GP-25
AK-74に装着されたGP-25
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| GP-25「コスチョール」 | |
|---|---|
| 種類 | グレネードランチャー |
| 製造国 | |
| 設計・製造 | イジェ、TOZ、KBP(ロシア) アーセナル、アルクス(ブルガリア) ザスタバ(セルビア) |
| 仕様 | |
| 種別 | アドオン(アンダーバレル)式グレネードランチャー |
| 口径 | 40mm |
| 銃身長 | 120mm |
| ライフリング | 右回り12条 |
| 使用弾薬 | 弾薬を参照 |
| 装弾数 | 1発 |
| 全長 | 323mm(GP-25) 275mm(GP-30) |
| 重量 | 1.5kg(GP-25) 1.3kg(GP-30) |
| 銃口初速 | 76.5m/秒 |
| 有効射程 | 400m |
| 歴史 | |
| 設計年 | 1972年~1978年 |
| 製造期間 | 1978年~現在 |
| 配備先 | ソビエト連邦軍、ロシア連邦軍など |
| 関連戦争・紛争 | ソ連のアフガニスタン侵攻 チェチェン紛争など |
| バリエーション | GP-30 |
GP-25「コスチョール」(ロシア語: ГП-25 «Костёр» :「焚き火」の意味)とは、ソビエト連邦が設計したアンダーバレル式のグレネードランチャーであり、AKM、AK-74、AK-100シリーズ、AO-63、AN-94に無改造で装着することが可能である。
初期型はBG-15と呼ばれており、GP-25では照準装置が改良されている。
現用型のGP-30「オブーフカ」(ロシア語: ГП-30 «Обувка»:「小さな履物」の意味)はさらに改良された照準器を本体右側に装着しているほか、より軽量化された上に生産性と操作性の向上が図られている。
目次 |
開発 [編集]
GP-25の開発は1966年に開始され、1970年代に完了した。GP-25が初めて実戦で使用されたのは1979年から1989年までのアフガニスタンにおける軍事行動が最初である(このときには、AK-74も初めて実戦で使用された)。
1989年には改良型のGP-30が制式採用され、チェチェン紛争などに投入されている。
概要 [編集]
GP-25 / 30の外見は、アメリカ製のM203などのアンダーバレル型グレネードランチャーに類似しており、極めて短い砲身のすぐ後ろにダブルアクション式の引き金と小型のグリップを装着している。砲身の上部には装着用金具があり、これをAKMの銃剣装着ラグやAK-74 / AN-94のGP-25 / 30専用ラグに装着する。
GP-25 / 30は前装式である。砲身には右回り12条のライフリングが彫りこまれており、グレネード弾の側に付いた突起にかみ合わせながら装填する。
引き金を引くと撃針がグレネード弾底部の雷管を叩いて発射薬に点火し、発射薬の燃焼によって生じたガスは後部のノズルから噴出してグレネード弾が発射される。グレネード弾はライフリングによって与えられた回転運動によって弾道を安定させるとともに、弾頭信管の安全装置を解除する。
なお、グレネード弾を装填したのちに射撃する必要が無くなったときは、本体左側面後端部のエジェクターを押せば、射撃する事無く安全にグレネード弾を取り出すことが可能である。
弾薬 [編集]
GP-25 / 30用のグレネード弾は西側の40x46mmグレネード弾と異なり薬莢が付いておらず、発射薬もグレネード弾本体に内蔵されているなど、ロケット弾もしくは迫撃砲弾に近い構造をしている。
グレネード弾には2種類の破片榴弾(擲弾)が存在する。VOG-25(ВОГ-25)グレネード弾は着発信管を備えた一般的な擲弾である。VOG-25P(ВОГ-25П)はVOG-25よりも先端部が細く、遅延信管を備えており、着弾後に0.5~1.5m上空に飛び上がってから炸裂する。
煙幕弾にはGRD-50 / GRD-100 / GRD-200の3種類が製造されており、それぞれ50/100/200m飛翔した時点で煙幕を発生させる。
この他にも催涙ガス弾などが供給されている。
GP-25 / 30用の40mmグレネード弾は、ロシア製の6G-30(6Г30)やブルガリア製のアバランチ([1])などの6連発回転弾倉式グレネードランチャーでも使用される。
なお、ロシア製のオートマチックグレネードランチャーであるAGS-17 / AGS-30用のグレネード弾は薬莢つきである上に口径が30mmのため、全く互換性がない。
スペック [編集]
- 信管安全飛翔距離:10~40m
- 信管自爆時間:14~19秒
- VOG-25のスペック
- 重量:250g
- 弾頭: 48gのA-IX-1爆薬
- VOG-25Pのスペック
- 重量:278g
- 弾頭:37gのTNT
- GRD-50 / 100 / 200のスペック
- 重量:265g
- 弾頭:90gの発煙剤
登場作品 [編集]
AK小銃が登場するロシアの映画やテレビ作品、ゲームを中心に登場。
映画 [編集]
AKS-74Uに装着されている。
グルジア兵が所持していたAKMSに装着されていた。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- Modern Firearms - GP-25 and GP-30 (英語)
- IZHMASH JSC official site - ロシア・イズマッシュ社公式サイト (英語)
- Tulsky Oruzheiny Zavod site - ロシア・TOZ社公式サイト
- KBP 40mm GP-30(6G21)"OBUVKA" - ロシア・KBP社公式サイト
- Underbarrel Grenade launcher UBGL / UBGL-1 (英語) - ブルガリア・アーセナル社公式サイト
- ARCUS Co. (英語) - ブルガリア・アルクス社公式サイト