三菱・eK

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eK(イーケイ)は三菱自動車工業が製造・販売している軽自動車。水島製作所(岡山県倉敷市)で製造されている。車名はExcellent K-Car(いい軽自動車)に由来する。

目次

[編集] 歴史

[編集] 初代(2001-2006年・H81W型)

三菱・eK(初代)
eKワゴン(前期型)
初代eKワゴン(前期型)と初代オッティの対比
メーカー {{{メーカー}}}
親会社 {{{親会社}}}
製造国 {{{製造国}}}
製造期間 2001年 - 2006年
設計統括 {{{設計統括}}}
デザイナー {{{デザイナー}}}
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドア軽セミトールワゴン
5ドアクロスオーバーSUV
ハイブリッド
エンジン 3G83型 直3 SOHC12V 657cc
モーター
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
最高出力 {{{最高出力}}}
最大トルク {{{最大トルク}}}
変速機 フロア5MT
コラム3AT
コラム4AT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション フロント:マクファーソンストラット
リア:3リンクコイル
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,550 - 1,600mm
最低地上高 {{{最低地上高}}}
ホイールベース 2,340mm
車両重量 790 - 910kg
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
総重量 {{{総重量}}}
最大積載量 {{{最大積載量}}}
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
燃費 {{{燃費}}}
共通のプラットホームを使用する車 日産・オッティ
三菱・ミニカ
三菱・トッポBJ
別名 {{{別名}}}
先代
後継 {{{後継}}}
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
車台共有車 {{{同車台}}}
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-

2001年10月11日、発表・同日、eKワゴンの販売開始。初代eKワゴンの生みの親は、相川哲朗である。eKワゴンがデビューする11年前の1990年に発売された、車高の高い軽ワゴンの先駆けであるミニカトッポ生みの親でもある。eKワゴンの初期のカタログには開発フィロソフィーと称して、本人からのメッセージが掲載された。

2002年9月2日、eKスポーツを追加、販売開始。

2003年5月26日、eKクラッシィを追加、販売開始。

2004年5月25日、eKアクティブを追加、販売開始。

2004年12月20日、全モデル初の大幅なマイナーチェンジを実施。「M」グレードに5速マニュアルミッションを追加。

2005年6月8日日産自動車に対し、ワゴン・スポーツのOEM供給開始。同社はオッティと命名し発売。

2005年12月20日、eKワゴン・eKスポーツ・eKアクティブがマイナーチェンジ。eKクラッシィ販売終了。

2006年9月13日、eKアクティブ販売終了。

初代モデルはシンプルかつプレーンなデザインが評価され、デビュー年次の2001年グッドデザイン賞(商品デザイン部門)では軽自動車で唯一受賞を果たした。

[編集] eK・WAGON(eKワゴン)

eKシリーズで初めに販売された車種。基本メカニズムをミニカおよびトッポBJから流用し、当初はコラム式3速ATのみの設定、ルームライトやミラーをダイハツのムーヴの部品をそのまま流用して装備する等、割り切った仕様により安価を実現。ベーシックで性別や年齢を問わないデザインや、同時期に発売されたSUVのエアトレック同様機械式駐車場に入る1,550mmに抑えた全高が特徴。また、三菱の販売チャネル統合前はカープラザ店で取り扱っていた唯一の軽自動車でもあった。

2004年12月に行われたマイナーチェンジでは、5速マニュアルトランスミッションの追加(「M」系グレードのみ)、デザインの変更、エンジンのドライバビリティ性の向上、快適装備が追加されるなど、質感を高めた。

2005年10月に倉敷ナンバーのご当地ナンバー認証を記念した特別仕様車「eK倉敷」を地域限定で100台限定販売を行なった。ボディーカラーに倉敷市の特産品であるマスカットをモチーフとした「マスカットグリーン」を用意したほか、「く:空気清浄 (バイオクリアフィルター)」「ら:ラゲッジマット」「し:シートアンダートレイ」「き:キーレスエントリーキー」を標準装備としていた。センターメーターが採用されている。

MT車をラインアップしている[1]

eKワゴン(後期型)


[編集] eK・SPORT(eKスポーツ)

eKシリーズのスポーツモデル。スポーティーな外観に仕立てている。アナログスピードメーターのみのワゴンと違ってデジタルスピードメーターとアナログタコメーターを装備する。自然吸気エンジンのほかeKシリーズで初となるターボエンジン、レカロシートがラインナップされた。トランスミッションはすべてコラム式4ATを採用しており、MTは開発段階から未採用となっている。

eKスポーツ eKスポーツ
eKスポーツ


[編集] eK・CLASSY(eKクラッシィ)

eKシリーズの上質系クラシックモデル。外装をクラシック調にしたほか各種装備を上質な物にしてeKワゴンと差別化を図っている。エンジンは自然吸気エンジンのみとなる。2005年12月に販売終了。

