BSドキュメンタリー

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BSドキュメンタリー
ジャンル ドキュメンタリー
製作
制作 NHK (放送:BS1
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2004年4月3日 - 2008年11月9日
放送時間日曜 22:10 - 22:59 (終了時)
放送分49分
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BSドキュメンタリー』(ビーエス- )は、NHK衛星第1テレビジョンで放映されたドキュメンタリー番組である。NHKの制作、およびNHKと日本国内の制作会社の共同制作により、世界を舞台にしたさまざまな問題を取り上げた。2008年11月に『BS世界のドキュメンタリー』に統合された[1][2]

これまで放送された主な番組[編集]

2004年[編集]

  • 「突然の召集令状〜アーカンソー州兵 イラクへ」 (1月)
  • 「よみがえった聖母教会〜ドレスデン 60年後の和解〜」 (3月)
  • 「イラク・混迷のなかを生きる 〜遠藤盛章・バグダッド1年の記録〜」 (7月13日)
  • 「バグダッド出兵〜続・アーカンソー州兵 イラクへ」 (7月)
  • 「日本に来てはみたけれど〜中国人就学生寮の1年」 (9月)
  • 「アジアに生きる子どもたち お母さんに会いたい〜フィリピン・ムスリムの兄と妹」 (11月6日)
  • 「イラク帰還兵 心の闇とたたかう」 (12月)

2005年[編集]

  • 「帰還を待つ家族〜アーカンソー州兵・イラク駐留」 (2月)
  • 「東京を爆撃した兵士たち〜アメリカ軍パイロット60年後の証言〜」 (3月)
  • 「ブラジル女性警察〜家庭内暴力との闘い〜」 (5月)
  • 「笑顔が戻る日〜津波被害タイ・ナムケム村〜」 (5月)
  • 「バグダッドを去る〜アーカンソー州兵 任務終了〜」 (7月2日)
  • 「インド洋大津波 遺された子供たち 〜スリランカ・孤児院の6カ月の記録〜」 (7月)
  • 「世界の戦後60年・歴史を変えた戦場 ハンガリー動乱〜ブダペストの13日間〜」 (8月)
  • 「カウラの大脱走」 (8月12日)
  • 「伝道者になった真珠湾攻撃隊長 〜淵田美津雄・心の軌跡〜」 [3](8月15日)
  • 「アブグレイブで何が起きていたのか 〜調査報告・イラク収容所虐待事件〜」 (11月12日)
  • 「いつまでも学びたい〜アメリカ・大学の中の老人ホーム〜」 (11月)
  • 「韓国・脱北者のラジオ局 〜南北融和政策のかげで〜」 (11月)
  • 「アジアに生きる子どもたち なぜ路上で暮らすの〜インドネシア・少女リアの40日」 (11月)
  • 「アルモーメンホテルの子どもたち〜がんと闘うイラクの家族〜」
  • 「憤民告状 〜中国・官を訴える農民〜」
  • 「メモリーブック 〜ジンバブエ・家族に遺す言葉〜」
  • 「アメリカ兵の東京大空襲」
  • 「世界最大の野戦病院・スーダン難民・医師たちの挑戦」
  • 「世界を変えた56日間の戦い」
  • 「祖国統一をめざして・金大中が語る大統領時代」
  • 「鎮魂の海〜津波被害の村 3カ月の記録」
  • 「大惨劇の三日間・ロシア学校占拠テロ」
  • 「ニクソン・テープ 外交の瞬間 米中国交回復/ホワイトハウスの外交戦略」
  • 「いま輝く韓国の女性たち」
  • 「揺れる中東の大国・シリア・アラブ民族主義の盟主・その行方を追う」
  • 「祖国を奪われた人々 〜中南米日系人・強制連行の記録〜」
  • 「大地の子になった日本人・中国残留孤児」
  • 「引き裂かれた家族 〜残留日本兵の記録〜」
  • 「アフガニスタン “民主化”選挙の1か月」
  • 「テロを乗り越えて NY・摩天楼の空中作業員たち」
  • 「アフリカ2005」
  • 「立花隆が探る サイボーグ医療の時代」第2回 脳をどこまで変えるのか (12月)

2006年[編集]

