G
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G は、ラテン文字(アルファベット)の7番目の文字。小文字は g 。C同様、ギリシャ文字のΓ(ガンマ)に由来し、キリル文字のГに相当する。ギリシャ語には必要のなかった無声/k/、有声/g/の区別を付けるために、Cにヒゲを付けて字を作り、当時必要なかったΖ(ゼータ、今日のラテン文字のZ)の位置に置いたものである。
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[編集] 字形
- 大文字は、Cの右下の終端に、横棒を左または左右に、または縦棒を下に、ないしその両方を付けた形である。亀甲文字では
。 - 大文字の筆記体では、Cの右下の終端に、縦棒を下に付け、ベースラインの下にはみ出して左に回転し、しばしばそのまま右上に伸びて縦棒を突き抜ける形が取られることがある。
- 小文字では、Cが弧ではなく、完全な円になる。亀甲文字の
もそうである。 - 小文字では、しばしば下に降りる縦線が左に大きく湾曲することがあり、印刷書体に使われる。
[編集] 呼称
日本では「ジー」と呼ぶことが多い。
[編集] 音素
この文字が表す音素は、/g/ないしその類似音である。
- 後続の母音がe, i, (y)のとき、
- フランス語、ポルトガル語では/ʒ/(IPA) = /Z/(X-SAMPA)(有声後部歯茎摩擦音)に変化する。/g/のまま発音するためにはgu-とする。
- イタリア語、ルーマニア語、教会ラテン語では[ʤ] = [dZ]に変化する。/g/のまま発音するためにはgh-とする。
- 英語でも、ゲルマン起源の単語をのぞき、[ʤ] = [dZ]に変化する。その場合、/g/と発音するにはguと綴る様である。
- 例:/g/ get, give; [ʤ] = [dZ] gentle, giant; gu(/g/) guest, guide
- スペイン語では/x/に変化する。/g/のまま発音するためにはgu-とする。
- ドイツ語では語末や無声子音の前で無声化する。ただし、語尾の-igはgを[ç] = [C]と発音する。
- フランス語では、語末のgを黙字化する。ただし、母音で始まる単語が後続する場合、リエゾンして/g/を発音する。
- オランダ語ではかすれ音 /ɣ/, /ʝ/(/x/, /ç/の有声音)を表す。
- 日本語のローマ字表記では、訓令式、ヘボン式共にガ行の子音に用いる。eやi,yが後続する場合(「ぎ」または「げ」)でもguとはしない。
- 朝鮮語のローマ字表記では、文化観光部2000年式の場合、有声、無声にかかわらず初声のㄱ(母音が後続しない場合)に用いられる。マッキューン=ライシャワー式では有声で発音される場合のみ初声ㄱに用いる。eやi,yが後続する場合(「게」、「기」など)でもguとはしない。
- 中国語の漢語拼音では無気軟口蓋破裂音に用いられる。
音声記号/g/は、「有声軟口蓋破裂音」をあらわす。また小型大文字/ɢ/は「有声口蓋垂破裂音」をあらわす。
[編集] G の意味
[編集] 学術的な記号・単位
- 質量の単位、グラム(小文字)
- 数学で関数を表すfに次ぐ文字として用いられる。
- 物理学で重力 (gravity) にかかわる量。重力加速度(小文字)、万有引力定数(大文字)。また、重力加速度を単位に加速度をあらわすとき、単位 G を使う。例:6 G の力がかかる。
- 磁束密度の単位、ガウス(大文字)
- 幾何学で、重心 (center of gravity) を表す記号として用いられることがある。
- 二十進数において、十六(十進数の16)を一桁(一文字)で表すために用いられる。
- 洋楽で用いられる音名の一つ(英米式、ドイツ式)。イタリア式では「so」、日本式では「ト」に相当。→ト (音名)
- 音階の5番目の音であることから、音楽関係者の間で5を表す隠語として使われる。例:G(ゲー)千=五千(円)
- 声楽において混声合唱 (General) を表す。
- ドイツ語で属格(所有格)を表すGenetivの略。
- SI単位系で 十億 (109) の単位を表す接頭語ギガ (G) 。大文字で表記する。
- 光の三原色、RGB のうち緑 (green)。
- 電界効果トランジスタ(FET)、サイリスタの端子の一つ。ゲート (Gate)
- 真空管の端子の一つ。グリッド (Grid)
- 発電機の記号。 (Generator)
- 検流計(ガルバノメーター、Galvano meter)の記号。
- 先進諸国での首脳会議時に使用される。グループ (Group) の略。G7など。
- gパラメータ。二端子対回路(電気回路)における表現手法。
- ケッペンの気候区分の山地気候を表すG。
[編集] その他の記号
- 東京の地下鉄の駅ナンバリング制度では東京地下鉄銀座線 (Ginza) を表す。
- ロールプレイングゲームで通貨単位としてよく使われる。多くの場合、ゴールド (Gold) の頭文字。
- 日本のプロ野球球団読売ジャイアンツ (Giants) の略号。
- 公営競技のレースにつけられるグレード (Grade) あるいは、ヨーロッパの競馬におけるグループ (Group) のこと。
- アメリカ合衆国での映画のレイティングシステムで、年齢制限のない (General) 作品を示す。
- 電子機器の世代を表す。ジェネレーション (Generation) の略。
- いわゆるつけペンの一種、Gペン。
- Gポイント。三井住友VISAカードのVpass(インターネットサービス)にログインして扱えるサービスの中のひとつ。
- 俗語としてゴム(コンドーム)を指す。
- 将棋の金将 (Gold) の略号。
- 録画予約番号のGコード。同様のシステムをさらに発展させたGガイド。
- 劇画『ゴルゴ13』の主人公、デューク・東郷の頭文字。依頼組織の人員が、デュークを示す隠語として用いることが多い。
- トヨタ・G型エンジン (初代) - (2代目)
- 艦種記号で駆逐艦 (DD) に対してミサイル駆逐艦 (DDG) のようにミサイル (Guided Missile) 搭載を表す。
- 電通系の音楽・映像ソフトメーカー、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン (GENEON) の略号及びロゴマークのG。
- スポーツウェア会社・ゴールドウイン (Goldwin) の略号及びロゴマークのG。
- Gスポット。
- 『バイオハザード2』に登場するG-ウイルス。及び、それによって誕生したクリーチャーG。
- ゴキブリの隠語、俗語。ゴキブリという言葉を口に出したくない時などに使われる。
- 海図の記号で底質が礫(表記はG)。
- アメリカンフットボールのポジションの一つであるガード(Guard)の略称。
- 建物の階の表記で地上階(ground floor)の略。ヨーロッパ、香港などで使われる。日本でも稀に使われることがある。
[編集] 商品名・作品名
[編集] 符号位置
| 大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| G | U+0047 | 1-3-39 | G G |
g | U+0067 | 1-3-71 | g g |
|
| G | U+FF27 | 1-3-39 | G G |
g | U+FF47 | 1-3-71 | g g |
全角 |
[編集] 関連項目
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