フランス2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
France 2から転送)
France 2
開局日1963年12月21日
所有者フランス・テレビジョン
視聴率15.9% (2010年11月, [1])
フランス
旧称RTFテレビジオン2 (1963-1964)
La Deuxième Chaîne de l’ORTF (1964-1975)
Antenne 2 (1975-1992)
関連チャンネルフランス3
フランス4
フランス5
France Ô
France 24
ウェブサイトwww.france2.fr

フランス2(フランス ドゥ、France 2F2)は、フランスのテレビチャンネルであり、フランス・テレビジョンにより運営されている。1963年開設。

歴史[編集]

1963年に当時唯一の放送組織であったフランス国営放送「RTF」[1]の第2チャンネル(La deuxième chaîne)として開局。直後にRTFはフランス放送協会「ORTF[2] へ改組された後、1974年8月8日にORTFの分割によりアンテンヌ2(アンテーヌ2、Antenne 2、A2)という独立した公共テレビ会社となる。ただ、同じく公共テレビ局であったTF1に大きく視聴率で水を開けられた上、1987年にTF1が民営化を果たすと経営難に陥る。

1992年9月7日、公共テレビ局の再編によるフランス・テレビジョン発足に伴い、フランス2とチャンネル名を変更する。放送内容は総合編成で、全国同一プログラムである。

2012年4月5日(JST)、日本NHK総合テレビジョンにてフランス2の「Tout le monde veut prendre sa place」をベースとした「連続クイズ ホールドオン!」の放送が開始された。

不祥事[編集]

  • 2012年10月13日、番組「オン・ネパ・クシェ」内にて、前日に開催された日仏親善サッカー試合でフランスチームが日本チームに負けたことに関連して、川島永嗣選手の腕を4本に合成した画像を放映し、司会者が「原発事故の影響か」などとコメントした。これに対し、日本政府は在仏大使館を通じて同局に抗議文を送り、玄葉光一郎外務大臣(当時)も同国外務大臣に口頭で抗議した[3][4]


日本での視聴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Radiodiffusion-télévision française›。フランス・ラジオ・テレビ放送。
  2. ^ Office de radiodiffusion-télévision française›。訳語はフランス・ラジオ・テレビ放送局、または、フランス放送協会(『ロワイヤル仏和中辞典』 旺文社、2002年重版、p.1288)、フランス国営放送局(同、p.1550)など。
  3. ^ French TV host apologises to Japanese over Fukushima football joke 英ガーディアン 2012年10月17日
  4. ^ 「仏国営テレビが謝罪文書=サッカー川島選手の合成画像放映で」(リンク切れ) - 【時事】2012年10月17日付

外部リンク[編集]