  • 「韓国・シルミド部隊の真実〜国家に葬られた若者たち」 (1月)
  • 「黄金のショーウィンドーをねらえ -中国・コマーシャル枠争奪戦-」 (1月)
  • 「チェチェン紛争 市民の証言」 (1月)
  • 「帰ってきたイスラム兵士たち フィリピン・停戦下の野菜プロジェクト」 (2月)
  • 「仲間たちが希望をくれた インド・働く子どもたちの組合」 (3月)
  • 「エイズはこうして拡大した 中国・農村からの報告」 (3月)
  • 「井戸からヒ素が バングラデシュ・3500万人の苦しみ」 (3月)
  • 「出兵を拒否した者たち 〜アメリカ軍兵士 3人のケース〜」 (4月)
  • 「最後のレッスン 〜キューブラー・ロス かく死せり〜」 (4月)
  • 「タイ テロ遺族の村 〜イスラムと仏教 憎しみを越えて〜」 (4月)
  • 「チェルノブイリ・20年目の歌声」 (4月)
  • 「総合商社支店長 誘拐事件 〜フィリピン・20年目の検証〜」 (4月)
  • 「国境地帯の避難民を救え シンシアと国際医師団」 (5月)
  • 「法と現実のはざまで 〜ある北京市人民代表の責務〜」 (5月)
  • 「黄砂発生地帯 砂漠化との闘い 〜中国・河西回廊の村〜」 (5月)
  • 「ダッカ・ハイジャック事件 〜交信テープが語る106時間の攻防〜」 (6月)
  • 「文化大革命 40年目の証言 〜10万枚の写真に秘められた真実〜」 (7月)
  • 「疾走するドバイ 〜アラブ 石油立国からの脱却〜」 (7月)
  • 「証言でつづる現代史 大韓航空機爆破事件 〜キム・ヒョンヒ拘束の舞台裏〜」 (7月)
  • 「ガザ 〜ハマスと人々の6か月〜」 (8月)
  • 「取り残された民衆 〜元関東軍兵士と開拓団家族の証言〜」 (8月15日)
  • 「満蒙開拓団 〜ある家族の軌跡〜」 (8月19日)
  • 「知らされなかった核汚染 〜被ばく60年 マーシャル諸島〜」 (8月)
  • 「移民たちのワールドカップ 〜オランダ・アムステルダム〜」 (8月)
  • 「翻弄された亡命イラク人の街 〜アメリカ・ディアボーン」
    • 前編 戦争が終わり、そして (9月9日)
    • 後編 祖国は遥かに (9月10日)
  • 「証言でつづる現代史 アフガン侵攻はこうして決定された」 (9月)
  • 「混迷する王国 〜ネパール・浸透する共産主義〜」 (10月)
  • 「汚職告発〜中国・インターネットをめぐる攻防〜」 (10月)
  • 「証言でつづる現代史 “ピョンヤン”を名乗れ 〜よど号事件・交信記録の全ぼう」 (10月)
  • 「祖国を見つめて 〜ロシア沿海州・高麗人少女のひと夏〜」 (11月)
  • 「僕とおばあちゃんのために 〜フィリピン・介護士をめざすこども〜」 (11月)
  • 「チャイナ・パワーに心ゆれて 〜ミャンマー・寺子屋に学ぶ〜」 (11月)
  • 「“不法移民”に揺れる町 〜移民の国・アメリカのジレンマ」 (11月)
  • 「何のために息子は戦ったの? 〜イラク戦争・米兵の母たちの訴え〜」 (11月)
  • 「ワシントンを奪還せよ 〜帰還兵たちの中間選挙」 (11月)
  • 「高校生を獲得せよ 〜米軍リクルート最前線〜」 (11月)
  • 「こうしてソ連邦は崩壊した」 (12月)
    • 前編 8月の“クーデター”
    • 後編 森の奥の静かな闘い

2007年[編集]

  • 「“サイバー・テロリスト”を追え」 (1月)
  • 「父と娘 拳にかける夢」 (2月)
  • 「沈黙を破って イスラエル 元兵士たちの証言」 (3月)
  • 「春節 上海巨大バスターミナル」 (3月)
  • 「青い鳥を探して 〜北京 結婚しない一人っ子たち〜」 (3月)
  • 「中国を支える煤鉱工 〜出稼ぎ炭鉱労働者〜」 (4月)

受賞作品[編集]

  • 第22回ATP賞 ドキュメンタリー部門 優秀賞
    • 「マンホールで大人になった 〜再訪・厳寒のモンゴル〜」
  • 第23回ATP賞テレビグランプリ2006 ドキュメンタリー部門 最優秀賞
    • 「ダッカ・ハイジャック事件 〜交信テープが語る106時間の攻防〜」
    • 満蒙開拓団 〜ある家族の軌跡〜」

脚注[編集]

  1. ^ BSドキュメンタリー”. NHK BSオンライン. 日本放送協会. 2009年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月11日閲覧。
  2. ^ その後、NHK制作、およびNHKと日本国内の制作会社の共同制作のドキュメンタリーの放送枠として(『BSドキュメンタリー』の放送内容に相当)、2011年4月に『ドキュメンタリーWAVE』が放送を開始した。
  3. ^ BSドキュメンタリー - NHK放送史

関連項目[編集]

外部リンク[編集]