Far Cry 2
| ジャンル | ファーストパーソン・シューティングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | PS3 Xbox 360 Windows Vista |
| 開発元 | UBISOFT |
| 発売元 | UBISOFT |
| 人数 | オフライン1人 (オンラインプレイは2人~16人) |
| メディア | DVD |
| 発売日 | PS3 2008年12月25日 |
| 価格 | 7,329円(税込) Xbox 360プラチナコレクション:2,940円 |
| 対象年齢 | CERO: D(17才以上対象) |
| エンジン | DUNIA Engine、物理エンジンにhavok |
| その他 | Xbox Live、システムリンク対応 マップエディターあり |
『Far Cry 2』(ファー クライ 2)は、UBISOFTが開発したファーストパーソン・シューティングゲーム。日本語版がプレイステーション3とXbox 360で発売されている。
目次 |
[編集] 概要
2008年、中部アフリカ某国で内紛が起こっており、その元凶である武器商人ジャッカルを始末するため、主人公はその国へやってきた。各勢力から依頼される任務をこなしながら、ジャッカルを見付け出し始末するのが目的。
アフリカの広大・多彩な地形を持つマップ(約50キロ平方メートルと言われている)を、自由に移動して堪能できる。マップ内には野生動物も闊歩している。ゲーム内では時間が経過して朝・夜と移り変わり、天候も雨が降ることがある。風が強い日などは草木が大きく揺れる。戦闘方法も正面からの銃撃戦だけでなく、敵の死角から奇襲をかけたり、遠距離から狙撃・爆撃したり、物陰に潜んでやり過ごすなど、様々な戦い方ができる。草木などに引火すると周囲一体が火災を起こし焼け野原と化す。マップ内には様々な乗り物も用意されていて自由に使用することが可能。
[編集] 登場組織
- APR(Alliance for popular Resistance)
人民レジスタンス同盟。左翼グループ。国家警備隊の旧メンバーにより運営。リーダーはMajor Oliver Tambossaである。また支援者はギャングの用心棒Prosper Kouassiである、
- UFLL(The United Front for Liberation and Labor)
解放と労働のための統一戦線。資本主義思想の組織。第二次世界大戦後、ゲリラ残党により結成。リーダーはAddi Mbantuwaと彼の支援者Dr.Leon Gakumbaである。
[編集] 主人公
プレイヤーは下記の9名の内1名を選択することができる。
- シャヨン・バイ
24歳。中華人民共和国新疆ウイグル自治区出身。様々な職業を経験した後傭兵になる。
- フランク・ビル・ダース
36歳。北アイルランド出身。 IRAに所属していたが、引退後モロッコ、イエメン、ケニアで密輸の仕事をしていた。
- ハキム・エシェビー
38歳。アルジェリア人。 元海軍少佐。除隊後UAEで不動産ブローカー、海上運輸のセキュリティーコンサルタントを務めていた。
- アンドレ・イッポリ
- カルバニ・シン
45歳。モーリシャス出身。 セキュリティー・コーディネーター。 SMF副長、ケニアGSUの教官を経て、鉄道公安官や海賊取締官を経験。
- ポール・フェレンク
34歳。ハンガリー出身、イスラエルに帰化。 元イスラエル国防軍伍長
- ヨシッブ・イドロメノ
48歳。コソボアルバニア系で旧ユーゴスラビアブリブレン出身。 元パラシュート隊員。軍事のベテランでゲリラ活動から貨物自動車の運転までこなすことが出来る。
- ウォーレン・クライト
以前はフロリダ州にある警備会社に所属。 後にドミニカとエクアドルで要人警備を担当した。
- マーティン・アレンカー
28歳。ブラジルサンパウロ出身でアメリカ合衆国に帰化。 元USMC隊員。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] 登場人物
- Reuben Oluwagembi
ナイジェリア出身のジャーナリスト。イギリスの新聞記者としてジャッカルを追跡しているため主人公とは友好的で時々情報を提供してくれる。また、危険を顧みずに紛争地帯でレポーターとして活躍している。妻帯者。War Unlimitedというブログを公開している。
街にある教会にいる。主人公がマラリアの薬を入手する手助けをする。 Reubenとは顔見知り。
- Addi Mbantuwe
UFLLのリーダー。
- Dr Lenon Gakumba
UFLLの北地区を統括する人物。
- Major Oliver Tam bossa
APRのリーダーで元軍人。
- Prosper kouassi
APRの幹部。
- ジャッカル
本名不詳の元軍人。現在は武器商人でAPRとUFLLに武器を販売している。主人公は彼の手がかりを探す所から物語は始まる。
