Don't Leave Me (B'zの曲)

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Don't Leave Me
B'zシングル
初出アルバム『The 7th Blues
B面 Mannequin Village
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル J-POP
ブルースロック
時間
レーベル BMGルームス
作詞・作曲 稲葉浩志(全作詞)
松本孝弘(全作曲)
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続、オリコン
  • 1994年2月度月間1位(オリコン)
  • 1994年3月度月間2位(オリコン)
  • 1994年度年間4位(オリコン)
  • 登場回数13回(オリコン)
  • B'z シングル 年表
    裸足の女神
    1993年
    Don't Leave Me
    (1994年)
    MOTEL
    (1994年)
    The 7th Blues 収録曲
    Don't Leave Me
    (1)
    Sweet Lil' Devil
    (2)
    ミュージックビデオ
    「Don't Leave Me」 - YouTube
    テンプレートを表示

    Don't Leave Me」(ドント・リーヴ・ミー)は、日本音楽ユニットB'zの14作目のシングル

    解説

    7thアルバム『The 7th Blues』からの先行シングル。

    このシングルから、松本の英語での表記が"TAKAHIRO MATSUMOTO"から現在の"TAK MATSUMOTO"に変更される。しかし、『The 7th Blues』の作曲のクレジットにはTAKAHIRO MATSUMOTOが使われている(プロデュースのクレジットにはTAKと表記)。また、「love me, I love you」までそれぞれ専用のB'zロゴマークが使われた。

    この頃は長期にわたるライブのためメディアへの露出が少なかった上に曲調がかなり暗い作品が目立ったため、このシングルのリリースの頃からB+U+Mを解体する「MOTEL」のリリースの時期までは「暗黒の時代」と言われた(現在はメンバー自身も1994年を「暗黒の時代」と呼んでいる)。

    8thシングル「LADY NAVIGATION」から7作連続で2週以上連続1位を獲得。先行シングルにも関わらず初動で80万枚近い数字を記録し、3作連続の初動70万枚越えとなり、2週目にはミリオンセラーとなる。B'zのシングルでは「LOVE PHANTOM」に次いで2番目の初動売上となり、累計売上も6番目のヒット曲である。

    参加ミュージシャン

    収録曲

    1. Don't Leave Me (4:23)
      前作「裸足の女神」までとは打って変わってブルース色を前面に出した曲。松本は「(『The 7th Blues』からの先行)シングルとして、今までの様なポップな曲も候補にはあったけど、そろそろ目先を変えたものが必要だと思うし、自分たちがいいと思った曲をあえてシングルにした」と述べており、歌詞は過去を振り返る孤独な男を表現した内省的なものとなっている。
      PVは、ロサンゼルスの郊外で撮影された。また『ミュージックステーション』で披露された際は、『The 7th Blues』収録の「おでかけしましょ」と共に演奏されており、この時から2人の立ち位置が変わり、稲葉が中央、松本が手前から見て右側と現在の立ち位置になっている。尚、ライブではイントロが延長され、1番サビに入る前にテンポが下がり、アウトロではブルースハープの代わりに稲葉が高音シャウトを連発することが定番となっている。
    2. Mannequin Village (3:42)
      田舎を捨てた主人公が華やかな都会の暮らしに溺れ、自分を見失っていくという歌詞。間奏に早口の語りが入る。元々はこの曲のバックトラックに『The 7th Blues』収録の「闇の雨」のボーカルラインがそのまま乗っているデモが制作されていたが、結果として全く別のメロディーに差し替えられ完成、2つの曲として独立した。
      未だにアルバム未収録で、2nd beat中心に選曲されたアルバム『B'z The "Mixture"』リリース時のインタビューで、何故この曲が収録されなかったのかを聞かれた際に松本は「ああ、あったねそんなのも」とすっかり存在を忘れていた様子であった。B'zの楽曲においてこの曲と「哀しきdreamer」の2曲のみ、8cmディスクでしか入手ができない。
      B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-』で久しぶりに演奏され、その際は間奏での語りが稲葉とサポートメンバーの大田紳一郎によるラップに変更され、その部分の歌詞も新たに書き下ろされた新バージョンでの披露となった。松本は、演奏した理由について「マニアの方達のリクエストにお応えして」と語っている。
      マネージャーの大河原氏がお気に入りの楽曲であることが会報で記されている。

    タイアップ

    収録アルバム

    Don't Leave Me

    ライブ映像作品

    Don't Leave Me

    Mannequin Village

    関連項目