DARK SOULS
| ジャンル | アクションRPG |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 3 |
| 開発元 | フロム・ソフトウェア |
| 発売元 | |
| 人数 | 1人(オンライン接続時最大4人) |
| メディア | Blu-ray Disc |
| 発売日 | |
| 価格 | 7,800円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:D(17才以上対象) |
| 売上本数 | 約13万7000本 (with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION)[2] |
| その他 | PlayStation Network対応 トロフィー対応 |
『DARK SOULS』(ダークソウル)は、フロム・ソフトウェアが発売したPlayStation 3用アクションRPGである。
目次 |
概要[編集]
2010年に開催された東京ゲームショウにて、『Demon's Souls』スタッフによる最新作として『PROJECT DARK』が発表され、後に『DARK SOULS』と正式に決定した。[3]。
タイトルが『Demon's Souls 2』ではないことについて、ディレクターの宮崎英高は「Demon's Souls 2を作りたくなかったといえば嘘になる。いろいろあってこの形になった」と語った。
数量限定特典として、紙製のフィールドマップと作中で使用される曲を収録したサウンドトラックが同梱される。
海外での販売については、 バンダイナムコゲームスが本作品の販売を受け持ち、Xbox 360版も同時発売される。また、限定版として『Dark Souls Collector's Edition』が用意される。
通常版と同価格ながら、ゲームガイドやオリジナルサウンドトラック、ビハインド・ザ・シーンズビデオ、スペシャル・ハードバック・アートブック、スペシャルアートブックが同梱される。
なお、日本ではXbox 360版と限定版『Dark Souls Collector's Edition』の発売予定はない。
国内で2012年10月25日に追加要素を備えた「Artorias of the Abyss edition」が、廉価版に同封される形とDLCで販売された。
「DARK SOULS II」が2014年発売予定。
システム[編集]
システムは基本的に『Demon's Souls』を継承。そこに新たなアクションを取り入れており、おなじみの高難易度は健在。 フィールドはシームレスで継続しており、ローディング画面をはさむことなく移動ができる。 プレイヤーは各地にある篝火で休むことにより、回復、エスト瓶(回復アイテム)の補給、獲得したソウルでレベルアップや武器の修理などができる。篝火で休めばそこが復活地点となり、死亡してもそこから再スタートすることが可能である。
篝火の大きさによって補給できる回復アイテムの数が定められており、「人間性」と呼ばれるパラメータを獲得し、篝火に捧げることで所持数制限の増加が可能となる。
『Demon's Souls』の場合は死亡すると、体力が半分のソウル体と呼ばれる状態で攻略しなければならないが、今作ではそのようなペナルティはない。しかし、死亡するとプレイヤーは亡者となり、外見がゾンビ化する。亡者状態では、オンライン要素の協力プレイや敵対プレイなどができない。元に戻るためには篝火で人間性を使い、肉体を取り戻す必要がある。
今作もプレイヤーキャラクターを自由に育成することができ、8つのパラメータを上げることでレベルアップし、その能力相応の武器や魔法の使用ができるようになる。また、今作では武器の強化に加え、防具の強化も可能になった。
オンラインプレイは『Demon's Souls』同様、直接的なコミュニケーションの必要の無い緩やかな繋がりをコンセプトに、他プレイヤーが残したメッセージの確認、他プレイヤーの幻影、血痕を調べることで他プレイヤーの死に様をリプレイしたりといったお馴染みのものから、篝火の伝播、ベイグラント(アイテムの漂流)、共鳴サインといったものも追加されている。 勿論、協力プレイ、敵対プレイという直接的なマルチプレイも用意されている。
ただしシステム周りや構成等は『Demon's Souls』とは大きく異なり、内容的には全くの別物である。 「一期一会」のオンラインプレイを意図してデザインされているため、フレンド登録された特定のプレイヤーを指定して召喚する機能はあえて実装されていない[4]。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
