F1歴代記録
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フォーミュラ1(正式名称:FIA Formula One World Championship、略称:フォーミュラ・ワン、Formula One、F1)は、最もよく知られたモータースポーツのカテゴリーであり、その世界選手権も意味する。F1世界選手権は、国際自動車連盟 (FIA) が主催する自動車レースの最高峰で、四輪の一人乗りフォーミュラカーで行われる。
ここでは初年度から記録され続けてきた記録を掲示する。
歴代チャンピオン獲得回数
ドライバーズチャンピオン
(1950年~2015年)
順位 | ドライバー | 回数 | シーズン |
---|---|---|---|
1 | ミハエル・シューマッハ | 7 | 1994年, 1995年, 2000年, 2001年, 2002年, 2003年, 2004年 |
2 | ファン・マヌエル・ファンジオ | 5 | 1951年, 1954年, 1955年, 1956年, 1957年 |
3 | アラン・プロスト | 4 | 1985年, 1986年, 1989年, 1993年 |
セバスチャン・ベッテル | 2010年, 2011年, 2012年, 2013年 | ||
5 | ジャック・ブラバム | 3 | 1959年, 1960年, 1966年 |
ジャッキー・スチュワート | 1969年, 1971年, 1973年 | ||
ニキ・ラウダ | 1975年, 1977年, 1984年 | ||
ネルソン・ピケ | 1981年, 1983年, 1987年 | ||
アイルトン・セナ | 1988年, 1990年, 1991年 | ||
ルイス・ハミルトン | 2008年, 2014年, 2015年 | ||
11 | アルベルト・アスカリ | 2 | 1952年, 1953年 |
ジム・クラーク | 1963年, 1965年 | ||
グラハム・ヒル | 1962年, 1968年 | ||
エマーソン・フィッティパルディ | 1972年, 1974年 | ||
ミカ・ハッキネン | 1998年, 1999年 | ||
フェルナンド・アロンソ | 2005年, 2006年 | ||
17 |
- ドライバーズチャンピオンを獲得したドライバーは32人いる。そのうち2年連続で獲得したドライバーは9人おり、3年以上連続はファン・マヌエル・ファンジオ、ミハエル・シューマッハ、セバスチャン・ベッテルの3人だけである。
- 太字は2016年のF1世界選手権に参加しているドライバー及びコンストラクター(以下同じ)
コンストラクターズチャンピオン
(1958年~2015年)
順位 | コンストラクター | 回数 | シーズン |
---|---|---|---|
1 | フェラーリ | 16 | 1961年, 1964年, 1975年, 1976年, 1977年, 1979年, 1982年, 1983年, 1999年, 2000年, 2001年, 2002年, 2003年, 2004年, 2007年, 2008年 |
2 | ウィリアムズ | 9 | 1980年, 1981年, 1986年, 1987年, 1992年, 1993年, 1994年, 1996年, 1997年 |
3 | マクラーレン | 8 | 1974年, 1984年, 1985年, 1988年, 1989年, 1990年, 1991年, 1998年 |
4 | ロータス | 7 | 1963年, 1965年, 1968年, 1970年, 1972年, 1973年, 1978年 |
5 | レッドブル | 4 | 2010年, 2011年, 2012年, 2013年 |
6 | クーパー | 2 | 1959年, 1960年 |
ブラバム | 1966年, 1967年 | ||
ルノー | 2005年, 2006年 | ||
メルセデス | 2014年, 2015年 | ||
10 | ヴァンウォール(1958年), BRM(1962年), マトラ(1969年), ティレル(1971年), ベネトン(1995年), ブラウンGP(2009年)(各1回) |
- チームの国籍でチャンピオン獲得回数が1番多いのはイギリスで33回。次がイタリアで16回だが、16回全てをフェラーリが獲得している。
- 連続獲得回数が最も多いのはフェラーリの6回(1999年~2004年)である。
優勝回数
ドライバー
(1950年~2015年)
- ※印は1950~1960年のインディ500で優勝したドライバー
- 最年少優勝:セバスチャン・ベッテル - 21歳73日(2008年イタリアグランプリ)
- 最年長優勝:ルイジ・ファジオーリ - 53歳22日(1951年フランスグランプリ)
- デビューから最速優勝:ジャンカルロ・バゲッティ - 1戦目(1961年フランスグランプリ)
