BSマンガ夜話

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BSマンガ夜話(ビーエスマンガやわ)は、NHKBS2で1996年から不定期に放送されているテレビ番組。「1つの漫画作品を1時間かけて徹底的に語り合う」をモットーに、作品の解説に留まらずに、作品の深い考察や業界の裏話にまで話が及ぶのが特徴である。2007年11月の放送で、33弾、132作品の漫画が取り上げられている。

第32弾放送以降NHKのBS枠編成の都合により中断状態になっていたが、2007年11月27〜29日に2年9ヶ月振りに放送が再開された。
中断期間内は姉妹番組としてBSアニメ夜話が随時放送されていた。

第33弾からハイビジョン制作

目次

[編集] 番組構成

基本的に、1人の作家で取り上げられるのは1作品のみである。「作品自体は完結している」「一定の評価を受けている」などの原則があるらしいが、時に連載中の作品が取り上げられたり、マニアックな作品がテーマになることもある。

司会は大月隆寛(初期の数回は斎藤光)でアシスタントがつく。いしかわじゅん、岡田斗司夫、夏目房之介の3名がレギュラーメンバーで、それぞれプロ漫画家、おたく代表、漫画評論家といった位置付けで、1~3人のゲストが加わり、視聴者のFAX電子メールを紹介しながら番組を進行する。アシスタントは1~2弾ごとに別の女性タレントが起用される事が多かったが、昨今は笹峯あいでほぼ定着している(トークにも積極的に参加する)。基本的に生放送であるが、稀に公開番組の録画を放映する。その場合、編集前提となるので出演者も放送では言えないことまで口が滑ることがあり、それだけでも参加の価値があると言われている。

評論としてはメタな視点からの分析になることが多いため、それらの発言が原作の「信者」的なファンから「悪口」と捉えられることもしばしばである。また、これらの「悪口」が可能なのも、スポンサーを持たないNHKであることも大きい。しかし一つのマンガ作品を、技法・時代的背景・作家の特質など様々な観点から分析してみせる手法は、この番組ならではの特徴であり独自の魅力でもある。


[編集] 夏目の目

レギュラーの夏目房之介が、主にコマ割りや描線から作品の表現技法やテーマを解説するコーナー。尚、夏目の目は必ずしも毎回あるわけではない。夏目不在の時にはいしかわが代理でいしかわの目(『ガラスの仮面』の回など)を担当したり、岡田斗司夫の岡田モードなども存在する。

[編集] 出演者

[編集] レギュラー

司会
第2弾までは、斎藤、岡田と交代で司会を担当。第1・2弾の一部の回ではパネリストとして出演。第6弾では、体調不良のため2日目以降は欠席。
パネリスト
レギュラー出演者の中で、唯一の皆勤出演。
第2弾と第6弾2日目の司会を担当。第27弾1日目は体調不良のため欠席。
第12弾まで不定期で休んでいた。
アシスタント

[編集] 過去の出演者

司会
アシスタント

[編集] 出演回数の多いゲスト

第6弾後半の司会を担当。

[編集] 過去シリーズ

[編集] 第1弾~第10弾

第1弾

1996年8月19日22日26日29日

BSマンガ天国(3時間放送)

(1996年12月20日

  • 「うれし恥ずかし70年代懐かしの少年マンガ」 (1時間30分)
  • 「ガラスの仮面の20年」(30分、録画)
  • 「ギャグマンガ・笑いの行方」(1時間)
第2弾

1997年1月6日10日

第3弾

(1997年5月26日30日

第4弾

(1997年9月22日26日

第5弾

1998年2月23日27日

第6弾

(1998年5月25日28日

第7弾

(1998年8月24日27日

第8弾

(1998年11月9日11日

第9弾

1999年3月8日10日

第10弾

(1999年7月5日7日

[編集] 第11弾~第20弾

第11弾

(1999年8月30日9月1日

第12弾

(1999年11月8日10日

第13弾

2000年3月6日9日

第14弾

(2000年5月1日4日

第15弾

(2000年7月31日8月2日

第16弾

(2000年10月30日11月2日

第17弾

2001年2月26日3月1日

第18弾

(2001年5月28日31日

第19弾

(2001年8月6日8月9日

第20弾

(2001年10月29日11月1日

[編集] 第21弾~

第21弾

2002年2月25日28日

第22弾

(2002年4月1日3日

第23弾

(2002年8月5日8日

第24弾

(2002年10月28日31日

第25弾

2003年2月24日27日

第26弾

(2003年5月26日29日

第27弾

(2003年8月25日28日

第28弾

(2003年11月24日27日

第29弾

2004年2月23日26日

第30弾

(2004年6月28日7月1日

第31弾

(2004年11月29日12月2日

第32弾

2005年2月28日3月3日

第33弾

2007年11月27日29日

第34弾

2008年6月17日19日

[編集] 備考

  • この番組のスタイルを踏襲した番組として、BS音盤夜話、BS海外ドラマ夜話、BSアニメ夜話がある。また、スタイルは異なるが、この番組と「熱中時間 忙中"趣味"あり」のコンセプトを合わせたような「BS熱中夜話」という番組も制作された。
  • 一つの少女マンガ作品をVTRと作者のインタビューで迫る「The!少女マンガ」という番組もある。
  • 3時間のSP番組として「BSマンガ天国」も放映された。ゲストは現在のレギュラー陣。司会:ラサール石井、アシスタント:藤原紀香
  • ゲストが好きな漫画を紹介する「マンガノゲンバ」と言う番組もある。
  • オープニングコールを担当しているのは、最近は声優の田中真弓のものが多く使われているが、緑川光宮村優子などによるものもある。
  • 陰陽師」「事件屋稼業」の回は、原作者本人(小説版の作者・夢枕獏、脚本担当・関川夏央)がゲスト出演している。

[編集] 関連商品

[編集] 概要

この番組をもとにした本が出ている。キネマ旬報社からvol.1からvol.11までムックとして出版された。現在は休刊中。

現在は、カンゼンから単行本として発売。また、ハピネット・ピクチャーズからDVDが発売されている。

[編集] キネマ旬報社・ムック版

vol.1
  • 「花男」(松本大洋)
vol.2
  • 「ポーの一族」(萩尾望都)
  • 「秋日子かく語りき」(大島弓子)
  • 「pink」(岡崎京子)
vol.3
  • 「紅い花」(つげ義春)
  • 「すすめ!!パイレーツ」(江口寿史)
  • 「寄生獣」(岩明均)
vol.4
  • 「めぞん一刻」(高橋留美子)
  • 「櫻の園」(吉田秋生)
  • 「TO-Y」(上條淳士)
vol.5
  • 「バタアシ金魚」(望月峯太郎)
  • 「行け!稲中卓球部」(古谷実)
  • 「攻殻機動隊」(士郎正宗)
vol.6
  • 「SLAM DUNK」(井上雄彦)
  • 「幽☆遊☆白書」(冨樫義博)
  • 「北斗の拳」(武論尊・原哲夫)
vol.7
  • 「ナニワ金融道」(青木雄二)
  • 「ぼくんち」(西原理恵子)
  • 「賭博黙示録カイジ」(福本伸行)
vol.8
  • 「ベルセルク」(三浦建太郎)
  • 「機動警察パトレイバー」(ゆうきまさみ)
vol.9
  • 「陰陽師」(岡野玲子・夢枕獏)
  • 「ガラスの仮面」(美内すずえ)
vol.10
  • 「ちびまる子ちゃん」(さくらももこ)
  • 「編集王」(土田世紀)
vol.11
  • 「覚悟のススメ」(山口貴由)
  • 「うしおととら」(藤田和日郎)

[編集] カンゼン・単行本版

[編集] ニューウェーブセレクション

  • 「童夢」(大友克洋)
  • 「るきさん」(高野文子)
  • 「自虐の詩」(業田良家)
  • 「弥次喜多 in DEEP」(しりあがり寿)

[編集] ハピネット・ピクチャーズ・DVD

[編集] 第一期

  • 「童夢」(大友克洋)
  • 「攻殻機動隊」(士郎正宗)
  • 「北斗の拳」(武論尊・原哲夫)
  • 「ガラスの仮面」(美内すずえ)

[編集] 外部リンク