物語[編集]
霧に覆われ、古竜と呼ばれる朽ちることの無い竜達が支配していた遠い昔。
そこで突如発生した「最初の火」とよばれるそれは、無に近いその世界に様々な差異をもたらした。
熱さと冷たさと、光と闇と、生と死を。
そして、闇から生まれたものたちは、生命の源たるソウルから王のソウルを見出した。
「最初の死者ニト」「魔女イザリスとその娘達」「太陽の光の王グウィンと彼の騎士たち」そして、「誰も知らぬ小人」。
彼らは王の力を得て、支配者である古竜達に戦いを挑んだ。
グウィンの雷が岩のウロコを貫き、魔女の炎は嵐となり、死の瘴気がニトによって解き放たれた。
最後は古竜達を裏切った「白竜シース」の助力が決め手となり、古竜達は敗れ、王達の時代「火の時代」が始まり繁栄していった。
しかし、火の時代を支えていたはずの全ての始まりたる「最初の火」が消えかかり、
世界は再び霧に覆われ始め、夜ばかりが続き、
人々に不死の呪いの証「ダークリング」があらわれはじめ、患った人は「不死人」と呼ばれるようになった。
不死人はやがて考える器官を失い、誰とも構わず襲う「亡者」に変貌する。
そのためダークリングを患った者たちは、健全な人々から嫌われ、追放され、世界の終わりまで幽閉される運命にあった。
悲運な運命を背負う不死人達。
だが一方で、選ばれし不死人は幽閉の身から脱し、
王達が祀られる地「ロードラン」へ向かい、古い王達への巡礼を許されるという伝承があった。
世界観[編集]
本作の世界観は中世ヨーロッパ的ダーク・ファンタジーを基礎に「王と騎士のハイ・ファンタジー」「混沌の炎」「死と地の底」の三要素を拡大したものである。
ストーリーとは直接関係がない設定が多数あり、それら全ては獲得した武器やアイテムなどいったものの解説を見ることにより、プレイヤーにダークソウルの世界観を印象付けるようになっている。
- 最初の火
- 古竜達の世界で発生した火で、様々な要素を世界に流し込んだ根源。
- 火による世界の差異で発生した存在がグウィン達であり、彼らは後に王として古竜と対峙する。
- 劇中消えかかっており、その影響で空が霧に覆われ始め、霧に覆われた地域は夜のように暗くなっている。
- ソウル
- 生命の源と言われるもので、「最初の火」から発生したと言われている。
- 『Demon's Souls』同様、力の象徴であり、大きなソウルほど強大な力を持っている。
- 古竜
- 霧に覆われた世界で繁栄していた、かつての世界の王。
- 岩のウロコを持ち、朽ちることのない彼らは「最初の火」による差異で生まれた王達に滅ぼされ、すでにその数は無しに等しい。
- かつては白竜シースも古竜のひとつだった。
- 火の時代
- 古竜を滅ぼし、新たな王として君臨した世界をしめす言葉。
- 「最初の火」を崇拝し、それで安定的な世界を維持してきたが、現在はその火が消えかかり、終わりの時が近づいてしまっている。
- ロードラン
- 「最初の火」から王のソウルを見出したものたちが眠る地。
- 伝承によると選ばれた不死人がロードランの地に降り立ち、王たちの巡礼を許されるとされる。
- ダークリング
- 不死人の体表に現れる輪状の呪印で、ゲーム中でもアイテムとして使用できる。
- 音声では「Dark Sign」となっている。
- 不死人
- 「最初の火」が消えかかったことにより発症したといわれる、文字通り死ぬことができない人間。
- 不死人には必ず身体にダークリングと呼ばれるものが浮かび上がり、やがて思考を無くす亡者となる。
- 劇中で不死人は人の社会から完全に隔離された存在であり、永遠に牢に入れられる運命にある。
- 主人公も不死人の一人である。
- 人間性
- 黒い精という形でアイテムとして使用することができるが、その存在は未知な部分が多い。
- ゲーム中では肉体の獲得、篝火の強化などといったものに必要なもの。
登場人物[編集]
- 主人公
- 不死人であり、北の不死院で牢に入れられ、世界の終わりまでそこにいる運命になった人物。
- 不死院の牢獄に囚われていたが不死院の騎士の助けで牢を脱出する。
- 騎士から「不死の証は使命の証」「目覚ましの鐘を鳴らせ」という使命を託され、ロードランの地へ降り立つ。
- 不死院の騎士
- 主人公を牢獄から助けだした騎士で不死人。
- 自身がじきに亡者になることを悟り、主人公に使命とエスト瓶を託し、息絶える。
- 太陽の光の王グウィン
