ENERGA ライフルグレネード

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Super Energa
ENERGAグレネード。訓練用模擬弾なので青色に塗装されている。
種類 対戦車ライフルグレネード
原開発国 ベルギーの旗 ベルギー
運用史
関連戦争・紛争 朝鮮戦争など
開発史
開発者 エドガー・ウィリアム・ブラント[1]
製造業者 Mecar SA
諸元 (HEAT-RFL-75)
重量 765 g
全長 425 mm
直径 75 mm

初速 75 m/s
最大射程 550 m (maximum)
200 m (effective)
弾頭 PETN
炸薬量 314 g[2]
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ENERGAライフルグレネードとは、1950年代初頭にベルギーで開発された対戦車ライフルグレネードである。アメリカ軍では朝鮮戦争で歩兵用対戦車兵器の欠如が原因で苦戦したことからM28ライフルグレネードとして採用された。初期には専用の発射機とセットで配備されたが、1952年以降は従来型のM7発射機を改良したもので運用が可能となった。1960年代まで運用されていたがM72 LAWなどの対戦車ロケット弾に更新された。開発元では改良したSuper ENERGAを開発しアフリカなどでは運用が継続されている。

Variant Length Weight Explosive fill Armor
penetration (est.)
Maximum
Range
Effective
Range
Energa 395 mm 645 g 331 g RDX & TNT 200 mm 300 m 100 m
Super Energa 425 mm 765 g 314 g PETN 275 mm 550 m 200 m
Denel R1M1 ~ 425 mm 720 g ? g RDX & Wax 275 mm 375 m 75 m

参照項目[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • (JIW) Ian Hogg. Jane's Infantry Weapons 1984-85, London: Jane's Publishing Company Ltd., 1984.

外部リンク[編集]