Dragon Age: Origins
| ジャンル | ロールプレイングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | Windows, Mac OS X, Xbox 360, PS3 |
| 開発元 | バイオウェア |
| 発売元 | エレクトロニック・アーツ スパイク (日本) |
| 人数 | 1人 |
| メディア | DVD Blu-ray Disc ダウンロード販売 |
| 発売日 |
Windows: |
| 価格 | Xbox 360・PS3: 8,190円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:D(17才以上対象) |
| 売上本数 | 320万本(世界での総売上)[1] |
『Dragon Age: Origins』は、バイオウェアによってWindows、Mac OS X、プレイステーション3およびXbox 360用に開発され、エレクトロニック・アーツによって2009年に発売された一人用ロールプレイングゲーム。日本語版は2011年1月27日にプレイステーション3とXbox 360でスパイクから発売された。
典型的な中世風ファンタジーの世界観であり、主人公は英雄の集団グレイ・ウォーデンの一人として、竜形の怪物アーチデーモンの地上侵攻を阻止するのが目的。ストーリーや会話に関する自由度の高さが最大の特徴。
発売元であるアメリカでは評価が高く、様々な賞を受賞している。2009年度のSpike Video Game Awardsでは最優秀PCゲームおよび最優秀RPGを受賞[2]、IGNからは2009年度のPCゲーム・オブ・ザ・イヤー[3]、Xbox 360 RPGオブ・ザ・イヤー[4]などを受賞した。
目次 |
システム [編集]
オリジンズ [編集]
プレイヤーは、主人公を自由にキャラクターメイクすることができる。選べる項目は、性別、種族(人間、エルフ、ドワーフ)、職業(戦士、ローグ、魔道士)、出自、顔、声など。自由なキャラクターメイキングは必ずしも珍しいことではないが、本作で特徴的な項目は、6つのオリジンズ(出自)(人間の貴族、メジャイ(魔道士)、ドワーフの貴族、ドワーフの平民、デイルズエルフ、シティエルフ)である。出自によって序盤のストーリーが全く異なるほか、以降のストーリーや会話の選択肢にも大きく影響していくことになる。
好感度 [編集]
仲間には好感度が設定されており、好感度が上がると能力値が上がったり特別なイベントが発生するなどの恩恵があるが、下がるとパーティーを離れていってしまう。好感度は、ギフトの贈与、会話の選択などで増減する。ある仲間の好感度を上げる選択が、別の仲間の好感度を大きく下げることが多々あり、プレイヤーの決断が問われる。一部の仲間は、好感度が高くかつ特定の条件を満たすと、主人公とロマンスを行うことができる。
戦闘 [編集]
戦闘はリアルタイムによって行われる。 基本的に仲間は事前に設定された作戦に従って自動行動を行うが、要所では、プレイヤーが時間を止めて、直接行動指示を出すことができる。 アクション性は少なく、戦術が非常に重視されるシステムになっている。 また、敵の数が有限であるために、いわゆる経験値稼ぎができず、 そのために計画的なキャラクターの育成が求められる。
ストーリー [編集]
セダスと呼ばれる世界は、およそ400年に一度、竜形の怪物アーチデーモンによって率いられた魔族ダークスポーンの軍勢に攻撃され、ブライト(破滅)の憂き目に合う。これまでに4度のブライトがあったが、そのたびにグレイ・ウォーデンと呼ばれる英雄らによって撃退されてきた。
本作の舞台は、竜の時代の30年、フェレルデンと呼ばれる小国である。前回のブライトから数百年がたち、人々はブライトを忘れかけていた。しかし、グレイ・ウォーデンの一人ダンカンはアーチデーモン降臨の徴候を嗅ぎとり、戦力強化のために、主人公を新しいウォーデンとして迎え入れる。さらに、ダンカンは、若く勇猛な王であるケイランと名将で英雄のロゲインを味方につけ、古都オスタガーにてダークスポーンの軍勢と対峙。全てはうまくいくかのように見えた。
