CGクリエイター検定

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CGクリエイター検定(シージークリエイターけんてい)は2005年6月より(1級は2006年から文部科学省認可のCG-ARTS協会主催で実施されている。特に、2007年度よりCGクリエイター検定のディジタル映像部門を指すようになった。1991年から2005年6月まで行われたCG検定が前身でデザイン・ディジタル分野が独立してできた。

特色[編集]

CGクリエイター検定は、CG検定の3つの構成(表現系・技術系・リテラシー系)のうちで表現系に属する。2級以上では、さらにディジタル部門(略称:CGクリエイター検定)とWebデザイン部門(略称:Webデザイナー検定)との2分野に分かれる。

表現系 技術系 リテラシー系
ディジタル映像部門
CGクリエイター検定
Webデザイン部門Webデザイナー検定 CG部門
CGエンジニア検定
画像処理部門
画像処理エンジニア検定
マルチメディア検定
1級 1級 1級 1級 -
2級 2級 2級 2級 エキスパート
3級 3級 3級 3級 ベーシック

試験[編集]

日程[編集]

2・3級は年2回、7月12月の第2日曜日に行われる。1級は年1回。
2・3級はすべてマークシート方式。3級:10問70分。2級:10問120分。1級:一次試験は記述5問中3問60分・論述3問中1問で180分の方式がとられており、二次試験は課題と面接方式となっている。

出願[編集]

試験2ヶ月前の1日~試験1ヶ月前の第2水曜日までにインターネットによる申し込み手続きを行う。

併願[編集]

2級と3級に関しては各部門で併願することができる。午前に3級、午後に2級のタイムスケジュールとなっているため、午前に2部門、午後に2部門で一日に最大4種類受験が可能。1級は単願のみ。

受験資格[編集]

2・3級は誰でも受験することができる。ただし、1級は過去3年間の各部門の2級合格者が対象となる。

合格基準[編集]

2・3級は100点満点中70点前後であれば合格となる。1級は記述・論述・課題・面接すべてが基準を満たさないと合格とならない。

合格発表[編集]

試験日から約30日後に当CG-ARTS協会のサイトで、登録した個人ID・パスワード・生年月日を入力することで知ることができる。合格者には名刺サイズの合格証が試験日から約50日後に郵送される。また合格証明書に関しては、2005年6月の試験までは通知書とともに同封されていたが、2005年10月の新制度になってからは、当CG-ARTS協会のサイトで申請することで手に入れることができる(ただし有料)。

合格率[編集]

3級は約5割強。2級ディジタル映像部門は約2割強、Webデザイン部門は5~6割と他の区分に比べて、画像や色彩などを問われることが多く、合格率はやや高い。

出題範囲[編集]

出題範囲は、コンピュータグラフィックスの広範囲にわたっている。3級には図形の幾何変換による計算は出題されていない。下はCG-ARTS協会が発表している出題範囲を●で示してある。

分野 1級 2級 3級
映像 Web 映像 Web
コミュニケーションと情報 - -
プレゼンテーション - - - -
写真撮影 - - -
動画撮影 - - -
映像制作 - - - -
映像編集 - - -
モデリング - - -
マテリアル - - -
Webにおける情報デザイン - - - -
コンセプトメイキング - - -
情報の構造 - - -
ページデザイン - - -
動きと音の効果 - - -
インターフェース - - -
テストと評価 - - -
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コンピュータグラフィックスアニメーション - - - -
アニメーション - - -
シーン編集 - - -
プロダクションワーク - - - -
表現の基礎 - - - -
技術の基礎 - - - -
数理造形 - - - -
映像制作を支える技術 - - -
関連知識 - - -
知的財産権 - - - -

関連事項[編集]

外部リンク[編集]