LIVE in 北海道』が原作で、1999年初夏に鬼塚が臨時教員として北海道幌比内町(ほろびない、架空)の北文館学園高校へ赴任するエピソードである。町長兼理事長である桂木の下で保身に徹する教職員、町の衰退で閉塞感に包まれた生徒たちに鬼塚が正面からぶつかり、心を開かせる様を描く。

主演の反町隆史を除いて出演者は全て一新されている。原作とは展開が大きく異なるが、登場人物は共通する者が多い。
キャスティングは、準主役に鬼塚の行動を追跡する新聞記者役に「ナオミ」で型破りな高校の女教師を演じた藤原紀香と、当時TVCMでブレイクしていた田中麗奈ショムニ (テレビドラマ)で俳優活動が広く知られるようになった戸田恵子、北海道を舞台とした同年の朝ドラすずらんに出演していた笠原秀幸夏八木勲端役ではあるがブレイク前の妻夫木聡という布陣であった。

制作はフジテレビ(ドラマ制作・映画事業部)主体で、『ズッコケ3人組 怪盗X物語』以来1年ぶりの東映配給作品であったが、2000年以降、フジテレビ制作による東映配給作品は激減している。本作ではドラマ制作局の関西テレビや制作プロダクションのアベクカンパニーはスタッフにおいてもほぼノータッチだった。なお、鬼塚がコンドーム入りの財布を夜の歓楽街(すすきの)で落としたり、同級生のいじめで市川楽が制服のズボンを下ろされてパンツ(白ブリーフ)姿を露わにするなど部分的にテレビドラマ版へのオマージュを伺えるシーンがある。また、公開日時点では既にテレビアニメ版の放映が開始されていた。

白樺学園高等学校北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(2006年廃止)沿線などでロケされた。反町が着用していたサングラスが「Ray-Ban反町モデル」として販売された。

キャスト 
スタッフ 


主題歌 
  • 反町隆史「Poison -Movie Mix-」
関連書籍 
  • 映画『GTO』Official Book 反町隆史(講談社KCデラックス、1999年) ISBN 4-06-334257-3

[編集] 脚注

  1. ^ a b産経新聞』1999年12月10日付東京夕刊
  2. ^ ちなみに実際の松嶋と竹野内は、後に氷の世界で共演。
  3. ^ この役は当時俳優としての経験がなかった加藤浩次を予定していたが、本人が断ったため、最終的に藤木に候補が上がり、オファーした結果、出演が決まった。
  4. ^ 冴島、弾間ともGTOの前身である『湘南純愛組』のキャラクター。
  5. ^ スポンサーの関係により、トヨタ・クレスタからメルセデス・ベンツ 190Eに変更。

[編集] 関連項目

関西テレビ制作・フジテレビ系列 火曜22時枠
前番組 番組名 次番組
ドンウォリー!
(1998.4.14 - 1998.6.30)
GTO
(1998.7.7 - 1998.9.22)
ソムリエ
(1998.10.13 - 1998.12.22)
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