FUJIYAMA

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FUJIYAMA

FUJIYAMA(フジヤマ)は、山梨県富士吉田市にある遊園地富士急ハイランドの大型ローラーコースターのひとつ。1996年7月17日開業。当時のキャッチフレーズは「天国に一番近いコースター」など。

概要[編集]

名称は日本一高い山「富士山」から。開業当初、高さ、巻き上げ高さ、落差、最高速度の4項目で世界一を誇り、1997年度のギネスブックに掲載された。ドドンパええじゃないか高飛車と共に、富士急ハイランドを代表する「4大コースター」となっており、開業から15年以上経った現在でも同園人気ナンバーワンのアトラクションとして君臨している。また、夜間営業時にはライトアップされ「FUJIYAMA II」となる。一時期、出発時には係員とのハイタッチでスタートしていたが、現在は手を振るのみとなっている。到着時には係員が拍手で迎えてくれる。

コース途中にライドフォトカメラが設置されており、乗車後に「フジヤマ写真館」でフォト及びシールが購入できる。一時期は写真入りマグカップも販売していた。

コース概要[編集]

ファーストドロップ
79mの高さから70mの落差を一気に落下する。傾斜角度は65度、最下点では最高時速130kmに達する。
0゚カントカーブ
ファーストドロップ後の上り坂を駆け上がった後、左に180度水平にターンする。駅舎から最も離れた所で、FUJIYAMA唯一の休憩ポイント。富士山や青木ヶ原樹海がよく見える。
ブーメランターン
速度がついた状態で上昇した後右に傾き、180度Uターンしながら落下する。突入時にはFUJIYAMA最大の加重力(3.5G)がかかる。ライドフォトのカメラは落下時の右側にある。
90゚カントカーブ
車両が90度右に傾き、地面すれすれを猛スピードで180度ターンする。
サーフィンコース
アップダウンと左右のターンを組み合わせたレイアウト。FUJIYAMAで最も激しい部分。

車両[編集]

開業当初まで、大型コースターでは高い背もたれと肩まで覆うショルダーハーネスが備えられた車両が主流の中、低い背もたれにシートベルト、腰のみを固定するバーと、ハイスペックながらも比較的軽装備な車両が採用された。車両のデザインは炎をイメージしたもの。

開業当初は赤、青、黒の3編成で、それぞれオレンジ色の炎が描かれたデザインだった。2002年8月には1億5000万円をかけて金箔3kgを車両全体に貼り付けた「フジヤマ金太郎」、2003年10月には1億円をかけて鏡面状に磨き上げた銀箔1kgを貼り付けた「フジヤマ銀次」、2006年4月にはオープン10周年を記念して共に結成10周年を迎えた氣志團とのコラボによる1年限定車両「フジヤマ氣志團號」が誕生した。なお、氣志團號は先頭の10周年マークや氣志團メンバーのイラストが消され、しばらく運行していた。2009年7月には2代目金太郎、銀次が導入された。なお、初代金太郎の先頭車両のみ、ドドンパの加速トンネル付近にフォトスポットのオブジェとして置かれている。2013年4月13日には、全面鏡面シートを施した「フジヤマ鏡子(きょうこ)」が導入された。

夏期と冬期では、異なる車輪を使っている。特に冬場は、ホームにあるヒーターによって車輪を暖めることで、抵抗を抑えるようにしている。

その他[編集]

  • 1983年にオープンした「ムーンサルトスクランブル」から13年振りとなる大型コースター。かつてコース全長が世界一としてギネスに認定された「ジャイアントコースター」と差し替えでオープンした。そのため、ジャイアントコースターの跡地(現在トーマスランドと戦慄迷宮4.0)とは別の場所に建設された。
  • オープンするにあたり、設計上は人間が耐えられるとされていたが、確認するために自衛隊の隊員(パイロット)に試乗を依頼したとのこと。
  • FUJIYAMAという名称は、一般公募によって決定された。
  • FUJIYAMAの開業を期に大型コースターが5年置きに建設されており、、2001年にはドドンパ、2006年にはええじゃないか、2011年には高飛車がオープンしている。
  • 駅舎に「Chicken Way」という逃げ道があり、乗車直前に逃げることが出来る。
  • 巻き上げ中は20mから、10mごとに高さを示す看板が立てられている。頂上を示す79mの看板には、かつてギネスに認定された事が記されている。
  • 過去に行われた「冬の絶叫祭り」では、絶叫の声量によってご褒美(FUJIYAMAにもう1周)やお仕置き(炭酸ガス噴射)をされたり、コース途中に設置されたファイヤートーチから炎が噴き上がるといったイベントが行われた。
  • 巻き上げに使用しているチェーンの長さは、コースターの中では日本一長い。ちなみに巻き上げ式で世界一のコースター、ナガシマスパーランドのスチールドラゴン2000は、巻き上げに2本のチェーンを使用しており、途中でチェーンが切り替わる為、純粋な1本のチェーン自体の長さはFUJIYAMAの方が長い。
  • 2007年4月28日、走行中に強い向かい風を受け、走行していたライドがファーストドロップ後減速し、セカンドドロップの山をのぼりきれず逆走、一番低い地点で停止するというトラブルが起きている。

スペック[編集]

  • 最高速度 - 130km/h※
  • 最高部高度 - 79m※
  • 最大落差 - 70m※
  • 巻き上げ高さ - 71.5m※
  • 最大傾斜角 - 65度
  • 最大加速度 - 3.5G
  • コース全長 - 2045m
  • 所要時間 - 3分36秒
  • 定員 - 28名(4人乗り×7両)
  • 料金 - 1000円
  • 乗車規定 - 身長120cm以上、年齢63歳未満(小学2年生までは中学生以上の付き添いが必要)
  • 総工費 - 30億円
  • 製造メーカー - トーゴ

※は、1996年当時ギネス世界記録

関連項目[編集]

外部リンク[編集]