[編集] 武器
メイン、サブ、特殊、山刀の4種類に分類され、それぞれ1つずつ、計4つの武器を同時に持ち歩くことができる。またグレネードや火炎瓶も携帯・使用できる。持ち運べる弾数は限られており、弾切れしないよう逐次補給する必要がある。
メイン武器はアサルトライフル、ショットガン、スナイパーライフル。サブ武器はハンドガン、サブマシンガン、照明弾、爆薬(IED)。特殊武器はロケットランチャー、LMG(軽機関銃)、迫撃砲がある。
銃火器は使用するたびに耐久度が落ち、ジャムを起こしやすくなっていき、それでも使い続けると暴発して使用不能となる。ジャムが起きると排莢作業がおこり、その武器での攻撃が数秒間おこなえなくなり、敵に隙を与えることとなる。ジャムが起こっても別種類の武器に切り替えれば、隙を与えることなく応戦できる。
手持ちの武器が足りなくなったり、交換の必要が敵が落とした武器も拾って使用できる。敵の武器は初めから耐久度が低く、ジャムを起こしやすい。
新しい武器はダイヤを使って購入することとなる。武器屋で購入した武器は耐久度が高く、ジャムを起こしにくい。1度購入した武器は、武器屋で何度でも新しい(耐久度の高い)ものに交換できる。武器屋や隠れ家に武器ボックスが置かれており、あらかじめその中に武器を入れておくと、武器の交換が必要になった時に武器ボックスから武器を取り出して使える。
車や検問所に設置されている固定機銃も使用できる。持ち運びは出来ないが、弾数が無限でジャムも起こさない。ただし、連続して撃ち続けると銃身が過熱し、一時的に使用不能となる。
武器屋で特定マニュアルを購入することにより、武器の性能や乗り物の修理能力を上げることができる。
[編集] 登場する武器
ゲーム中に登場し使用できる武器は、以下のものがある。
- ピストル
- Makarov、Star.45、Eagle.50、Silent Makarov 6P9
- サブマシンガン
- Uzi、MP5、MAC-50
- ショットガン
- SPAS12、Homeland-37、U.S. AS12
- アサルトライフル
- AK-47、FAL Paratrooper、AR-16、G3KA4
- スナイパーライフル
- ドラグノフ狙撃銃、AS50、M1903、ダートライフル
- 軽機関銃
- PKM、M249(携行型と車載型の二つが登場)
- グレネードランチャー
- MGL140、M79、Mk19(車載)
- ロケットランチャー
- RPG-7、Carl G
- 重機関銃
- M2(車載)
- 火炎放射器
- LPO-50
- 迫撃砲
- Type 63 Mortar
- 爆薬
- IED
- 照明弾
- フレアピストル
- 手榴弾
[編集] ミッション
UFLL、APR、地下組織、携帯電話アンテナからミッションを受けることができる。任務内容は、UFLLとAPRでは報酬であるダイアは前払いで貰えて、地下組織やアンテナでは任務完了後に支払われる。任務中の行動によって、国の情勢に変化を与えることができる。
[編集] マラリア
主人公はマラリアにかかっており、一定時間が経過すると発作が起こる。発作中は視界が揺らいで変色して見づらくなり、攻撃もできなくなる。マラリアの薬を持っていれば、それを服用するとすぐ発作が止まる。薬の残量が無くなると誰かから貰う必要があり、発作を無視して薬を飲まないままでいると倒れて、街の特定地点へ戻されてしまう。
[編集] バディ(仲間)
捕虜となっている人物を救出したり、協力を求めてくる人物を助けると、主人公の仲間(バディ)になってくれる。バディがいると、ライフが無くなってもある程度離れた場所まで担いで搬送してくれたり、ミッションの中でスマートな解決策(主人公が危険を冒す必要が下がる)を提案してきたり、バディ専用ミッションを受けられるようになる。
また任務中にバディが瀕死で倒れると、治療して助ける・安楽死させる・見捨てるのどれかを選択することとなる。治療すればそのバディは死なず、以降も継続して主人公を援助してくれる。安楽死させたり見捨てたりすると、そのバディは以降から登場しなくなり、救援も受けられなくなるため基本的に治療するのが普通であるが、治療薬を短時間に過剰に投与しすぎたりするとオーバードースで死亡することもある。
[編集] マップ
街、検問所、隠れ家、道路、密林、川、岩地、山、砂漠、サバンナなど、アフリカの多彩な地形がある。様々な場所にダイヤ入りケースが隠されている。ゲームを進行させていくと、武器商人ジャッカルの会話が録音されたテープを、見つけることができるようになる。ダイヤやテープが近くにあるとGPSに緑色のランプが点滅し、それを手掛かりに探すこととなる。GPS受信機のモデルはPrecision Lightweight GPS Receiver。草木がある場所で火がつくと、火事となって回りに燃え広がり、あとには平坦な焼け跡が残る。
[編集] 乗り物
