Gの影忍
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| Gの影忍 | |
|---|---|
| ジャンル | リアルロボット漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | こやま基夫 |
| 出版社 | バンダイ出版 主婦の友社 メディアワークス |
| 掲載誌 | サイバーコミックス、電撃大王 |
| 発表期間 | 1989年 - 1990年、1994年 |
| 巻数 | 全1巻 |
| 話数 | 10話 |
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Gの影忍 (じーのかげにん) とは、『機動戦士ガンダム』を元にしたスピンオフの漫画作品。著者はこやま基夫。
目次 |
[編集] 概要
主人公を初め、登場するモビルスーツパイロットの多くが忍者である。モビルスーツ自体もそれに合わせたアレンジを施した物が数多く登場する。
基本的にギャグ漫画だが、読み切り形式の不定期連載のため、話ごとに雰囲気が異なり、シリアスな話も存在する。作者の単行本コメントに曰く、「ギャグ・シリアスのどちらに解釈しても良いように描いたつもり」とのこと。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 物語
舞台は宇宙世紀0079の戦乱の世。数多の戦乱の中にあって人知れずうごめく影があった。漆黒に塗られたその機体こそ、『Gの影忍』と呼ばれた忍者ガンダムだった。正史の影にあった宇宙世紀のMS忍者戦が今語られる…。
[編集] 主要登場人物
- リョウガ
- 主人公の忍者。漆黒のガンダムを駆り、Gの影忍と異名をとった。隠れ里コロニー出身で、主に連邦側に属して行動する画面が描写されている。ただし基本的には傭兵なので、どちらの側にもつく。未確認の宇宙生命体との戦いで唯一敵本体を倒すことに成功するも、消息不明となる。
- コウリュウ
- 宇宙生命体との戦いに馳せ参じた忍の一人。リョウガを気に入り、最終決戦の手助けをする。
- 星雲斎(せいうんさい)
- リョウガの師匠。第一話にてア・バオア・クーのからくりを記した密書をリョウガに託し絶命。リョウガに心眼を授けた。
- ワキ
- サジリ
- スザク
- 第一話で忍者ザクを駆り、密書を狙った三人の忍者。天・地・人一体の攻撃を操る。ワキとスザクが実の兄弟。
- クグツ
- グフを操るゾックでリョウガを追いつめた忍び。
- タロウザ
- 幼少のリョウガを教えた先輩忍者。怨鬼堂(えんきどう)と呼ばれた盗賊集団をつくりその長として悪逆非道の限りをつくしていた。実はティターンズの尖兵。
- 飲んだくれの老人
- リョウガが警護し、隠れ里コロニーに運んだ老人。ビームサーベルを真剣白羽取り可能。正体は某サングラスの人。
- 加代
- リョウガの元恋人。故人。
- ヒュウガ
- 牙一族にあっても手練の忍者。ガンダムを連邦から盗み出すことに成功するが、その処遇をめぐって他の忍者と対立、どさくさで命を落とした。彼の残した機体が後のGの影忍となる。
[編集] MS忍者(モビルにんじゃ)
超人的な技量をもつ忍者の動きを再現するために、カスタムされたモビルスーツがMS忍者(モビルにんじゃ)である。一般的に機体と搭乗者の異名は同一であることが多い。
- Gの影忍
- 元はG-3ガンダム。機動力を増すために外装が簡略化され、漆黒と白に塗り分けられている。完全版の表紙では頭部に撃墜マークも見えるが、第一話で機体は破棄された描写もある。後ほど回収された可能性もある。
- 胸部に心眼センサーを備え、発動時にはコクピットに九字が現れ、全天周モニターになる。核融合炉の老朽化により限界が近づいており、最終決戦時にリョウガと共に消息を絶つ。ヒュウガが連邦軍から奪取し、それをリョウガが改装して受け継いだ。主な武装は金剛宝虚空剣。劇中では単にGと呼ばれることが多い。
- 忍者ザク
- ベースはザクIIだが、どの形式か不明。頭部がザクIIである以外には、両肩にアーマー装備、バックパックの大型化、太ももの大型化、すね下の小型化など、全身がかなりカスタムされている。胸部に甲・乙・丙のマーキングがあり、それぞれスザク・サジリ・ワキが駆る。主な武装はヒートサーベル。
- 不死身のクグツ
- 手足が細く、両手がバルカンになっているグフを用いてGを追ったMS忍者。異名通りに斬られても動き回り、Gを苦しめた。正体は山伏型宇宙用ゾックであり、ワイヤーを介してグフの傀儡を操っていた。からくりを看破されると一刀のもとに斬り伏せられた。