2003年に関西地区限定で阪神タイガースエディッションが販売された(限定203台)。黄色いボディカラーに "HANSHIN Tigers" ロゴのストライプ、開扉時に六甲おろしのメロディが流れる「六甲おろしオルゴール」などを装備していた。

eKクラッシィ eKクラッシィ
eKクラッシィ


[編集] eK・ACTIVE(eKアクティブ)

eKシリーズのクロスオーバーSUVモデル。軽自動車クラスでは唯一、正式なクロスオーバーSUVとして発売された[2]。メーター周りはeK・SPORTと同じ。最低地上高のアップや大型のバンパー、大径タイヤ、ビルトインタイプのルーフレールなどが特徴。エンジンは自然吸気エンジンとターボエンジンがある。eKワゴン/eKスポーツのフルモデルチェンジと同時に販売終了。

ekアクティブ ekアクティブ
ekアクティブ


[編集] 2代目(2006年- ・H82W型)

三菱・eK(2代目)
eKワゴン(前期型)
リア
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メーカー {{{メーカー}}}
親会社 {{{親会社}}}
製造国 {{{製造国}}}
製造期間 2006年 -
設計統括 {{{設計統括}}}
デザイナー {{{デザイナー}}}
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドア軽セミトールワゴン
ハイブリッド
エンジン 3G83型 直3 SOHC12V 657cc
モーター
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
最高出力 {{{最高出力}}}
最大トルク {{{最大トルク}}}
変速機 フロア5MT/インパネ3AT/4AT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:3リンクコイル
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,550 - 1,570mm
最低地上高 {{{最低地上高}}}
ホイールベース 2,340mm
車両重量 820 - 900kg
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
総重量 {{{総重量}}}
最大積載量 {{{最大積載量}}}
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
燃費 {{{燃費}}}
共通のプラットホームを使用する車 日産・オッティ
三菱・ミニカ
三菱・トッポ
別名 {{{別名}}}
先代 {{{先代}}}
後継
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
車台共有車 {{{同車台}}}
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-

2006年9月13日、フルモデルチェンジ。インテリアではコラムシフトインパネシフトに変更、助手席背もたれ部分にゴミ箱やトレーなどを追加装備できる「マルチポジションユーティリティー」を追加、エクテリアではフロントマスクのデザイン変更と、軽自動車初のLEDを用いたリヤコンビランプの採用を除き、初代モデルとほとんど変わらないキープコンセプトの外観となった。エンジン、サスペンション等も引き続き先代からのキャリーオーバーとなる為、前モデルのリファインモデルとも言える。駆動方式は、eKワゴン、eKスポーツ共に2WDまたは4WDから選択できる。軽トールワゴン、そして全高が1550mm以下の自動車としては世界初であるパワースライドドアを一部グレードで左側リアドアに装備。スライドドアは、かつて同社が発売していたRVRと同じボディー外側のレールが見えないインナーレール方式を採用し、リモコンでの開閉も行なえる。ただし、ヒンジドア仕様よりも開口部が狭いほか、給油口が同じ側にあるため、スライドドアを開けた状態では給油作業が不可能となる。ちなみに、スライドドア装着車は、グレードを示すアルファベットのあとに必ずSが付く。

2006年度グッドデザイン賞を受賞。

2007年9月6日、eKスポーツにスライドドアモデルを追加。また、eKワゴン/スポーツ共にセキュリティーアラーム機能などを備えたETACS機能の設定などの一部改良を実施。

2008年8月21日、一部改良。フロントフェイスを一新。MXグレード追加。

ekワゴン(後期型) ekワゴン(後期型) ekワゴン(後期型)
ekワゴン(後期型)
eKワゴン(後期型リア)
スライドドア仕様(前期型)



[編集] eKスポーツ

eKワゴンのスポーツモデル。デザインが異なるボリカーボネイト製フロントグリル、ディスチャージヘッドランプフロント/サイド/リアエアダムルーフスポイラーアルミホイール、ハイブリッドメーター(アナログ&デジタル)を標準装備とする。また、先代と同様にレカロシートをメーカーオプションで用意する。なお、14インチタイヤを標準装備とするグレード(R)は、全高が1,570mmとなるため機械式駐車場に入庫できない場合もある。当初eKワゴンで採用された電動スライドドアモデルは用意されていなかったが、後に追加された。

[編集] 脚注

  1. ^ OEMのオッティも同様にラインアップされている。
  2. ^ スズキ・Keiも実質的にはクロスオーバーSUVだが、スズキではセダンSUVの間を埋めるモデルとして扱っており、クロスオーバーSUVとは言いにくい部分もある。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ


[編集] 外部リンク

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