- 「最初の火」から王のソウルを見出し、「最初の火」を継いだ。
- 多数の騎士達を率いて古竜達を滅ぼし、火の時代を作り上げた先駆者的存在。
- 火継ぎに旅立つ前に、多くの一族にその力を分け与えた。
- 旅立つ彼に残されたのは、一振りの大剣と、力を失った王冠と、衣服のみであったと言われている。
- 魔女イザリスとその娘達
- 「最初の火」から王のソウルを見出した一人。
- 魔法を操り、炎の嵐で古竜を滅ぼしたものたち。
- 「最初の火」を自ら作り出そうとしたが、暴走した混沌の炎の業に巻き込まれ、多くの娘たちと共に異形と化したと言われている。
- ロードランには、今も彼女の娘が何人か存命している。
- 最初の死者ニト
- 「最初の火」から王のソウルを見出した一人。
- 人骨で構成された不気味な姿で、死の瘴気を放ち、古竜達を滅ぼした。
- 非常に光を嫌い、太陽の光が届かぬ暗闇に包まれた墓場に居を構えている。
- 白竜シース
- 古竜を裏切り、他の王と共に戦った竜。
- 古竜との戦いの後、グウィンから公爵の称号を与えられた。
- 他の古竜とは違い、ウロコを持っておらず、自らのウロコを作り出すために書庫に籠って研究に没頭したという。
- 「白竜シース」の名は同じ開発元の"キングスフィールドシリーズ"にも登場するが、物語としての関連はとくにない。
- 誰も知らぬ小人
- 「最初の火」から王のソウルを見出した一人。人間の祖。
- 誰も知らぬ小人は、他の王とは異なり「闇のソウル」を見出したとされる。
- ウーラシールの宵闇
- 遥か昔に滅びた王国の姫君、ウーラシールは母国の名前で宵闇が本名である。
- 遥か昔の人物であるが、結晶の魔物クリスタルゴーレムの体内に囚われ続け、長い年月を生きる。
- ウーラシールは魔術に秀でた国であり、すでに失われたウーラシールの魔術を教えてくれる。
- DLCは彼女の母国ウーラシールがなぜ滅びたのか知ることができ、
- 過去より彼女を求めた魔物が開いた空間を通ることで遥かな昔の世界へ移動でき、もう一つの物語を体験できる。
- 「竜狩り」オーンスタイン
- グウィン王に仕える王の四騎士の長。唯一存命している。
- 彼の象徴は「獅子」。着用している金色の鎧にもその意匠が見受けられる。
- 槍を武器として扱い、彼の十字槍は古竜の岩のウロコをも貫いたという。
- 武器や鎧に雷の力を纏っている。
- 「王の刃」キアラン
- グウィン王に仕える王の四騎士の紅一点。故人。
- 彼女の象徴は「雀蜂」。一対の曲剣と短刀を扱い、雀蜂の如き致命の一撃を繰り出す。
- 彼女の剣技はいっそ舞踏のようで、黄金の残像を残し、王の敵をことごとく抹殺したという。
- 彼女が付けている衣服は広く扱われているものだが、優しい白磁の仮面は彼女が望み、功績によって授けられた特別な品である。
- DLCの時代では生存しており、親友であるアルトリウスの死後、彼の魂を弔うために斃れた闘技場に現れる。
- 1輪の花を添えた小さな塚を作り、彼のソウルを渡すことで、自分にはもう不要な物と愛用の武器を譲ってもらえる。
- 「鷹の目」ゴー
- グウィン王に仕える王の四騎士のうちの一人。故人。
- 彼の象徴は「鷹」。鷹の目と呼ばれる鋭い眼光と巨大な体躯を持つ武人。
- 人ならぬ膂力でなければ扱えない巨大な弓を用い、竜狩りの大弓部隊を率いて多くの古竜を撃ち落としたという。
- しかし巨人の彼が高位の騎士に就くことを妬むものも多く、彼の装備する兜の目は樹脂で塞がれている。
- DLCの時代では生存しており、隠居してウーラシール近郊の塔で木彫りの面を作っている。
- 目を塞がれてなお竜狩りの実力は衰えておらず、空より襲い掛かる凶悪な黒竜の翼を打ち抜き、地へと叩き落とす。
- 「深淵歩き」アルトリウス
- グウィン王に仕える王の四騎士のうちの一人。故人。
- 彼の象徴は「狼」。それは友人である「灰色の大狼シフ」からきている。
- ダークレイスの狩人であり、深淵の魔物と契約し、常人では生きることすらできない深淵を歩いたと伝承で伝えられている。
- 強靭な意志により決して怯まず、大剣を振るえば、まさに無双であったという。
- DLCでは物語の重要人物として登場。深淵で動けることから、深淵に飲まれつつあるウーラシールを救うべく駆けつける。
- 深淵に挑み、相棒のシフの危機に自身の大楯を捨ててまで深淵の主に戦いを挑むも、想像以上の深淵の闇に飲まれ、敗北する。
- 深淵より生還するもその精神は闇に蝕まれており、全身に傷を負い、左腕が垂れ下がってなお戦い続ける狂戦士と成り果てる。
- 灰色の大狼シフ
- 灰色の体毛の巨大な狼。「深淵歩き」アルトリウスの相棒。
