Flavr Savr

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Flavr Savr(フレーバーセーバー)とは、遺伝子組み換え技術により作出されたトマトの品種。世界で初めて商用栽培された遺伝子組み換え作物である。日持ちをよくすることを目的としてCalgene社により作られた。1992年アメリカ食品医薬品局により承認、1994年販売開始。

作出法[編集]

果実が熟するときに働く、細胞壁ペクチン(ポリガラクツロン酸)の加水分解酵素であるポリガラクツロナーゼの生成を抑えるために、ポリガラクツロナーゼ遺伝子のアンチセンスcDNAが導入された。

利点[編集]

  • 日持ちがよいために、畑で完熟させてから収穫できるため風味がよく、また、熟しても果皮が軟化しにくいため傷が付きにくく、腐敗も少ない。
  • 貯蔵期間が伸びることで、輸送も容易である。