EB-5プログラム

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EB-5プログラムまたはEB-5ビザは、アメリカ合衆国において一定条件を満たす外国人投資家に対してグリーンカード永住権)を取得できるようにしたビザ取得プログラム。1990年の移民法(Immigration Act)で新たなカテゴリーとして制定された、2012年9月30日終了予定の時限法だったが、2015年9月30日まで延期した。

概要[編集]

EB-5プログラムで永住権を取得するには、連邦政府指定の地域センター(Regional Center)の投資案件事業に50万USドルまたは100万USドルを投資し、少なくとも10人の従業員の雇用をしなくてはならない。外国人はアメリカの永住権の早期取得を期待でき、投資対象事業者は複数の外国人投資家の資金を集めることで事業に資金を投下し、地域は雇用を創出することができる。

地域センターは各州の地域振興計画や雇用計画により設置されているが、全州にあるわけではない。センターが扱う投資対象事業も州によって異なり、重工業農業病院ITリゾート地、レストラン教育スタジアムコンベンションセンター居住エリア、インフラストラクチャー建設など様々。投資であるため事業の安全性が保証されているわけではなく、また事業内容やプログラム参加者募集業者の募集方法を監視する当局が定められていないという問題も存在する[1]

2012年9月30日までの時限法によるプログラムであるため、終了が予定されているが、このプログラムの恒久化を望む声があり、今後期限が撤廃もしくは変更される可能性がある。2015年9月30日まで延期した。

リーマンショック以降EB-5プログラムによる永住権取得が増えており、特に中国人は2009年度に2000件以上と突出している。同年度の韓国人取得者は903人、日本人は84人[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b ワールドビジネスサテライト 東京テレビ 2011年2月24日放映

関連項目[編集]

外部リンク[編集]