GLAM

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GLAM(グラム)とは、 美術館Galleries)・図書館Libraries)・公文書館Archives)、博物館・(Museums)の頭字語[1]。より一般的には公的資金で公的に運営されている施設のうち、文化・自然遺産に関わる品を収集しているものを指す。日本では文字順を並び替えてMLA(エムエルエー)とも呼称される[2][3]。また、公民館(Kominkan)を加えたMLAKや、U(University; 大学)とI(Industory; 産業)を加えたMALUIという呼称の提案[4]もある。

この用語が登場した背景には、GLAM施設全体の役割や目的が収束していることが認識され始め、GLAM同業者の間で幅広いグループを作成する必要性が出てきたことがある。この必要性は美術品・本・文書・工芸品など各GLAMが所蔵品をオンラインで閲覧できるようしたことにより、オンライン化された「情報源」が効果的に同一化されたことで顕著になった。

GLAMは収集機関として一次資料を保存し、利用可能な資料が研究者にとって有益になるようにしている。

2010年11月と12月に開かれた「GLAM-WIKI」会議では、GLAM機関と無料の知的資源を提供するプロジェクト(特にウィキメディア財団の運営するもの)の連携がロンドン[5]およびパリ[6]で話し合われた。

参考文献[編集]

  1. ^ Australian Society of Archivists, GLAM Annual Conference, 17–20 September 2003, Hilton, Adelaide.
  2. ^ 水谷長志 (2011年6月20日). “MLA連携-アート・ドキュメンテーションからのアプローチ(1)”. カレントアウェアネス. 2011, (308), CA1749. 国立国会図書館. pp. 20-26. 2011年8月21日閲覧。 “ミュージアム、ライブラリ、アーカイブ(MLA)という、歴史の時間の堆積において機能するものが、この震災を機にその働きを問い直されていると思う。”
  3. ^ 佐藤, 毅彦 (2010-02-18). “公共図書館のデジタルアーカイブ事業推進のために―国立国会図書館(NDL)の取組み” (PDF). 第1回公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議. p. 1. http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/H21kokyo_Sato-2.pdf 2011年8月21日閲覧。 
  4. ^ 福島幸宏「MALUI(まるい)連携という提案」、『情報の科学と技術』第62巻第9号、2012年、 402頁、 NAID 110009496240
  5. ^ GLAM-WIKI - Wikimedia UK”. Wikimedia UK. 2011年8月21日閲覧。
  6. ^ Accueil - Rencontres Wikimédia 2010”. Wikimédia France. 2011年8月21日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]