BSマンガ夜話
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『BSマンガ夜話』(ビーエスマンガやわ)とはNHK・BS2で1996年から不定期に放送されているテレビ番組である。「1つの漫画作品を1時間かけて徹底的に語り合う」をモットーに作品の解説に留まらずに、作品の深い考察や業界の裏話にまで話が及ぶのが特徴である。2008年6月現在、34弾・135作品の漫画が取り上げられている。
第32弾放送以降NHKのBS枠編成の都合により中断状態になっていたが、2007年11月に2年9ヶ月振りに放送が再開された。
中断期間内は姉妹番組として『BSアニメ夜話』が随時放送されていた。
第33弾からハイビジョン制作。
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[編集] 番組構成
基本的に、1人の作家で取り上げられるのは1作品のみである。「作品自体は完結している」「一定の評価を受けている」「番組ホームページ上での要望が多い」などの原則があるらしいが、時に連載中の作品が取り上げられたりレギュラーメンバーの要望でマニアックな作品がテーマになることもある。
司会は大月隆寛(初期の数回は斎藤光)で女性アシスタントがつく。いしかわじゅん、岡田斗司夫、夏目房之介の3名がレギュラーメンバーでそれぞれプロ漫画家、おたく代表、漫画評論家といった位置付けで1~3人のゲストが加わり、視聴者のFAXや電子メールを紹介しながら番組を進行する。アシスタントは1~2弾ごとに別の女性タレントが起用される事が多かったが、昨今は笹峯あいでほぼ定着している(トークにも積極的に参加する)。基本的に生放送であるが、稀に公開番組の録画を放映する。その場合、編集前提となるので出演者も放送では言えないことまで口が滑ることがあり、それだけでも参加の価値があると言われている。
評論としてはメタな視点からの分析になることが多いため、それらの発言が原作の「信者」的なファンから「悪口」と捉えられることもしばしばである。またこれらの「悪口」が可能なのも、スポンサーを持たないNHKであることも大きい。しかし1つのマンガ作品を技法・時代的背景・作家の特質など様々な観点から分析してみせる手法は、この番組ならではの特徴であり独自の魅力でもある。
[編集] 夏目の目
レギュラーの夏目、主にコマ割りや描線から作品の表現技法やテーマを解説するコーナー。尚、夏目の目は必ずしも毎回あるわけではない。夏目不在の時にはいしかわが代理でいしかわの目(『ガラスの仮面』の回など)を担当したり、岡田の岡田モード(第24弾では、岡田の目)、大月の大月流など存在する。これらのコーナーはレギュラーメンバーが対象作品に特に強い思い入れがある時に、しばしば見られる。
[編集] 出演者
[編集] レギュラー
- 司会
- 第2弾までは斎藤、岡田と交代で司会を担当。第1・2弾の一部の回ではパネリストとして出演。第6弾では、体調不良のため2日目以降は欠席。
- パネリスト
- レギュラー出演者の中で、唯一の皆勤出演。
- 第2弾と第6弾2日目の司会を担当。第27弾1日目は体調不良のため欠席。
- 第12弾まで不定期で休んでいた。
- アシスタント
[編集] 過去の出演者
- 司会
- アシスタント
- 松野美由紀(第1弾)
- 都木涼子(第2・3弾)
- 川村ティナ(第4・5弾)
- 田中有紀美(第6弾前半)
- 平山さとみ(第6弾後半)
- 浜家有文子(第7・9弾)
- 堤満莉子(第8弾・第11~13弾)
- 有坂来瞳(タレント。第10・14弾)
- 佐藤江梨子(女優。第23弾)
- 豊口めぐみ(声優。第24・25弾)
[編集] 出演回数の多いゲスト
- 第6弾後半の司会を担当。
[編集] 過去シリーズ
[編集] 放送時間
- 第1弾:24:15~25:15
- 第2・4弾:23:00~24:00
- 第3弾:23:30~24:30
- 第5~12弾:22:00~23:00
- 第13~25弾:24:00~25:00
- 第26~32弾:23:00~24:00
- 第33弾~35弾:24:00~24:55
- 第36弾:24:40~25:39
この放送時間はあくまで基準であり、シリーズや日によって放送時間が繰り下がる場合もある。
[編集] 備考
- この番組のスタイルを踏襲した番組として『BS音盤夜話』『BS海外ドラマ夜話』『BSアニメ夜話』がある。またスタイルは異なるが、この番組と『熱中時間 忙中"趣味"あり』のコンセプトを合わせたような『BS熱中夜話』という番組も制作された。
- 一つの少女マンガ作品をVTRと作者のインタビューで迫る『The!少女マンガ』という番組もある。
- 3時間のSP番組として「BSマンガ天国」も放映された。ゲストは現在のレギュラー陣。司会:ラサール石井、アシスタント:藤原紀香。
- ゲストが好きな漫画を紹介する『マンガノゲンバ』と言う番組もある。
- 最近のオープニングコールは声優の田中真弓の物が使用されているが、緑川光や宮村優子などによるものもある。
- 『陰陽師』『事件屋稼業』の回は、原作者本人(小説版の作者・夢枕獏、脚本担当・関川夏央)がゲスト出演している。
[編集] 関連商品
[編集] 概要
この番組をもとにした本が出ている。キネマ旬報社からvol.1からvol.11までムックとして出版された。現在は休刊中。
現在は、カンゼンから単行本として発売。また、ハピネット・ピクチャーズからDVDが発売されている。
[編集] キネマ旬報社・ムック版
- vol.1
- 『花男』(松本大洋)
- vol.2
- 『ポーの一族』(萩尾望都)
- 『秋日子かく語りき』(大島弓子)
- 『pink』(岡崎京子)
- vol.3
- 『紅い花』(つげ義春)
- 『すすめ!!パイレーツ』(江口寿史)
- 『寄生獣』(岩明均)
- vol.4
- 『めぞん一刻』(高橋留美子)
- 『櫻の園』(吉田秋生)
- 『TO-Y』(上條淳士)
- vol.5
- 『バタアシ金魚』(望月峯太郎)
- 『行け!稲中卓球部』(古谷実)
- 『攻殻機動隊』(士郎正宗)
- vol.6
- 『SLAM DUNK』(井上雄彦)
- 『幽☆遊☆白書』(冨樫義博)
- 『北斗の拳』(武論尊・原哲夫)
- vol.7
- 『ナニワ金融道』(青木雄二)
- 『ぼくんち』(西原理恵子)
- 『賭博黙示録カイジ』(福本伸行)
- vol.8
- 『ベルセルク』(三浦建太郎)
- 『機動警察パトレイバー』(ゆうきまさみ)
- vol.9
- 『陰陽師』(岡野玲子・夢枕獏)
- 『ガラスの仮面』(美内すずえ)
- vol.10
- 『ちびまる子ちゃん』(さくらももこ)
- 『編集王』(土田世紀)
- vol.11
- 『覚悟のススメ』(山口貴由)
- 『うしおととら』(藤田和日郎)
[編集] カンゼン・単行本版
[編集] ニューウェーブセレクション
- 『童夢』(大友克洋)
- 『るきさん』(高野文子)
- 『自虐の詩』(業田良家)
- 『弥次喜多 in DEEP』(しりあがり寿)
[編集] ハピネット・ピクチャーズ・DVD
[編集] 第1期
- 『童夢』(大友克洋)
- 『攻殻機動隊』(士郎正宗)
- 『北斗の拳』(武論尊・原哲夫)
- 『ガラスの仮面』(美内すずえ)

