CICS

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CICS Transaction Server
開発元 IBM
最新版 V4.2 / 2011年4月発表[1]
対応OS z/OS
種別 トランザクションモニター
ライセンス プロプライエタリ (IPL)
公式サイト CICS Family
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TXSeries for Multiplatforms
開発元 IBM
最新版 V7.1 / 2009年3月
対応OS AIX, Solaris, HP-UX, Windows
種別 トランザクション・ゲートウェイ
ライセンス プロプライエタリ (IPL)
公式サイト CICS Family
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CICS (Customer Information Control System) は、IBM が開発・販売している、メインフレームを中心としたトランザクション処理用のミドルウェアである。

概要[編集]

CICSは、z/OS などの下で稼動する、オンライン系バッチ系両方に向けてデザインされたトランザクション処理システムである。

大量トランザクションの安定した処理や信頼性に加え、徹底したロギングにより、障害発生時にも処理中トランザクションの大多数の回復・整合性保持を行う。更にオプションのXRF構成の場合は、障害発生時に処理中のトランザクションの大多数を、ユーザーに障害発生を意識させる(クライアントにエラーを返す)ことなく、代替サーバに引継ぐ事ができる。

CICSはデータベース管理システム(DBMS)として、階層型のIMS-DB、またはRDBMSDB2と組み合わせる事ができる。

近年ではWebアプリケーションサーバによるトランザクション処理が幅広く普及しているが、CICSは特にミッションクリティカルな用途の他、Webアプリケーションサーバから接続されるバックエンドの基幹業務の中核部分としても、2010年現在でも使用されている。

構成[編集]

CICSファミリーは以下で構成される。

  • CICS Transaction Server (CICS TS)
  • TXSeries(CICS Transaction Gateway、CTG。アプリケーションサーバ連携など、分散処理の場合のゲートウェイ)
  • CICSクライアント
    • 3270系の表示装置や印刷装置
    • CICS Universal Client (VisualBasic など)
    • Webクライアント (J2EE Connecter Architecture など)

バージョン[編集]

  • 1969年 CICS誕生
  • 1988年 CICS/MVS 2.1 (XRFサポート)
  • 1997年 CICS Transaction Server に改称
  • 1999年 CICS Transaction Server 1.3 (Javaサポート、CICS Webサポート(CWS))
  • 2007年 CICS Transaction Server 3.2 (Webサービス強化)
  • 2009年 CICS Transaction Server 4.1 (イベント処理のサポート、CICS Explorerなど)
  • 2011年 CICS Transaction Server 4.2 (新しいシステム・イベント、新しい64ビットJavaランタイム環境など)

詳細[編集]

System z などの IBM の大型コンピュータ(メインフレーム)上では、CICS は1秒間に何千というトランザクションを容易に処理する。それは、企業全体のコンピューティングの大黒柱となる。CICS のアプリケーションプログラムは幾種類ものプログラミング言語で書かれている。それにはCOBOLPL/ICC++アセンブリ言語REXXJavaが含まれる。

CICS で動く業務アプリケーションプログラムは、トランザクション ID を使って始められる。CICS のスクリーンは、COBOL などのプログラミング言語を使って、マップとして送られる。エンドユーザーが打鍵したデータは、受け取ったマップによってプログラムに受け取り可能な形に変えられて入力される。CICS のスクリーンは、高輝度にハイライトされているか、違う色をしているか、点滅している文字列を含む。

マップが COBOL を通してどのように送られるかを、以下に示す。

EXEC CICS
    SEND MAPSET(MPS1) MAP(MP1)
END-EXEC.


CICS は銀行現金自動預け払い機航空会社の予約システムなどに使われている。CICS が初めて売りに出されたのは1969年7月8日のことで、IMS の登場後間もないときのことである。CICS は、IBM のアメリカパロアルトにある研究所で開発された。1974年、CICS の開発はイギリスHursley にある IBM の研究所に移された。


1980年代から1990年代、CICS の一部は、アントニー・ホーアの指揮の下、Oxford University Computing Laboratory とのコラボレーションで、Z言語を使って整えられた。

近年は、CICS の拡張はWebサービスEnterprise JavaBeans (EJB) のサポートを含む。2007年リリースされたバージョンは、「CICS Transaction Server Version 3.2 for z/OS」であり、COBOLCC++PL/Iなどの言語から、Webサービスをサポートする。

脚注[編集]

  1. ^ CICS Transaction Server for z/OS V4.2 の発表 - IBM

関連項目[編集]

外部リンク[編集]