DOS (OS)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

DOS(Disk Operating System、ドス、ディーオーエス)とは、コンピュータの分野で、ディスク装置を前提としたオペレーティングシステム(OS)のこと。現在ではパーソナルコンピュータ用の初期のOSである、MS-DOSや、MS-DOS系のOS(MS-DOS、PC DOSDR DOSなど)を総称して呼ぶ場合が多い。

目次

[編集] 概要

初期のコンピュータは、入出力は紙テープ・磁気テープ・プリンタなどであったため、「ディスク装置を管理できるOS」は比較的高度なものであった(OS/360#ファミリー も参照)。

しかし現在ではディスク装置は一般化したため、「ディスク管理など最低限の機能しか持たないOS」(例えば、グラフィック画面の制御や、マルチタスク機能や、標準の通信機能などは無い)、という意味にもなった。

[編集] 種類

  • DOS/360 - IBMメインフレーム用OSの1つ。1966年のDOS/360を起源にDOS/VS、DOS/VSE、VSE/SP、VSE/ESAを経て、現在のz/VSEがある。

[編集] 備考

[編集] CP/M

PC DOSやMS-DOS以前に普及していたマイクロコンピュータ向けのオペレーティングシステム。

[編集] APPLE II 用のDISK拡張機能

アップルコンピュータによるApple II用のDISK拡張機能。

PCでDOSという名称をもっとも早く使ったApple II用のDISK機能拡張もDOS3.xと呼ばれている。これはBASICに付加することを強く意識しているため、一見すると他のマシンで言うところのDISK-BASICのようだが、標準入出力(Apple IIは当時のPCには珍しく、ROM-OSレベルで標準入出力の概念を備えている)を通じて呼び出される独立した機能拡張である。すなわち、BASICのコマンド拡張であるDISK-BASICと異なりBASICからも標準入出力を通じて呼び出さなければならず、他方、BASIC以外の言語からも容易に呼び出すことができる。このようにDOS3.xはDISK-BASIC全盛期においてBASICから独立した独特の実装となっているが、結局はなんらかのプログラム言語の付加機能として機能することを前提としている点で、現在の一般的なDOSの概念とは異なると考えてよいだろう。

[編集] FLEX / OS/9

[編集] DISK-BASIC

Microsoft BASIC系のBASICインタプリタでは、フロッピーディスクの普及に伴い、インタプリタの拡張機能としてディスク関連機能が搭載されるようになった。これも、広義のDOSの一種と言うことができる。

当初はオプションであったが、フロッピーディスクさらにはハードディスクの普及の本格化に伴い、標準的な機能として含まれるようになった。MS-DOS等がDOSのデファクトスタンダードとしての地位を確立するまで、利用された。

DISK-BASICも参照。

[編集] F-DOS

SHARP製の開発ツール。

[編集] H-DOS

HUDSON製のDOS

[編集] S-OS SWORD

雑誌Oh!Xに掲載されたマシン語モニタ。 移植された対象では同じアプリケーションが動作する。 旧版ではテープのみをサポート。

[編集] MS-DOSとPC DOS

パーソナルコンピュータの世界ではマイクロソフトとIBMが共同開発した製品が特に有名で、単にDOSと呼ぶときはこれらの製品を意味することが多い。IBMのパーソナルコンピュータ用DOSであるPC DOSだけを限定的にDOSと呼ぶ場合と、IBMのPC DOSとマイクロソフトのMS-DOSを合わせてDOSと呼ぶ場合、更にはDR DOSなどのPC DOS/MS-DOS互換DOSも含めてDOSと呼ぶ場合もある。

ほとんど同じ製品なのでMS-DOSとPC DOSとはしばしば一緒に扱われるが、厳密にはMS-DOSはマイクロソフトの製品、PC DOSはIBMの製品である。マイクロソフトが主体となってマイクロソフトとIBMが共同開発した。Ver.5までは大きな違いがなかったが、Ver.6以降はマイクロソフトとIBMがOS共同開発契約を解消したため分化した。

→詳細はMS-DOSを参照

[編集] Mac OS

アップルコンピュータによるMacintoshシリーズ用のオペレーティングシステム。

GUIを本格採用したパソコン用OSとして高名だが、主たる補助記憶装置として磁気ディスクを用いる点ではDOSの一種とも言え、早い時期から高度なディスク操作機能を持っている。また、同時期のCUIのOSに比べてOSが必要とするディスク容量が大きかったことから、パソコン用としては早いうちからハートディスクを使用するファイルシステム(HFS)を持っていた。

現在はBSDの系譜から発展したMac OS Xに発展し、開発は終了している。

→詳細はMac OSを参照
この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています