Bioshock2
| ジャンル | ファーストパーソン・シューティングゲーム・ロールプレイングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | |
| 開発元 | 2K Marin Digital Extremes (マルチプレイヤーモード) 2K Boston/2K Australia 2K China Arkane Studios (レベル・デザイン・アシスタンス)[1] |
| 発売元 | |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | |
| 対象年齢 | CERO:Z(18才以上のみ対象) ESRB:M[3] BBFC:18[3] |
| エンジン | Unreal Engine 2.5[4] Havok Physics[5] |
『Bioshock2』(バイオショック2)は、2K Marinと2K Australia、2K MarinとIrrational GamesがXbox 360・PlayStation 3 ・Windows用に開発したにFPSで[2][6] 、Bioshockの続編となる。日本では2010年3月4日にディースリー・パブリッシャーからPS3版とXbox 360版が発売された。今作のCEROレーティングはD(17歳以上対象)からZ(18歳以上のみ対象)に変わっている。なお、PC版の日本での発売はサイバーフロントが行う予定だったが、2010年2月2日に同社の公式サイトで発売中止が発表された。 今作の主人公はビッグダディである。
目次 |
あらすじ [編集]
1958年、アトラスの野望を阻止する事になるジャックがラプチャーに来る少し前に物語が始まる。ビッグダディのプロトタイプデルタはリトルシスターエレノアを連れてブラスミドを求めていたが、突然何者かの襲撃を受け機能を停止する。
次にデルタが目覚めたのは10年後にあたる1968年、外界では海岸での少女の失踪事件が相次いで報告されていた。何者かがラプチャーで悪夢を繰り返していると気づいたテネンバウムは再びラプチャーを訪れる。リトルシスターを生み出した彼女自身の贖罪のために。一方デルタは、離れ離れになったエレノアの声に導かれるかのようにラプチャーをさまよい歩く、10年振りの再会を目指して…。
前回と異なる点 [編集]
- ファーストエイド及びEVEの初期の所持数上限が5個になった
- 水中を移動する場面が随所に追加された
- ハッキングのミニゲームが配水管式からメーター式に変更された
- リトルシスターに死体からADAMを採取させることができるようになった
- オンラインマルチプレイが可能になり、複数人での対戦が出来る(リージョン毎にマッチングは別)
- リサーチカメラによる研究が写真式からビデオ撮影式になった
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物 [編集]
「Bioshock#登場人物」も参照
- 実験体デルタ(Subject Delta)
- 今作の主人公でプロトタイプ・ビッグダディ。プラスミドの力で操られ自殺させられるが10年の時を経て目覚めた。エレノアと離れすぎると生命の危険が訪れる程肉体的に強く関連付けられているため、自らの命を救うためにもエレノアを捜索する。他のビッグダディと違いプラスミドを使うことができ、ビッグダディ催眠プラスミドに免疫がある。
- 本名はジョニー・トップサイド。ラプチャーを発見した海洋探検家で、街の秘密を守るために拘束され、ビッグダディに改造された。
- エレノア・ラム(Eleanor Lamb)
- 声:サラ・ボルジャー
- デルタが保護していたリトルシスター。ソフィアの娘。幼い頃から母親に英才教育を施され将来はラプチャーを導く人間とされるはずだったが…。
- ブリジット・テネンバウム(Brigid Tenenbaum)
- 遺伝子工学の研究者。前作のエンディング後、救済したリトルシスターと共に地上へ脱出し、彼女らの成長を見守った。しかし、世界各地で発生した少女誘拐事件がラプチャーと関わりがあることを知り危険を承知で単身帰還した。今作では序盤でデルタをサポートした後その役目をシンクレアに任せ離脱、その後シグマと接触した。
- オーグスタス・シンクレア(Augustus Sinclair)
- ラプチャーの実業家。今作のガイド役で芝居がかったような口調で語りかけてくる。
- 金儲けを第一に考える男で気楽な態度の裏に冷徹さを漂わせる。
- ソフィア・ラム(Sofia Lamb)
- 精神科医。徹底した個人主義のライアンに真っ向から反発し、ウェールズやグレースの協力によって貧困層を中心に支持を拡大していった。ライアンの死後ラプチャーを掌握。不足したリトルシスターを補うため、地上に部下を送り少女誘拐事件を引き起こさせた。
- 娘のエレノアに自分を超える程の大きな可能性を見出しており、彼女を連れ戻そうとするデルタを抹殺しようとする。
- グレース・ホロウェイ(Grace Holloway)
- 歌手。貧民窟バウパー・ドロップのシンクレアが経営していたホテルを根城としている。地上にいた頃も貧しい暮らしをしていた。ライアンやフォンテインの弱者を蔑ろにするやり方に憤りを覚えラムの仲間になった。彼女の支持者であると同時に良き友人でもあり、幼いエレノアの世話をしていた。
- しかしある時不注意からエレノアを誘拐され、その後彼女がデルタと一緒に行動していた場面を目撃してから誘拐犯はデルタだと考え憎悪するようになった。
- ゲーム内では彼女と接触後、彼女を殺害するか生かしてその場を離れるかのどちらかを選択することで、エンディングの結末が一部変化するようになっている。尚、生かしてその場を湧かれた場合、セキュリティポッドを提供したりニューモを通じてアイテムを支給したりしてくれる。
- サイモン・ウェールズ(Simon Wales)
- 元建築家でラムを狂信する老人。デルタをラムに仇なす存在として排除しようとする。セイレーン通りを制圧している。
- 前作の主人公ジャックをライアンを打ち倒した神として崇めている。
- ダニエル・ウェールズ(Daniel Wales)
- サイモンの弟で同じく建築家。サイモンと共にセイレーン通りを制圧している。
- ラムのことは信用しておらず、彼女に心酔するサイモンを冷めた目で見ている。
- スタンレー・プール(Stanley Poole)
- ジャーナリスト。ライアンの指示で動いたシンクレアと結託し、ラムを排除しようと画策した卑劣な男。
- 言論弾圧されたと偽ってウェールズに近づいてからラム支持派の中に潜り込み、内部の情報をライアンに流していた。
- ADAMに残された死体の記憶をラムに奪われ自分の裏切りが露呈することを恐れており、デルタに取引を持ちかけてくる。
- ギルバート(ギル)・アレクサンダー(Gilbert Alexander)
- ビッグダディの開発責任者。スーチョンの死後、彼の計画を引き継いだ。ビッグダディとリトルシスターに真の親子のような絆が必要だと考えており、それがビッグダディ開発に大きな影響を与えた。また、ビッグシスターを考案したのも彼である。
- フォンテイン未来技術社に立て篭もっており、外部から来た人間に自分を殺すようメッセージを残していたが、道中で狂人化した"偉大なるアレクサンダー"として自ら改造したセキュリティポッドで道中のデルタを妨害してくる。
- マーク・メルツァー(Mark Meltzer)
- 地上からラプチャーへとやって来た男。連続誘拐事件の被害者シンディの父親であり、娘と再会を果たすためラムの元へ辿りつこうとする。
- 各所に彼のダイアリーが残されており、彼の行動の経緯を知ることができる。
- 実験体シグマ(Subject Sigma)
- DLC『Minerva's Den』の主人公。
- チャールズとテネンバウムによって『Minerva's Den』へと導かれる。
- チャールズ・ミルトン・ポーター(Charles Milton Porter)
- ラプチャーの技術者で、人工知能「The Thinker」の生みの親。『Minerva's Den』に登場。
- フォンテインと共謀した罪(ワルによる濡れ衣)でベルセポネに収容された。
- シグマのサポート役となる。
- リード・ワル(Reed Wahl)
- チャールズの元同僚。「The Thinker」の共同開発者。ロシア出身。『Minerva's Den』に登場。
- スプライサーと化した後狂気に囚われ、「The Thinker」を独占するためチャールズを罠に嵌めた。
- 「The Thinker」
- ラプチャーの一区画『Minerva's Den』に設置されたメインフレームに搭載された人工知能。
- チャールズのある目的のため、驚異的な機能を与えられた。
- パール・ポーター(Pearl Porter)
- 故人。チャールズの妻。
- ジャック(Jack)
- 前作の主人公。救済したリトルシスターと共に地上へ脱出した。
- アンドリュー・ライアン(Andrew Ryan)
- 故人。科学者でありラプチャーの創始者。理想を追求する余りに暴走し独裁者と化してしまった。作中ではダイアリーで音声のみ登場、録音された音声では力を付け始めたソフィアの勢力に苦悩している。
- フランク・フォンテイン
- ラプチャーに住んでいた商人にして密輸業者。前作では死亡していたと思われていたが、レジスタンスのリーダー・アトラスとなって暗躍し、ライアン死亡後のラプチャーを支配下に置いたが前作の主人公ジャックとリトルシスターによって殺害される。
- ライアン同様、故人の為ダイアリー内でのみの登場となっているが、フォンテイン未来技術社内の社長室でアトラスに変貌する直前の録音音声が収録されたダイアリーが存在する。
その他の登場人物 [編集]
- 今作のティーザーサイト『There is something in the sea』ではマーク・メルツァーがラプチャーに辿りつくまでの経緯が描かれている。
- 地上の世界でもラプチャーの秘密に迫ろうとする人間は多く、マークはそういった人間と時には協力し時には敵対しながら真実へと迫っていく。
- なおここで記述する人物はゲーム本編には登場せず、ティーザーサイトのみの登場となる。
- オーリン・オスカー・ルトウィッジ(Orrin Oscar Lutwidge)
- アメリカの実業家。複数の偽名を持ち、ルトウィッジの名もまた偽名の一つにすぎない。
- アンドリュー・ライアンの会社と契約し、ラプチャー建設用の資材を提供。その見返りとしてライアンの不動産を譲り受ける予定だった。
- しかしラプチャー完成後にライアンから切り捨てられたため、ラプチャーを調査するために『I.O.O.P』を立ち上げた。組織内でのコードネームは“レッド・クイーン”。
- ゼレミア・リンチ(Jeremiah Lynch)
- 詐欺師。地上での物語におけるマークの敵。
- 『I.O.O.P』のメンバーでコードネームは"レッド・ポーン”。
- 他のメンバーがラプチャーの真実に近づけないように偽の証拠を提供していた。
- セレスタ・ロゼット(Celeste Roget)
- フランス人の女性。『I.O.O.P』のメンバー。
- 建築家ジャンを父親に持ち、突如失踪した父親とラプチャーの繋がりを調査している。
- リー・ウィルソン・スウォード(Lee Wilson Seward)
- アメリカの作家。『I.O.O.P』のメンバーでコードネームは“グレイ・ポーン 48°”
- 妹とその恋人が同時に失踪したことがラプチャーと関わりがあると考えている。
- リンチが組織を裏切っていることに最初に気づいた男。
- フィル・イサイドア(Phil Isidore)
- マークの親友。マークと頻繁に連絡を取り、様々な情報を提供する。
- ケイシー・フィレンス(Casey Ferrence)
- マークをラプチャーまで連れて行った貨物船の船長。かつては海軍に所属していた。
敵 [編集]
- サギッシュ・スプライサー
- 鈍器で襲いかかってくるスプライサー。序盤から中盤にかけて登場する。
- 能力は低く大きな脅威にはならない。
- レドヘッド・スプライサー
- 銃器で攻撃してくるスプライサー。耐久力が高く移動しながら攻撃してくるので、集団で現れると非常に厄介。
- スパイダー・スプライサー
- 蜘蛛のように壁や天井を這うスプライサー。鉤爪を投げて攻撃してくる。
- フーディーニ・スプライサー
- 姿を消して移動することができるスプライサー。移動とプラスミドによる攻撃を繰り返し行う。
- ブルートスプライサー
- 今作より初登場。身体能力を強化するトニックを製造する際に出たADAMの残りカスを注入した結果、身体が肥大化したスプライサー。
- 近くのオブジェクトを投げてきたり接近して殴ってきたりする。
- バウンサー
- ビッグダディの一種。ドリルによる突進や殴り攻撃を仕掛けてくる。
- ロージー
- ビッグダディの一種。銃で攻撃してきたり地雷を投げてきたりする。
- ランブラー
- 今作より初登場。ビッグダディの一種。ラプチャーの内戦が激化するに連れ力を増していくスプライサーに対抗するために新たに開発された。
- ランチャーやミニタレットを駆使して攻撃を仕掛けてくる。
- アルファ
- 今作より初登場。初期型のビッグダディでデルタと同じタイプ。
- ストーリー終盤から登場。バウンサー以上の高速移動とロケットランチャーやプラスミドによる攻撃を行い、集団で現れることが多い。
- ランサー
- 今作のDLC『Minerva's Den』に登場。
- ラプチャー最高峰の技術力で生み出されたビッグダディ。
- イオンレーザーを武器として操る。
- ビッグシスター
- 今作より初登場。成長したリトルシスターが思春期を迎えたことで情緒不安定になり暴走し始めたのを、対スプライサー用に訓練したもの。
- 高い身体能力とプラスミドによる攻撃は絶大。
- 作中では各ステージのリトルシスター全てを解放すると出現する固体が大半である。
武器 [編集]
前作で登場した武器も存在するが、それらのデザインが一新されている。下記のハッキングガンとリサーチカメラ以外は武器強化ステーションで強化することができる。武器強化は各武器で3段階存在し、第1、第2段階強化を済ませないと第3段階強化ができない。
- ドリル
- デルタが最初に装備している前作のレンチに代わる武器でデザインはバウンサーと同型。燃料ゲージを消費してドリルを回転させることができ、高速移動による突進もできる。消費した燃料は各所に存在する補給装置かステージ内や自動販売機に存在するドリル燃料で補給することができる。
- ハッキングガン
- 今作初登場となるハッキングをする為の銃。前作のハッキングに伴う問題の改善やステージの仕掛けの応用の為に登場した。監視カメラやタレット・セキュリティポッドは勿論の事、ステージ内の自動ドアロックによる謎解きや金庫や自動販売機、ライフステーション等にも使う事ができる。
- ハッキング用として通常のハッキングを行うハッキング弾と着弾するだけでハッキングに成功するオートハッキング弾、また戦闘用に地面に設置する事で一定時間タレットとなるミニタレットの三種類がある。
- リベットガン
- ロージーの持つ銃と同型。前作のピストルに代わる武器で、リベット・トラップリベット・ヘビーリベットの三種類の弾丸を使う事ができる。
- マシンガン
- 前作のトミーガンのデザインから三連式ガトリングガンのデザインになった。マシンガンラウンジ・アンチパーソネルラウンジ・ピアッシングラウンジの三種類の銃弾を使う事ができる。
- ショットガン
- 前作のポンプアクション型から二連銃口式に変わった。その為、2回発砲後にリロードする必要がある。バックショット・ソリッドスラグショット・フォスフォラスショットの三種類の弾丸が使用できる。
- リサーチカメラ
- 前作ではフォトカメラ型だったが、研究方法の変更に対応してビデオカメラのデザインになった。
- スピアガン
- 今作で初登場となる、スピアを発射する銃器。通常弾のスピア、ミサイルのように爆薬を搭載し着弾後一定時間経ってから爆発するロケットスピア、帯電したワイヤーを張り巡らせるトラップスピアの三種類が存在する。余談ではあるが、スピアは相手の着弾個所や地形の関係で相手を壁や床に串刺しにすることが可能で、ロケットスピアの噴射炎はインフェルノと同様に相手を延焼させる事ができ、トラップスピアは相手に直接打ち込む事で電撃による追加攻撃ができる。また、共通点として発射したスピアを回収する事ができる(ロケット・トラップの場合はその効果を失う)。
- ランチャー
- 前作は射出部と装填部を分離させてリロードを行うバズーカ型から外付けマガジンでのリロードするロケットランチャー式にデザインが変わっている。また、デザインの一心から前作と比べてリロード時間も若干短い。
- 通常のグレネードを射出するグレネード弾、一定範囲に入る事で爆発するセンサーマイン、相手を追尾する誘導型の追尾ロケット弾の三種類を使う事ができる。
脚注 [編集]
- ^ Onyett, Charles (2009年7月9日). “Another Studio Working on BioShock 2”. IGN. 2009年7月10日閲覧。
- ^ a b Orry, James (2009年9月18日). “BioShock 2 release worldwide from Feb 9”. VideoGamer. 2009年9月18日閲覧。
- ^ a b “BioShock 2 rated 18 by the BBFC”. British Board of Film Classification (2009年10月23日). 2009年10月23日閲覧。
- ^ “BioShock 2 Review”. GameBanshee (2010年2月27日). 2010年3月2日閲覧。 “BioShock 2 uses the same engine as BioShock, a modified version of Unreal Engine 2.5...”
- ^ Leahy, Brian (2009年4月23日). “'BioShock 2' First Impressions”. G4tv.com. 2009年5月17日閲覧。
- ^ Breckon, Nick (2009年3月20日). “BioShock 2 Getting Simultaneous Release”. Shacknews. 2009年3月20日閲覧。
外部リンク [編集]
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