(注)F1最初のレースのため全員がデビュー戦となる1950年イギリスグランプリは除外 - デビューから最遅優勝:マーク・ウェバー - 132戦目(2009年ドイツグランプリ)
- 年間最多優勝:ミハエル・シューマッハ - 13勝(2004年)
- 連続優勝:セバスチャン・ベッテル - 9連勝(2013年ベルギーグランプリ-2013年ブラジルグランプリ)
コンストラクター
(1950年~2015年)
- 10勝以上
順位 | 回数 | チーム |
---|---|---|
1 | 224 | フェラーリ |
2 | 182 | マクラーレン |
3 | 114 | ウィリアムズ |
4 | 81 | ロータス |
5 | 47 | レッドブル |
6 | 36 | メルセデス |
7 | 35 | ブラバム ルノー |
9 | 27 | / ベネトン |
10 | 23 | ティレル |
11 | 17 | BRM |
12 | 16 | クーパー |
13 | 10 | アルファロメオ |
ポールポジション回数
ドライバー
(1950年~2015年)
- Top10まで
順位 | 回数 | ドライバー |
---|---|---|
1 | 69 | ミハエル・シューマッハ (1991~2006、2010~2012) |
2 | 65 | アイルトン・セナ (1984~1994) |
3 | 57 | ルイス・ハミルトン (2007~) |
4 | 46 | セバスチャン・ベッテル (2007~) |
5 | 33 | ジム・クラーク (1960~1968) アラン・プロスト (1980~1991、1993) |
7 | 32 | ナイジェル・マンセル (1980~1992、1994~1995) |
8 | 29 | ファン・マヌエル・ファンジオ (1950~1951、1953~1958) |
9 | 26 | ミカ・ハッキネン (1991~2001) |
10 | 24 | ネルソン・ピケ (1978~1991) ニキ・ラウダ (1971~1979、1982~1985) |
コンストラクター
(1950年~2015年)
- Top10まで
順位 | 回数 | チーム |
---|---|---|
1 | 208 | フェラーリ |
2 | 155 | マクラーレン |
3 | 127 | ウィリアムズ |
4 | 107 | ロータス |
5 | 57 | レッドブル |
6 | 53 | メルセデス |
7 | 51 | / ルノー |
8 | 39 | ブラバム |
9 | 15 | / ベネトン |
10 | 14 | ティレル |
ファステストラップ回数
ドライバー
(1950年~2015年)
- Top5まで
順位 | 回数 | ドライバー |
---|---|---|
1 | 77 | ミハエル・シューマッハ |
2 | 42 | キミ・ライコネン |
3 | 41 | アラン・プロスト |
4 | 30 | ナイジェル・マンセル |
5 | 28 | ジム・クラーク ルイス・ハミルトン |
コンストラクター
(1950年~2015年)
- Top5まで
順位 | 回数 | チーム |
---|---|---|
1 | 233 | フェラーリ |
2 | 152 | マクラーレン |
3 | 133 | ウィリアムズ |
4 | 71 | ロータス |
5 | 47 | レッドブル |
連続ポイント
- 最多連続ポイント:キミ・ライコネン (27戦連続) 2012年バーレーングランプリ-2013年ハンガリーグランプリ
その他の記録
項目 | 記録 | 備考 |
---|---|---|
リタイヤ台数最多のレース | 25台 | 1951年インディ500 (33台出走) |
リタイヤ率最大のレース | 85.7% | 1996年モナコグランプリ (21台出走中18台がリタイヤ) |
リタイヤが最も少なかったレース | 0台 | 1961年オランダグランプリ (15台全車完走) 2005年イタリアグランプリ (20台全車完走) 2005年アメリカグランプリ (6台全車完走) 2011年ヨーロッパグランプリ (24台全車完走) 2015年日本グランプリ (唯一のリタイヤとなったフェリペ・ナッセが90%以上走行したため完走扱いとなったことにより、20台全車完走となる) |
完走台数が最も少なかったレース | 3台 | 1996年モナコグランプリ (21台中、チェッカーを受けたのは僅か3台。7台が完走扱い) |
完走扱い台数が最も少なかったレース | 4台 | 1966年モナコグランプリ (16台出走) |
完走台数が最も多かったレース | 24台 | 2011年ヨーロッパグランプリ (24台出走) |
ピットストップ最多のレース | 88回 | 2011年ハンガリーグランプリ |
