GM・EV1
| GM・EV1 | |
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EV1
展示されているEV1
EV1の内部
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| 製造国 | |
| 販売期間 | 1996年-1999年 |
| 乗車定員 | 2人 |
| ボディタイプ | 2ドアクーペ |
| モーター | 3相交流誘導電動機 |
| 最高出力 | 137 bhp (102 kW) at 7000 rpm |
| 最大トルク | 110 lb·ft (149 N·m) at 0-7000 rpm |
| 駆動方式 | FWD |
| 全長 | 4,310 mm |
| 全幅 | 1,765 mm |
| 全高 | 1,283 mm |
| ホイールベース | 2,512 mm |
| 走行距離 |
89 kmから121 km(デルファイの鉛蓄電池使用時) |
| 電池容量 |
16.5 kWh @ 312 volts (53 Ah)重量1,175 kg (デルファイの鉛蓄電池使用時)[1] |
| -自動車のスペック表- | |
GM・EV1 は1990年代にゼネラルモーターズ(GM)によって量産された最初の電気自動車である。EV1はカリフォルニア州とアリゾナ州のみで一定期間リースされた。
目次 |
歴史 [編集]
起源 [編集]
EV1の前身である「インパクト」は1990年6月にロサンゼルスモーターショーに出品された。ゼロ・エミッションの乗り物(Zero-Emission Vehicle ZEV)として登場した同車は、カリフォルニア州での大気汚染を減らすために製造された。ZEVは米国自動車生産者協会各社や、トヨタ(RAV4 EV)や日産自動車、ホンダからも出品された。
ZEV法は当初、1998年に主要自動車会社7社に対してカリフォルニア州で販売される自動車の2%、2003年には10%をZEVとする事を義務付けるものだった。
販売 [編集]
GMはEV1を販売せず、リース方式で供給する事に限定した。鉛蓄電池を搭載した1997年型EV1は650台生産された。しかし1999年に、この650台のEV1の充電電線から出火する恐れがあるため、GMは自主的に電線を交換する事を決断して、リースから戻した。同年にバッテリーをニッケル水素蓄電池に変更したEV1が生産された。
計画の中止 [編集]
2003年末、GMは公式にEV1の計画を中止した。GMの内部研究の結果、電気自動車は寒冷地では1充電あたりの走行距離が50%下がる事が判明した。またZEV法の方も徐々に骨抜きにされ、わざわざ高コストの電気自動車を開発・販売するメリットは徐々に薄れていった。その動きは他の州にも広がりつつあった。
評価 [編集]
ウォールストリート・ジャーナルではEV1は失敗したと評された[4]。技術的に未熟だったとも評された。映画『Who Killed the Electric Car?』(邦題『誰が電気自動車を殺したか?』)では、EV1を進歩的な傑作としてとらえ、EV1計画をキャンセルして、そのほとんどをスクラップにしたGMを強く批判している。
1996年型 [編集]
660台が生産された。鉛蓄電池を使用していた。色は濃緑、赤、銀の各色が用意されていた。デルファイ・コーポレーションの53Ah,(16.5kWh),312Vの鉛蓄電池を搭載していた。
1999年型 [編集]
当初は60Ah,(18.7kWh)312Vのパナソニックの鉛蓄電池を使用していたが後に77Ah,(26.4kWh)343VのOvonics社のニッケル水素蓄電池を搭載した。
EV1 CNG [編集]
圧縮天然ガスを使用した派生系もあった。スズキの排気量1リットルの3気筒エンジンを改造していた。エンジンは毎分5500回転で75馬力だった。天然ガスの充填には4分かかった。停止状態から時速60マイル(96.6km/h)まで11秒だった。
経済性 [編集]
リースの費用は33,995から43,995ドルと見積もられた。1か月あたり299〜574ドル以上である。公式発表によるとEV1一台あたりの費用は研究開発費他込みで80000ドルだった[5] 。
関連項目 [編集]
- 電気自動車
- シボレー・S10 EV:シボレーブランドの電気自動車
- シボレー・ボルト (en:Chevrolet Volt): 2010年に販売予定の電気自動車。内燃機関も持っているが、内燃機関は推進動力ではなく、発電機の動力として使用されるシリーズ・ハイブリッド。
- テスラ・ロードスター (en:Tesla Roadster):テスラモーターズによって2006年6月19日に発表されたスポーツカー型電気自動車
- 映画『誰が電気自動車を殺したか?』(原題``Who Killed the Electric Car?)
- 『The Car That Could :The Inside Story of Gm's Revolutionary Electric Vehicle』マイケル・シャナイアソン著(1996年)ISBN 0-679-42105-X
脚注 [編集]
- ^ EVAmerica Baseline Performance Testing, 1997 General Motors EV1 with PbA Batteries
- ^ EV1 - specs
- ^ EVAmerica Baseline Performance Testing, 1999 General Motors EV1 with NiMH Batteries
- ^ GM, Toyota Bet Hybrid Green December 11, 2006 The Wallstreet Journal
- ^ Schneider, Greg (2003年10月22日). “The Electric-Car Slide”. The Washington Post. 2007年1月8日閲覧。 That would put GM's total investment at US$89 million, as 1115 cars were produced.
外部リンク [編集]
以下は英語版記事の外部リンク(すべて英語)
- Reincarnation: The Death and Rebirth of the Electric Car - Newsweekによる電気自動車の衰退と再誕生の記事
- EV1 Electric Car Timeline
- Eulogy for the EV 1
- CARB ZEV Mandate
- Car & Driver's Bedard Got It Wrong, Darell Dickey
- Why is GM Crushing Their EV-1s?
- EV1 White Paper
- SEVA EVUpdate Newsletter
- EV1.org
- My day with the GM EV1 - Road Joy
- Living in the Past, Getting Beat by the Future
- Phil Karn's EV1 webpages フィル・カーンの最初のEV1はスミソニアンの国立アメリカ歴史博物館に展示されている。Phil's first EV1 is now on display at the Smithsonian Museum of American History
- Emissions-free car on trial
- Archived version of the GMEV website.
- Who Killed the Electric Car- a News feature on PBS' NOW show. Also, a timeline on Electric vehicle development
- Down The Memory Hole - EV1が陰謀で市場から撤退させられたと主張する記事。
- EV-1 at the Smithsonian - スミソニアンのEV-1展示は『誰が電気自動車を殺したか?』の公開直前2006年6月15日にあっという間に撤去 されてしまった。スミソニアンは映画と展示終了との関連を否定している。
- GM Responds to the film GM社による『誰が電気自動車を殺したか?』に対するコメント(ウェブアーカイブ)