- アルトリウスの死後、数百年に渡り彼の墓を寄り添うように守り続けている。
- 巨大な剣を口に咥え振るう剣技は、青く輝く剣閃を見せる。そして負傷し、よろけてなお剣を振るう様は主人への忠義を感じさせる。
- DLCではまだ小さい大きさで登場(それでも大型犬より二回り以上大きい)、アルトリウスと共に深淵へと挑む。
- しかし道中で魔物の襲撃で負傷し、動けなくなる。アルトリウスは自身の大楯を媒介に結界を作り、仕方なくシフを置いてゆく。
- 主人公がシフ助けた場合後の深淵の主との戦いで駆けつけてくれ、口に小さな剣を咥えて共に戦ってくれる。
イベント[編集]
2011年6月11日に、本作の先行体験イベント「人間性を捧げよ~生存率0/20000~」が、東京時事通信ホールで開催され、抽選で当選した100名が招待された。[5]。
2011年6月11日に、公式ホームページ上にて「シールドデザインコンテスト」の募集がアナウンスされ、最終的に1,000件を超える応募があり、最優秀作品には、うるさんのデザインした“sanctus”が選ばれた。本編で採用されている。
2011年8月21日に、本作品と『アーマード・コアV』の体験イベント「SUMMER EXPERIENCE 2011」が、大阪・名古屋・福岡の三都市で開催された[6]。
2011年9月18日に、幕張のホテル「ザ・マンハッタン」にて、本作品と『アーマード・コアV』の体験イベント「FROMSOFTWARE Game Festa 2011」が開催される。本作に関しては、ゲーム序盤のステージを製品版と同様の内容で楽しむことのできる模様。第一部(13:00~16:30)は完全招待制で抽選で選ばれた300人のみが参加できるクローズド方式(オリジナルアートブックとクリアファイルのプレゼントあり)、第二部(17:00~20:00)からは誰でも自由に入退場できるイベントとなる。
東京ゲームショウ2011に本作の出展はなく、メディア向けにXbox360版のプレイ動画の配信があった程度であった[7]。
その他[編集]
2011年9月22日に、フロムソフトウェアより「プレイ中にフリーズする」という不具合の存在が発表された。
不具合はプレイステーションネットワークにサインインしていた状態で発生するため、本作のオンラインプレイは休止状態となり、不具合を改善したバージョンが出るまではプレイステーションネットワークからサインアウトした状態でオフラインのプレイをするように告知されていた。
発売翌週の9月27日になって不具合を改善したVer.1.02が公開され、同日の昼12時よりオンラインプレイが再開となった[8]。
当初は作品名を『DARK RING』とする予定であったが、『DARK RING』がイギリスのスラングで「肛門」を意味したために、作品名の仮称を『PROJECT DARK』に変更し、後日『DARK SOULS』が正式名称となった。
PC版[編集]
アメリカ・ラスベガスにて、2012年4月11日~12日に開催された、バンダイナムコゲームスのプライベートショウ“NAMCO BANDAI Global Gamers Day 2012”において、PC版『DARK SOULS PREPARE TO DIE EDITION』がリリースされることが発表された。欧米でのリリース予定は2012年8月24日。
注釈[編集]
脚注[編集]
- ^ DARK SOULS 発売日変更のお知らせ
- ^ a b c http://www.4gamer.net/games/196/G019660/20130410052/SS/003.jpg
- ^ “フロム、ダークファンタジーA・RPG『PROJECT DARK(仮)』をバンナムと共同開発”. 電撃オンライン. (2010年9月21日) 2011年8月5日閲覧。
- ^ ">ダークソウル ゲームガイド【第1回】 | DARK SOULS オフィシャルブログ
- ^ 100名様をご招待「DARK SOULS 先行体験イベント」開催決定!
- ^ 大阪・名古屋・福岡 三都市同時開催体験イベント 「SUMMER EXPERIENCE 2011」開催決定!
- ^ Dark Souls TGS 11 Tutorial Gameplay Part 1
- ^ DARK SOULS オンラインサービス再開のお知らせ(2011年9月27日12時00分時点)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- DARK SOULS | ダークソウル - 公式サイト