- 死念坊、苦念坊のドム(通称コムソードム)
- 怨鬼堂の配下である、虚無僧型リック・ドム。頭部に三度笠型レドームを持ち、腕部には袖に見立てたミサイルランチャー状の装備を持つ。双方ともGにやられるが、Gは死念坊の姿に化け怨鬼堂の本拠地に潜入した。
- タロウザのキュベレイ(通称カブキュベレイ)
- 全身に隈取りをし、頭部に毛髪を備えたキュベレイ。その姿は歌舞伎をモチーフにしている。扇子型のビットを操り、扇子の上で独楽まで回してみせた。肘から先を射出可能で、太陽表面での死闘でGを苦しめたが、最後はGに仕掛けられた時限爆弾を取り除き果てる。太陽表面では水蜘蛛を用い、沈まないようにしていた。
- リクオーのMS
- サイコミュの動物実験に供された忍犬、リクオーが操るMS忍犬。戦闘能力は高く、7機のザクIIと1機のMS忍者を倒した。
- ハウエルのザク
- リクオーの主人を殺した忍者のザク。一般のザクIIに偽装していたが、Gの登場で正体を現す。本物のハウエルのザクIIはすでに撃破されており成り代わられていた。頭部や腕部に鋭利な刺を持ち、胸部に狛犬のような顔を持つ。
- ニセ・ガンダム
- Gに似せたMS忍者。隠れ里コロニーを襲撃した。登場時は偽装していたが宇宙空間での戦闘において、そっくりな姿を活かしコロニーの反射鏡にまぎれて惑わそうとした。しかしGに策略が効かず、切り札としてコロニー落しを目論むが、逆にGの大気圏突入奥義、『イヅナ落とし』で燃え尽きた。
- 槍の斬牙(やりのきりが)
- 隠れ里コロニーで年少の忍者を指導していた忍者。片足が棒状の旧ザクを駆る。
- バウ=ドラゴ
- 元はバウ。ただし、龍を模した頭部は後頭部に全長と同じ程の作動肢を持ち、装甲はかなり軽量化されているので一見そうとは見えない。肘から下を排除する事で内蔵のビームサーベルを起動させ、後頭部の作動肢から無数の刃が出て敵を切り裂くなど全身が武器。コウリュウ専用の機体で、未確認生命体との戦闘により大破。デザインはいづなよしつね。
- α・アジール(アシュラ・アジール)
- 自由の女神に偽装されていた、三面六腕のα・アジール。男女三人からなる、忍群『百騎夜行』のリーダーが駆り、全軍を指揮した。Gに金剛宝虚空剣を手渡した機体。
- ハンブラビ+(ハンブラビプラス)
- コウリュウの仲間として登場した十文字という名の忍者の駆るMS忍者。ハンブラビを元にカスタムされ、頭部は巨大な十文字手裏剣として用いる。デザインは来留間慎一。
- ハウンド・フォックス
- コウリュウの仲間として登場した九尾という名の忍者の駆るMS忍者。元はバウンド・ドッグで、機体後部に9基の有線サイコミュを備える。デザインは来留間慎一。
- ジ・オ=ノフジ
- ジ・オを元にしたMS忍者。弓取り式を行なう関取をイメージした外見で、背中に弓を背負っている。デザインはまぁくII。
- ガザ・H(ハンニャ)
- ガザDをもとにしたMS忍者。モビルアーマーモードで般若の面となる。デザインは来留間慎一。
- 風神
- 雷神
- パラス・アテネを元にしたMS忍者。良く似た二人のパイロットが駆り、連携攻撃で敵を殲滅する。バイオ・ガンダムに捕獲され、自爆技で散った。
[編集] 謎の敵
- 宇宙生命体
- 宇宙をさまよい生命体の敵意に反応して攻撃をしかける謎の生命体。その正体は不明。
- バイオ・ガンダム
- 木星圏に侵入した宇宙生命体が作り出した、小型の分体の一つ。この生命体は、迎撃に出たMS忍群を倒すために各MS忍者を模したが、もっとも精神力の強いGをもとに誕生させたのがバイオ・ガンダムである。
[編集] 用語
- 隠れ里コロニー
- 忍者の暮らすスペースコロニー。ラグランジュ・ポイントの片隅にあり、通常のコロニーより高速回転し、強いGを生み出している。そのため中で暮らす忍者に超人的な体力が宿る。
- 牙一族
- 宇宙のMS忍者の中でも強者ぞろいの一族らしい。名の最後にガがつく。
[編集] 単行本
いずれも全一巻。バンダイ版はサイバーコミックス掲載分のみ、他の2冊は電撃大王掲載分も併せて収録されている。
- Gの影忍 機動戦士ガンダム外伝
- バンダイ出版 1990/01発行 ISBN 4891894601
- Gの影忍 完璧版
- メディアワークス 1995/12/25発行 主婦の友社発売 ISBN 4-07-302238-5
- Gの影忍
- メディアワークス 2005/04/15発行 ISBN 4-8402-3017-X

