ETN
ETN(Exchange-Traded Note)は、上場担当銀行が発行する上位、無担保、優先債務証券である。他の債務証券のように、ETNは満期日があり、発行者の信用によってのみバックされる。
ETNの日本語訳としては「上場債券[1][2]」、「上場投資証券[3][4]」、「上場有価証券[5][6]」、「上場債務証券[7]」、「指数連動債[8]」などがある。
ETNは投資家に対し様々な市場のベンチマークの利益へのアクセスを供給するように設定されている。ETNの利益は通常、市場のベンチマークまたは戦略の実行に関連づけられ、投資家の手数料はより少ない。投資家があるETNを購入する時、上場担当銀行は指数に反映された額を支払う約束をし、満期時に手数料を差し引く。そのようにしてETNはETF(上場投資信託)に比べて追加的リスクがある。信用格付けの低減、または仮に上場担当銀行が破綻した場合、ETNの価値は侵害されていく。つまりETFには現物の裏づけがあるのに対して、ETNには現物の裏づけがない。そのため、ETNを発行している会社の倒産リスクがある。
市場のベンチマークの実行に関連しながら、ETNは普通株またはインデックスファンドではないが、後者のいくつかの特性を有する。普通株のように、ETNは取引所で取引され、売り建てすることができる。インデックスファンドのように、それはベンチマーク指数の利益に関連づけられる。しかし債務証券として、ETNは実際には追跡するものを何も所有しない。
最初のETNは、「iPath Exchange-Traded Notes」として売り出され、2006年6月12日にバークレイズにより発行された。これはまもなくベアー・スターンズ、ゴールドマン・サックス、スウェーデン輸出信用銀行が後に続いた。2008年に、更に新たな発行者が独自の商品を携えその市場に参入した。これらに含まれるのはBNPパリバ、ドイツ銀行、UBS、リーマン・ブラザーズ、モルガン・スタンレー、クレディ・スイスである。2008年4月の時点で、異なる指数を追跡する9つの発行者からの56のETNがある。ETNの人気は主に投資家に提供する利益によるものである。
関連項目[編集]
- リンク債(指標連動有価証券)
脚注[編集]
- ^ http://veritas.nikkei.co.jp/wallcity/index.aspx?id=MS2N1103I 12042008 「商品上場債券(ETN)が米国で成長=シカゴ・野毛洋子(08/4/12)」 - 日経ヴェリタス 2008年4月12日
- ^ PAN; ETF - パンローリング株式会社
- ^ バークレイズ: 日本除くアジアで初のETN上場、今後商品拡充の計画 - ブルームバーグ 2009年12月15日
- ^ 時事通信社『バロンズ拾い読み』2009/04/05発売号 - 富士山マガジンサービス
- ^ キーパーソンが占う09年のETF動向、401k向けETFの拡充など焦点に=米モーニングスター - モーニングスター 2009年1月29日
- ^ 時事通信社『バロンズ拾い読み』2009/01/18発売号 - 富士山マガジンサービス
- ^ 時事通信社『バロンズ拾い読み』2009/09/13発売号 - 富士山マガジンサービス
- ^ 初心者でもよくわかる 海外ETF基礎講座 株式会社マルコポーロXTF Japan - SBI証券