EMS (製造業)
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製造業におけるEMS(イーエムエス)とは、英語の"Electronics Manufacturing Service"の略であり、電子機器の受託生産を行うサービスのことである。
企業規模とは無関係に、自社では生産設備を保有せず(ファブレス)、製品の設計・開発や宣伝・販売といった自らの得意分野に経営資源を集中するビジネスモデルが広がりを見せており、この生産工程などを主体的に請け負う会社がEMSを行う企業である。1990年代から発達した業態であり、製造のアウトソーシングといえる。
分類 [編集]
その形態は、受託する業務内容によって以下の2つに大別できる。
- 設計は発注元が行い、生産のみを受託する:OEM
- 設計も含めて受託する:ODM(original design manufacturer)
EMSを行う企業には、EMS専業の他に、EMSとして受託生産を行いながら同様の技術を用いて自社の独自ブランドによって広く外販する企業もあり、逆に、EMSを受託生産するより部品レベルでは発注することが多い大手電機メーカーなども、他社の生産を請け負うことが日常的に行われているため、EMS企業という分類には曖昧な部分がある。
地域性 [編集]
このような業態を採る企業でも大手は、比較的、東アジアや東南アジアに偏在している。 日本の電子機器メーカーのケースでは、海外現地の中小も含めた製造業者や開発プロダクションなどに製造を委託するケースを、総称してEMSと呼んでいる。 日本国内のEMS専業の企業は、中小規模が非常に多く、特に実装系から出発して組立てまで受託する形態の企業が多い。
EMS大手企業の例 [編集]
- ホンハイ(台湾)
- フレクストロニクス(シンガポール)
- ジェイビルサーキット(米国)
- Wistron(台湾)
- セレスティカ (en:Celestica)(カナダ)
- シークス(日本)