だが、突如ロゲインが裏切り、また予想以上のダークスポーンの手数に、王の軍勢は苦戦。ケイランとダンカンは戦死し、軍勢は壊滅してしまう。唯一生き残ったフェレルデンのグレイ・ウォーデンは、主人公とアリスターのたった二人だけ。彼ら二人は、アーチデーモンとロゲインに対抗するため、絶望的な状況のなか、仲間と同盟軍を探す旅に出ることになる。
主要人物 [編集]
仲間 [編集]
- アリスター
- 主人公とともにオスタガーの戦いを唯一生き残った青年のグレイ・ウォーデン。主人公が女性の場合、ロマンス対象となる。かつてテンプル騎士団になるための教育を受けたことがあり、優れた戦士である。主人公を親友として信頼している。お調子者だが根は正義漢で、主人公にも真面目な行動や返答を求める。
- モリガン
- 伝説の魔女フレメスによって育てられた妖艶な女魔道士。変身使い。主人公が男性の場合、ロマンス対象となる。力の求道者であり、毒舌家。いわゆる善人的な行動は好まず、主人公には常識より実利を重視した行動を求める。その性格から反りが合わないメンバーが多いが、犬には優しさを見せるシーンも。公式DLCの一つ「ウィッチハント」で焦点が当てられる。
- 犬
- 大型のボクサー犬のような姿をした、マバリ種の戦闘犬。敵に対しては恐ろしい怪物であるが、飼い主である主人公やその仲間には賢く愛嬌のあるペットとなる。パーティー内のマスコット的存在。
- レリアナ
- 女ローグで、優れた弓使いであり、容姿端麗な吟遊詩人。主人公が男女どちらでもロマンス対象となる。一時、修道院にいたこともあって、信仰心が強く、主人公には良識ある行動を求める。公式DLCの一つ「レリアナの歌」では主役を務める。
- スタン
- 灰色巨人の種族であるクナリの男戦士。両手剣の使い手で、諸国に恐れられるクナリ族の名に恥じない卓越した武術を持つ。クナリ独特の哲学を持ち、観念的な会話が多い。武人肌で、主人公にも毅然とした行動を求める。好きなものは意外にも絵画。また、甘い物を好んだり小動物を可愛がる一面も持つ。
- ウィン
- フェレルデンのサークル・タワーで高位にある、老齢の女魔道士。精霊の癒し手で、回復魔法を得意とする。理知的で、主人公にも理性ある行動を求める。
- ゼブラン
- 悪名高き暗殺者集団「アンティヴァの黒カラス」に属するエルフの男ローグ。主人公が男女どちらでもロマンス対象となる。二刀流とアサシンの技のエキスパート。極度の楽天家で、冗談を好み、性的に奔放。主人公に強く反対することは少ない。
- オグレン
- ドワーフの勇猛な男戦士。巨大な両手斧を振るう狂戦士。豪放磊落で、好色で、酒飲みという典型的なドワーフ。地底回廊に探検に行ったまま戻ってこない妻を心配している。主人公に強く反対することは少ない。
- シェイル
- DLC「囚われし石像」で仲間になるゴーレム。モードを変えることで、様々な役割をこなすことができる。一般的なゴーレムとは違い、非常にお喋り。詳しい素性はあるメインイベントにパーティーに入れて連れて行くことで明らかとなる。
敵 [編集]
- アーチデーモン
- およそ400年に一度現れる、竜形の悪魔。それぞれは別の個体である。彼らは、かつては古き神々であったと言われるが、ダークスポーンの汚染により邪悪な怪物へと変貌する。ダークスポーンは普段は地底に潜んでいるが、復活したアーチデーモンに率いられると地上にブライト(破滅)と呼ばれる大侵攻を行い、そのたびに世界は破滅の憂き目にあう。アーチデーモンを倒すことが本作の究極目的。
- ロゲイン
- 「デイン川の英雄」と呼ばれる名将。老いてなお、軍略・武芸ともにフェレルデン随一である。数十年昔、マリク王とともに、フェレルデンを占領していた敵国オーレイをデイン川で打ち破り、独立を果たした。その功績により、平民出身でありながら、公爵の地位を手にした。オスタガーにおいて、ケイラン王とグレイ・ウォーデンを裏切り、フェレルデンの権力を握る。本作では、アーチデーモンとともに主要な悪役を演じるが、選択肢によっては、仲間につけることも可能である。
グレイ・ウォーデン [編集]
- ダンカン
- フェレルデンのウォーデン提督。本作のナレーションを務める。二刀流の使い手。経験豊富で、フェレルデン支部にいるウォーデンたちの精神的支柱である。フェレルデンはグレイ・ウォーデンの数が少ないため、ダンカンは積極的にリクルートを行っており、そのために国内では顔が広い。オスタガーで壮絶な死を遂げる。その遺品である二刀はDLCで手に入れることができる。