ピットストップ最少のレース | 0回 | 1961年オランダGP |
1位の変動が最も多かったレース | 40回 | 1965年イタリアグランプリ |
オーバーテイク最多(ドライレース) | 126回 | 2011年トルコグランプリ |
オーバーテイク最多(ウェットレース) | 144回 | 2012年ブラジルグランプリ |
オーバーテイク最少のレース | 0回 | 2003年モナコグランプリ 2005年アメリカグランプリ |
決勝出走台数最多のグランプリ | 34台 | 1953年ドイツグランプリ |
決勝出走台数最少のグランプリ | 6台 | 2005年アメリカグランプリ |
僅差の勝利 | 0.01秒 (1/100秒計測時代)[1] |
1971年イタリアグランプリ ( ピーター・ゲシン 。 ロニー・ピーターソンに対して) 1位~3位 (0.09秒); 1位~4位 (0.18秒); 1位~5位 (0.61秒)の僅差も歴代記録となっている。 |
0.011秒 (1/1000秒計測時代) |
2002年アメリカグランプリ ( ルーベンス・バリチェロ 。 ミハエル・シューマッハに対して) | |
2位以下を圧倒した勝利 | 2周 | 1969年スペイングランプリ ( ジャッキー・スチュワート。 ブルース・マクラーレンに対して) 1995年オーストラリアグランプリ ( デイモン・ヒル。 オリビエ・パニスに対して) |
4分54.0秒 | 1963年ベルギーグランプリ ( ジム・クラーク。 ブルース・マクラーレンに対して) | |
最も低い平均時速での勝利 | 74.844 km/h | 2011年カナダグランプリ ( ジェンソン・バトン) (大雨による約2時間の赤旗中断があったため) |
最も高い平均時速での勝利 | 247.585 km/h | 2003年イタリアグランプリ ( ミハエル・シューマッハ) |
1ラップ平均最速記録(フリー走行) | 262.242 km/h | 2004年イタリアグランプリ ( ファン・パブロ・モントーヤ[2]) |
1ラップ平均最速記録(予選) | 260.395 km/h | 2004年イタリアグランプリ ( ルーベンス・バリチェロ[2]) |
瞬間最大速度(全セッション含む) | 372.6 km/h | 2005年イタリアグランプリ ( ファン・パブロ・モントーヤ[3]) |
瞬間最大速度(決勝) | 370.1 km/h | 2005年イタリアグランプリ ( キミ・ライコネン) |
レース時間最短のグランプリ | 14周, 24分34.899秒 |
1991年オーストラリアグランプリ (17周目に赤旗中止。競技としては14周終了時点の順位でレース成立) |
赤旗中断を除く最短レース | 1時間14分19.838秒 | 2003年イタリアグランプリ |
レース時間最長のグランプリ | 70周, 4時間4分39.537秒 |
2011年カナダグランプリ (大雨による約2時間の赤旗中断があったため) |
セーフティーカー出動回数最多レース | 6回 | 2011年カナダグランプリ |
予選中の赤旗中断最大回数 | 3回 | 2000年ブラジルグランプリ (コース上に設置された広告看板が落下したため)
2009年日本グランプリ (ハイメ・アルグエルスアリ、 ティモ・グロック、 ヘイキ・コバライネンのクラッシュによる) |
僅差のポールポジション | トップ3が 0.000秒以内 |
1997年ヨーロッパグランプリ (ジャック・ヴィルヌーヴ、ミハエル・シューマッハ、ハインツ=ハラルド・フレンツェン) |
レース数最多のシーズン | 20戦 | 2012年 |
レース数最少のシーズン | 7戦 | 1950年、1955年 |
最も早かった開幕戦 | 1月1日 | 1965年南アフリカグランプリ、1968年南アフリカグランプリ |
最も遅かった最終戦 | 12月29日 | 1962年南アフリカグランプリ |
脚注
- ^ 1981年以前は、多くのレースで1/100秒までしかタイム計測が行われていなかった。
- ^ a b “All time Formula One records”. F1Technical.net. 2010年11月14日閲覧。
- ^ “Montoya bate el récord de velocidad de un Fórmula 1” (Spanish). elmundo.es. Mundinteractivos (2010年9月3日). 2010年11月14日閲覧。
関連項目
- コンコルド協定
- モータースポーツ
- F1レギュレーション
- F1世界選手権ポイントシステム
- F1世界チャンピオンの一覧
- F1コンストラクターの一覧
- ドライバー一覧
- サーキット一覧
- F1選手権レースの一覧
- F1死亡事故一覧
- Formula One Paddock Club
外部リンク
- 公式サイト