広大で多彩な地形のマップを、高速で移動するための乗り物を使うことができる。2ドア車、ジープ、バギー、トラック、船、グライダーがある。敵の攻撃などを受けると乗り物はダメージを受け、移動速度が遅くなる。耐久度が無くなるまでダメージを受けると、その乗り物は爆破して使用不能になる。
乗り物がひっくり返ったり、動けなくなる場所に挟まったりすると、その乗り物は使用できなくなる。車で敵をはねたり意図的に爆破させると、敵を一撃で倒せるので攻撃手段としても有効である。乗り物は各地に置かれており、自由に使用できる。
また、バスを使えば、ゲーム内時間はかなり経過してしまうが、一瞬で特定のバス停へ移動できる。敵の襲撃も受けず、移動の手間もかからず、移動後にはセーブもできるので、離れた場所へ移動するのに有効となる。
[編集] 登場する乗物
- アサルトトラック (Land-Rover Defender)(テクニカル)
敵の偵察車両。M249、Mk19 自動擲弾銃、ブローニングM2重機関銃 の搭載したタイプが存在する。 数箇所の検問所、主人公の各隠れ家前に置かれている。
高級感があるジープ。速度もそこそこ出る。敵兵が運転している以外に非武装地帯と一部バス停に駐車されている。
車両上部が開いているタイプ。敵兵が運転している場合がある。
- ジル・130(ビッグトラック)
速度は遅いが耐久性は比較的高い上にドライバーが被弾しにくい。 敵が武器輸送用に使用している他は一部箇所に駐車されている。
- バギー(Chenowth FAV)
速度は速いが耐久性が低い。一部バス停に駐車されている。
- 日産・チェリー(Datsun Cherry Coupé)
敵が運転している他、数箇所の検問所、バス停にもある。また一部道路に放置されている。
- MAN SL 200
路線バス。プレイヤーは運転は出来ないが、客として乗車でき、指定場所まで移動できる。
- プロペラ船
巡回船。敵が乗っている。機関銃を装備。
敵が使用。
一部地域にある。
[編集] マルチプレイヤー
Xbox LIVEに接続して、他のプレイヤーと対戦することができる。様々なルール・マップ・条件を設定して対戦できる。最大16人で対戦可能。対戦をこなしていくと、XPと呼ばれる経験値が手に入り、一定のXPが溜まるとダイヤが手に入る。対戦で使用する武器は、ダイヤを使って入手できる。
- デスマッチ
自分以外の全てのプレイヤーが敵となり倒した相手の数を競い合う。
- チーム・デスマッチ
参加プレイヤー達が勢力APRとUFLLの2チームに分かれて倒した相手チームの数を競い合う。
- ダイヤモンド・キャプチャー
APRとUFLLの2チームに分かれて相手チームの陣地に置かれているダイヤモンドを奪い自チームの陣地へ持ち帰る。他のFPSゲームに良くあるキャプチャー・ザ・フラッグと同じルール。
- アップライジング
APRとUFLLの2チームに分かれて拠点A、B、Cの3つの拠点を占領し、その状態で相手チームの隊長を倒すと勝利する。なお拠点を占拠できるのは隊長にあたるプレイヤーのみ。 プレイ中に「隊長を変更する」に投票をし、プレイヤー過半数の賛成が得られれば隊長は他の誰かしらにランダムで変更される。この機能はゲームに慣れていないプレイヤーが自軍チームの隊長で、勝敗が危うい場合などに使われる場合も多い。
[編集] マップコミュニティ
対戦用のマップを、マップエディタにて自分で自由に作成することができる。Xbox LIVE/PSNに接続すれば、自分が作成したマップをアップロードして他のユーザーに遊んでもらったり、他のユーザーが作成したマップをダウンロードして自分が遊べる。
[編集] マップエディタ
用意された広大なマップ上の部分的な高さの調整をし山や谷を作ることができ、またマップ上の水位を調整して川や池などを作ることができ、風景の天候状態や時間帯を細かく設定できる。また新しいマップを制作し始める際に、自然環境生成システムを使用してエディットの基となるマップを自動的に木々が自然な配列に配置される森林や岩山や川辺などの自然らしい環境にすることができる。用意されたオブジェクトは、あらゆる建造物や車両・植物や家具など膨大な数におよぶ。また作ったゲームはマルチプレイの全てのルール(デスマッチ・チームデスマッチ・ダイヤモンドキャプチャー・アップライジング)に対応させることができる。
[編集] 現地取材
- ゲーム開発チームは、2007年7月に12日間の日程で、ケニアとタンザニアのサバンナを訪れた。チームは、現地滞在中に100枚に及ぶ風景の撮影、音声の録画、現地の住民との会話を行った。また、タンザニアのセレンゲティ国立公園を訪問した。
[編集] 日本語版
- 日本語と英語対応だが字幕機能はない。
- 日本でのプロモーション・キャッチコピーは「人はアフリカで野生に還る(かえる)!」で、舞台であるアフリカはオープンワールドとなっており自由に探索できる。ゲーム雑誌、週間ファミ通2008年12/5・12合併号にてシルバー殿堂入りとなったゲームでもある。
- 初回購入特典にはタクティカルマップ(ゲーム内マップと登場武器や車両、そして簡単な攻略方法等が書いている)がついている。