Courier-MTA
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Courier-MTA(単にCourierと呼ばれる場合もある)は、メールサーバを構築する際に必要になるであろう、SMTP/POP3/IMAP4などを軸に、電子メールを扱う上で必要と思われる機能を各種取りそろえたオープンソースの統合メール環境であり、POSIXの仕様に沿った環境であればOSを問わずに動作することが出来る。
Qmailが1.03を最後に更新されなくなっていたことをうけ、Qmailの利用者が集まるコミュニティサイト上で、Qmailの堅牢性と、より簡便なメールサーバを求める人々により開発が始まった。このため、Courier-MTAではMaildir形式のメールボックスや、インストール直後のオープンリレー禁止など、基本的な部分の多くにおいてQmailの実装方針に倣ったものとなっている。
Courier-MTAは、その名前に「MTA」と名乗っているが、メールフィルタリングを司るCourier-Maildropやメーリングリストを司るCourier-MLMを筆頭に、MUAであるテキストコンソール用のCourier-Coneやウェブメールを司るCourier-Webmailなど、電子メールというキーワードに関わるありとあらゆるモノが一つに詰め込まれている。これらのプログラム群は単体での利用も可能であり、世間一般ではIMAP4を司るCourier-IMAPのみが使われている場合が多い。
[編集] 認証システム
各種電子メールプロトコルごとに独自のプログラムを個別に用意した場合などに煩雑になりがちな認証システムを一本化する目的で、各種認証システムへのラッパーとなるCourier-Authlibと、その中枢を担い、上位プログラムの統一された入り口となる「Courier-Authdaemon」というデーモンプログラムによりCourier-MTAの認証システムは一元的に扱うことが出来る。認証に用いるアカウント情報保持には、独自形式のファイルを用いる方法の他にも、LDAPディレクトリサービスやBerkeley DB、MySQL、PostgreSQLといった各種データベースを用いるためのプラグインライブラリも標準で用意されており、これらを利用することで大規模なシステムにも簡便に対応可能である。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Courier-MTAホームページ (英語)
- Courier-MTAホームページ (日本語)

